6話 黒音 【編集中】(脚本)
〇研究所の中
七星茜(ななほしあかね)「...なにここ?隠しフロアの2階は研究所?」
黒羽 白音(くろはね しおん)「ちょっと、どんな資料があるか確認してみよ?」
黒羽 白音(くろはね しおん)「まずこれは...?」
資料「鏡世グラントヴェルについて」
鏡世グラントヴェル、それはフェルガス群の本来の世である。
とある何者かの創造によってグラントヴェルは崩壊した。
七星茜(ななほしあかね)「てことは、こ、ここは⋯本当のフェルガス群...?!」
黒羽 白音(くろはね しおん)「何者かの創造によって壊されたていうのは少しよくわかんないけど...」
グラントヴェルは偽名であり、真の名前は「前港市」である。町並みはフェルガス群とは変わらない。
黒羽 白音(くろはね しおん)「こ、ここで終わってる...」
七星茜(ななほしあかね)(なんか、私達が生まれた地である、 「風花群」と同じ感じの名前みたい)
黒羽 白音(くろはね しおん)「本当は「群」じゃなくて市だったのか...」
黒羽 白音(くろはね しおん)「ちょっと、よくわかんないな...」
七星茜(ななほしあかね)「あ、あれ...」
資料「鏡世グランドヴェルに存在する
自身のドッペルゲンガーについて」
七星茜(ななほしあかね)(もしかして...!)
〇川沿いの公園
〇タワーマンション
〇マンションの入り口
〇研究所の中
七星茜(ななほしあかね)(あ、あれの事かな...)
七星茜(ななほしあかね)(で、でも...見た目とか怪物だったし... 中身だけが影になったのかな?)
黒羽 白音(くろはね しおん)「...とりあえず読もうか」
鏡世グランドヴェルに存在する影
影は自分の隠してた姿をうつしとった存在。
なぜ存在しているのかは不明。
※影にもしも遭遇した場合、精神破壊発言をするための可能性が高いため、遭遇した場合、直ちに逃げたほうが良。
七星茜(ななほしあかね)「...そういえば、私この展望台に来る前に 仲間の皆の影と普通の仲間の皆に遭遇したんだよね」
黒羽 白音(くろはね しおん)「え?まじ?!皆大丈夫だった??!」
七星茜(ななほしあかね)「まあ別に大丈夫だったはず...」
七星茜(ななほしあかね)「でも...今思えば、まだ私の影には遭遇したことはないんだよね」
黒羽 白音(くろはね しおん)「う、うちもないはず──」
七星茜(ななほしあかね)「え、?!何事!?」
黒羽 白音(くろはね しおん)「...??!」
〇研究所の中
黒羽 白音(くろはね しおん)「え...?!黒音...!?」
七星茜(ななほしあかね)「黒音って確か...白音の二重人格の姿...!」
白羽黒音「...」
白羽黒音「...」
白羽黒音「──咒ノメメント・モルティス」
黒羽 白音(くろはね しおん)「まって...!この魔法...!」
黒羽 白音(くろはね しおん)「茜、逃げるよ!!!!!!!!」
七星茜(ななほしあかね)「う、うん...!」
白羽黒音「う、うふふふ」
白羽黒音「私のこと散々バカにして過ごしてきて 何が楽しいのかしら?白音?」
白羽黒音「暗い自分は嫌だとか言い、表は皆のマスコット的な面白さを目立つところ...大変バカバカしいわ!」
白羽黒音「かかってきなさい...!白音!」


