交響戦隊シンフォビート

48tdp

シンフォビートの夏合宿その2(脚本)

交響戦隊シンフォビート

48tdp

今すぐ読む

交響戦隊シンフォビート
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇音楽スタジオ
  合宿も後半になったある日
籠原ことり(私も小学生の頃ピアノ習っていて、それなりにできるほうだったけど・・・まさかいきなりキーボードをやることになるとは・・・)
籠原ことり(鴨川先生と沖浜さん、いきなりすぎない?)
  一方こちらは
二木アゲハ(いやぁ、まさか本当にこうなるとは・・・きなみん先生たちにマジ感謝だよ)
二木アゲハ(あたしがドラムスかつシンフォビートでバンドとは・・・にひひっ♪)
  どうしてこうなったのかというと・・・

〇広いベランダ
「シンフォビートでバンドをやって合体技にしたい!?」
高徳寺ふみ奈「はい!ぜひお2人にも協力をお願いしたいのですがどうでしょうか?」
籠原ことり「い、いいけど・・・大丈夫なの?本当に・・・」
二木アゲハ「ピヨっち、ピアノそれなりにやれるしキーボード出来そうじゃない?あたしドラムやってみたいし」
籠原ことり「ちょっと、勝手に決めないでよ!」
籠原ことり(で、でもアゲハのいうことは合っているんだよね。ふみ奈さんの気持ちも尊重したいのよ。でも、でも・・・)
二木アゲハ「やろうよ、ピヨっち!あ、あたしドラムス担当で頼んでもいい?お嬢」
籠原ことり「・・・わ、分かった、やるわ・・・」
高徳寺ふみ奈「2人共、ありがとうございます!」
鴨川黄奈美「だ、大丈夫かしら、籠原さん・・・なんか半ば強引になっているけど・・・」
沖浜日南「あーしたちがリードしていけばきっと大丈夫ですよ。こんなところでくよくよしてる場合じゃないですよ!」
鴨川黄奈美「・・・沖浜さんの言う通りだわ。そうしましょう!」

〇音楽スタジオ
  そして今この時に至る
籠原ことり(はぁ~、しょうがないな・・・こればかりはやるしかないよね・・・鴨川先生と沖浜さんに委ねよう)
二木アゲハ「な~に不安になってんの!あたしやきなみん先生達がいるんだから大丈夫だよ!そんな顔するなんてらしくないよ!」
籠原ことり「──ありがとう」
  そして、練習が始まった。不安げだったことりも始まるとその不安はきれいさっぱりなくなった。
  そしてこのいい調子のままで行けるかと思いきや、何か日南は引っかかっていた。
沖浜日南「ん-、このままでもいいですけど・・・なんか、物足りないんだよな~。もっとこうインパクトがあるといいんだけど・・・」
鴨川黄奈美「あら、そうかしら?高徳寺さんはどう?」
高徳寺ふみ奈「正直私も日南さんに賛同です。なんか物足りなさを感じますね・・・」
  この言葉にことりが反応した
籠原ことり「もしかして2人が欲しいの、これじゃない?」
「──これだ!!」
籠原ことり「やっぱり!」
籠原ことり「では、みんなの変身ブレスレットに・・・転送!」
籠原ことり「よし!これでいいでしょ、2人共!」
「ありがとうございます。 ありがとうございます!」
二木アゲハ「えっ!?ま、まさか変身して演奏しようってこと!?」
沖浜日南「そういうことです!なんかインパクトあっていいじゃないですか?合体技っていうからにはと思いまして」
鴨川黄奈美「いいわね、それ!というか5人揃っての変身今までなかったじゃない?いい機会だし、やりましょう!」
二木アゲハ「言われてみれば確かに?」
二木アゲハ「みんながそういうなら・・・」
籠原ことり「やろう!5人揃って変身して思い切り演奏しよう!」
籠原ことり(この5人でシンフォビートに同時変身できるのはこれが最初で最後かもしれない・・・悔いを残したくはないわ!)
  ことりの心に火がついた。
籠原ことり「みんな・・・」
籠原ことり「行くよ!」
「はい!!」
鴨川黄奈美「OK!」
二木アゲハ「ラジャ!」
籠原ことり「5人揃っての・・・」
「交響転身!!!!!」
「ビートアップ!!!!!」

〇キラキラ

〇音楽スタジオ
ビートスカーレット「情熱の炎の響き、ビートスカーレット!」
ビートコバルト「たゆかう水の響き、ビートコバルト!」
ビートフルーティア「成熟せし果実の響き、ビートフルーティア!」
ビートハーブ「安らぎが香りし響き、ビートハーブ!」
ビートウィンディ「闇が吹き飛ぶ旋風の響き、ビートウィンディ!」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:聖夜のビート

ページTOPへ