魔法少女の箱庭の中

1.5話 黒音 (脚本)

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〇施設の展望台
  朝
七星茜(ななほしあかね)「んー...」
七星茜(ななほしあかね)「おはよう、白音ちゃん」
黒羽白音(くろはねしおん)「おはよおはよ。 現在7時ですよ〜」
七星茜(ななほしあかね)「把握把握! 時間確認してくれてありがとね!」
黒羽白音(くろはねしおん)「いや〜それほどでも...」
黒羽白音(くろはねしおん)「そうだ、朝ごはんはこれにしようよ!」
七星茜(ななほしあかね)「ん?」
七星茜(ななほしあかね)「あ、それ有名なパン屋さんのやつ! 美味しいよね!」
黒羽白音(くろはねしおん)「朝飯に適してるから冒険日前に買っておいた」
七星茜(ななほしあかね)「よぉし、じゃあ半分こして食べようか!」
黒羽白音(くろはねしおん)「そだね」

〇施設の展望台
  30分後
七星茜(ななほしあかね)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
七星茜(ななほしあかね)「...」
七星茜(ななほしあかね)(無...すぎる...)
七星茜(ななほしあかね)(何かしてないと気が狂うて...)
黒羽白音(くろはねしおん)「茜」
七星茜(ななほしあかね)「は、はひ?!」
七星茜(ななほしあかね)(急に喋るもんだから、びっくりしたぁ...)
七星茜(ななほしあかね)「...で、どうしたの?白音ちゃん?」
黒羽白音(くろはねしおん)「後ろの壁を見て」
七星茜(ななほしあかね)「後ろの壁...?」
七星茜(ななほしあかね)「ん、?なにこれスイッチ...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「ちょっとそのスイッチ押してみて...絶対なにかあるはずだから...」
七星茜(ななほしあかね)「えぇえっぇぇ?如何にも危なさそうなスイッチじゃん...止めたほうが良いって!!」
黒羽白音(くろはねしおん)「んもう、茜は心配性だなぁ...」
黒羽白音(くろはねしおん)「そこまで言うんだったら、よいしょっと...」
七星茜(ななほしあかね)「あぁ?!白音ちゃんなに押してん ──」
七星茜(ななほしあかね)「え...」

〇地下に続く階段

〇施設の展望台
七星茜(ななほしあかね)「...階段...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「ほらやっぱり。何かあるはずだった」
黒羽白音(くろはねしおん)「茜がもたれかかってる壁、如何にも怪しそうな感じだったわ」
七星茜(ななほしあかね)「で、でも...、いきなり怪しいボタン押されたらびっくりしちゃうよ...」
黒羽白音(くろはねしおん)「えへへ、ごめごめw」
七星茜(ななほしあかね)「...笑う話ではないけれどさ...」
七星茜(ななほしあかね)「てかさ...」
七星茜(ななほしあかね)「この階段、降りても大丈夫なの?なんかあまり近づいてはいけないようなオーラ感じる」
黒羽白音(くろはねしおん)「...、そこは行ってからの話だよ。茜」
黒羽白音(くろはねしおん)「でももしなにかやばかったらすぐ戻る。 なにか良い方法がありそうだったら進む」
黒羽白音(くろはねしおん)「その方法しかないと思うよ」
七星茜(ななほしあかね)「確かに...そうだよね」
七星茜(ななほしあかね)「私、先階段降りるね」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)(私どんだけ馬鹿なんだか。)

〇地下に続く階段
七星茜(ななほしあかね)「...くっら」
黒羽白音(くろはねしおん)「茜その調子じゃ迷いそうだね。」
七星茜(ななほしあかね)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「もっと頑張らなきゃ、幸せ迎えられないかもしれないよ?」
七星茜(ななほしあかね)「...確かに」
七星茜(ななほしあかね)「...ここは団長として、頑張りながら 一回目の冒険を終わらせるよ」
黒羽白音(くろはねしおん)「うん、その意気込みが一番良い」
七星茜(ななほしあかね)「えへへ、ちょっとかっこよく言ってみただけなんだけど...」
七星茜(ななほしあかね)「...なんか音したよね。」
黒羽白音(くろはねしおん)「なんかモニターが起動した音みたいにね...」
  センサーを検知しました。
  3階陰通路入口を開通します。
七星茜(ななほしあかね)「あ...横の壁が...」

〇秘密基地の中枢
七星茜(ななほしあかね)「き、機械だらけの3階... ここ...もしかして...隠し通路だったりする?」
黒羽白音(くろはねしおん)「かもねー...」
黒羽白音(くろはねしおん)「でも何のために作られたフロアなのか謎だよね...」
七星茜(ななほしあかね)「え...なぜ?」
黒羽白音(くろはねしおん)「この陰ていうフロア...明らかに人が使った跡とか無いきがすんだよ」
黒羽白音(くろはねしおん)「もう...気持ち悪いぐらい、永遠に使われなかった場所だと思うんだよね...」
七星茜(ななほしあかね)「ゆ、幽霊フロア的な?」
黒羽白音(くろはねしおん)「多分それだと思う...」
七星茜(ななほしあかね)「...なんだか嫌な気配感じる...」
黒羽白音(くろはねしおん)「すぐ...陰2階行こうか...」
七星茜(ななほしあかね)「そうだね...」

〇地下に続く階段
七星茜(ななほしあかね)「...今何時だっけ」
黒羽白音(くろはねしおん)「私の体内時計狂ってるし、まずそもそも この陰ていうフロアに時計なんてなさそう」
七星茜(ななほしあかね)「そ、そっか....確認したかったけどな...」
  センサーを検知しました。
  2階陰通路入口を開通します。

〇コンピュータールーム
七星茜(ななほしあかね)「コンピュータールーム...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「せっっっま!??!?ちょっと コンピュータールームじゃ言えないぐらいの狭さ!!」
七星茜(ななほしあかね)「そ、そこ...!?」
七星茜(ななほしあかね)「...てか、中央の三台のパソコン... 一つだけ電源がついてる...」
黒羽白音(くろはねしおん)「どういう情報なのか一緒に見よう」
七星茜(ななほしあかね)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「病み研究者の日記じゃん...」
七星茜(ななほしあかね)「げ、ゲームの話で苦労してる人の日記なのかな?」
黒羽白音(くろはねしおん)「なんか重要そうなこの場所で闇なゲーム日記だったら、ちょっと変だなっと思うんだけど」
七星茜(ななほしあかね)「...確かに...」
黒羽白音(くろはねしおん)「とりあえず、もう一つ日記の続きあるか確認して」
七星茜(ななほしあかね)「わかった...」
七星茜(ななほしあかね)「...」
七星茜(ななほしあかね)「続きが...ない...。 このページしかない。」
黒羽白音(くろはねしおん)「てことは...これしか情報は分からない...」
七星茜(ななほしあかね)「うーん、まずそもそもこの情報がなんの情報なのか知りたい...」
黒羽白音(くろはねしおん)「んー...」
黒羽白音(くろはねしおん)「やっぱり、なんかゲームの日記しかわからないよ...」
黒羽白音(くろはねしおん)「「バッドエンド」その言葉がゲームぽいしさ」
黒羽白音(くろはねしおん)「このもう一人の自分...ていうのもよくわかんないしさ...」
七星茜(ななほしあかね)「...VR系のゲームだったりするとか...」
黒羽白音(くろはねしおん)「ん〜」
黒羽白音(くろはねしおん)「よく分かんない情報ですねぇ...」
七星茜(ななほしあかね)「...なんか色々頭がごちゃごちゃ....」
黒羽白音(くろはねしおん)「...1階へ降りる?」
七星茜(ななほしあかね)「...1階に降りるしか無いよ... ここの情報を詳しく得るためには...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...そうだね」
黒羽白音(くろはねしおん)「とりあえず1階へ降りるよ」
七星茜(ななほしあかね)「ん」

〇地下に続く階段
七星茜(ななほしあかね)「なんか...嫌な気配感じない...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「...、色が見える」
七星茜(ななほしあかね)「え...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「...これは...」
黒羽白音(くろはねしおん)「茜、1階へ早く行くよ」
七星茜(ななほしあかね)「え...あぁ...わかった」
  センサーを検知しました。
  1階陰通路入口を開通します。
七星茜(ななほしあかね)(...)
七星茜(ななほしあかね)(白音...あんなに真面目だったけ...)
七星茜(ななほしあかね)「いや...」
七星茜(ななほしあかね)(今は、敵とか近くに居るかもしれない状況だしそりゃ真面目になるのもないわけないか)
七星茜(ななほしあかね)「待たせてるだろうし...そろそろ下の階へ行くか」

〇魔物の巣窟
七星茜(ななほしあかね)「え...」
七星茜(ななほしあかね)「てててててててててててて....敵いいいいい!?」
黒羽白音(くろはねしおん)「あのスライムは早く倒さないと自分の身体を複製し段々と卵を産み付け」
黒羽白音(くろはねしおん)「産んだこども達集団で人間を食い尽くす化物だよ!」
七星茜(ななほしあかね)「え...じゃあ早く倒さないと...!」
黒羽白音(くろはねしおん)「とりあえず茜は素早くスライムの 後ろへ行って全体の背中を切って!」
七星茜(ななほしあかね)「え...でも...」
黒羽白音(くろはねしおん)「早く──!」
七星茜(ななほしあかね)「...!」
七星茜(ななほしあかね)「...うん!」

〇魔物の巣窟
七星茜(ななほしあかね)(...にしても私は現在武器など持ってないし...魔法も使えない...)
七星茜(ななほしあかね)(現在使えるのは...)
七星茜(ななほしあかね)(そうだ、自分の足で蹴れば...!)
黒羽白音(くろはねしおん)「茜、もっと強く背中を攻撃して!」
七星茜(ななほしあかね)「わ、分かった!」
七星茜(ななほしあかね)「...」
七星茜(ななほしあかね)「── おりゃああああああああっ!!」

〇魔物の巣窟
  ──数分後
七星茜(ななほしあかね)「た、倒せた...!」
黒羽白音(くろはねしおん)「...まだ回復するかもしれないから、最後、腹部に攻撃をしよう」
七星茜(ななほしあかね)「...そうだね」
黒羽白音(くろはねしおん)「茜...腹部を蹴って。」
七星茜(ななほしあかね)「── えぇえええええええい!」
七星茜(ななほしあかね)「...、なにこの石?」
黒羽白音(くろはねしおん)「あのスライムが落とした石みたいだね...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...でも迂闊に触るのは辞めたほうが いいと──」
七星茜(ななほしあかね)「えっ...こ、今度は何...?! 何が起きるの...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「なんだか、嫌な感じがする...」
黒羽白音(くろはねしおん)「茜、後ろへ下がってて!」
七星茜(ななほしあかね)「え...あ、うん.......」

〇魔物の巣窟

〇魔物の巣窟
「ふ、フフフ...フフフフフ...!」
七星茜(ななほしあかね)(わ、笑い声...?)
「シオン...やっと見つけたわ!」
黒羽白音(くろはねしおん)「へ...?」
「やっと、存在が2つになれたわ...!」
黒羽白音(くろはねしおん)「え、えっと...、もしかして...」
黒羽黒音「どうも。私の名前は黒羽黒音。 白音のもう一つの人格よ」
七星茜(ななほしあかね)「ど、どうゆうこと...? 何が起きてるの...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「く...ろ...ね」
黒羽黒音「この姿を手に入れて、とても感謝だわ」
黒羽黒音「と、なれば...」
黒羽黒音「せっかく「黒羽」という存在は2つに なれたから...」
黒羽黒音「──まずは邪魔なあいつを始末しなきゃいけないわね」
七星茜(ななほしあかね)「邪魔なあいつって...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
七星茜(ななほしあかね)「し、白音!早く「陰」フロアから 脱出しよう!」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
七星茜(ななほしあかね)「は、早く!」
黒羽白音(くろはねしおん)「...あ、」
七星茜(ななほしあかね)「すぐに陰から脱出して、「エンドレギオン」から脱出するよ!」
黒羽白音(くろはねしおん)「わ、分かった...」
黒羽黒音「...逃げたわ」
黒羽黒音「まあでも...、逃げられないように してあげるわ♡」
黒羽黒音「── 七墜天解放、アビス・セラフ・インヴォーク!」
黒羽黒音「必ず始末してきてね、堕天使達」

〇地下に続く階段

〇コンピュータールーム
七星茜(ななほしあかね)「...にしても、なぜ黒音があそこに...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...多分、スライムが落としたあの石...」
黒羽白音(くろはねしおん)「「常闇誘石」だと思われる...」
七星茜(ななほしあかね)「常闇誘石....?」
黒羽白音(くろはねしおん)「簡単に言ったら、常闇誘石てゆーのは...」
黒羽白音(くろはねしおん)「多重人格があるものが、常闇誘石に視界をうつすと、影を呼び出す魔法の石。」
黒羽白音(くろはねしおん)「その呼び出す影は敵を襲いだすことが ほとんどらしい...」
黒羽白音(くろはねしおん)「今の...現状みたいにね...」
七星茜(ななほしあかね)「...」
黒羽白音(くろはねしおん)「...あ、堕天使...」
七星茜(ななほしあかね)「こいつは...敵側...?」
黒羽白音(くろはねしおん)「そうだね...、攻撃力と素早さが凄いから 早く倒そう!」
七星茜(ななほしあかね)「う、うん!」

〇コンピュータールーム
七星茜(ななほしあかね)「た、倒した...」
黒羽白音(くろはねしおん)「ちょっと...疲れたかも...」
七星茜(ななほしあかね)「そうだね...、2階行って...」
黒羽白音(くろはねしおん)「う、上の階に行かないでっ...!」
七星茜(ななほしあかね)「えっ....なんで...、休むんじゃなかったの?」
黒羽白音(くろはねしおん)「あ...いや...、そうだったね...」
黒羽白音(くろはねしおん)「二階に行こう...、そこで休もう」
七星茜(ななほしあかね)「わ、わかった...」

〇地下に続く階段
七星茜(ななほしあかね)(なんで...白音は...上の階に行きたがらないのだろうか...)
七星茜(ななほしあかね)(本当のことを...教えてほしいな)

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