飯を食う。ただそれだけのストーリー

会庫

スナックの絶品欧風カレー(脚本)

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〇一人部屋(車いす無し)
龍之介「あっ」

〇ライブハウスのステージ

〇一人部屋(車いす無し)
龍之介(和彰さんの作曲した曲だ!)

〇音楽スタジオ
  作曲家の知り合いがいる

〇一人部屋(車いす無し)
龍之介「わっ、LAIN」
  めし食いにいかない?
龍之介「噂をすれば・・・」
龍之介「カレー食べたいです。 ・・・っと」

〇高級一戸建て
和彰「カレー食いいこ!」

〇飲み屋街

〇ジャズバー

〇地下室への扉
和彰「よっ」
ママ「よっ!じゃないよ和彰くん〜 全然顔出してくれないじゃん」

〇ジャズバー
ママ「はい、 ほうれん草の胡麻和えと煮卵!」
龍之介「胡麻和え、甘くて美味しい」
ママ「揚げたて海老しんじょどうぞ〜」
ママ「あ、角煮いる?」
和彰「そんな食えねえって・・・ カレーちょうだい」
龍之介「いただきまーす!」
龍之介「普通のカレーと全然違う!」
龍之介「牛肉がゴロゴロだ ルーが濃くて甘くて最後に辛い」
和彰「ママのカレーはホテルの味に 引けを取らない」
和彰「丁寧に仕上げているから この味がでる」
和彰「ママの実家は銀座の老舗の 洋食店でね」
和彰「うちの爺さんが大ファンで 俺もガキの頃からよく通っててさ」
和彰「このカレーはあの店の味を 継承してる」

〇地下室への扉
和彰「ご馳走様! おやすみ〜!」
ママ「・・・」
ママ(実家を継げなかった私を)

〇ジャズバー
ママ(いまだに懇意にしてくれるの ありがたいなぁ・・・)

〇地下室への扉
Kira「ママー! カレー食わして!」
ママ「やだ!さっきまで和彰君いたのに!」

〇ジャズバー
島崎「あっ!うまいなこの酒!」
ママ「今日ご機嫌で高いボトル 入れて貰っちゃった〜!」
ママ「2人が来たら出してやってって 言われてるから遠慮せず飲んで!」
Kira「和彰さんと会いたかったな〜」
Kira「誰と来てたの?」
ママ「お客様のプライベートを軽々しく 話さないのがこの業界のルール!」
ママ「・・・」
ママ(関係性が気になっても)
ママ(軽々しく聞かないのも この業界のルール・・・)

次のエピソード:旨みじゅわ!な焼き蟹

コメント

  • おぉ、龍之介くんの登場ですね🙌 開発前か後か訊ねては野暮になりそうなのでひとりニヤニヤしておきます😏
    自家製の真薯や飛竜頭を出すお店は絶対に大当たり、という個人的な経験則を持つ私としては、今回は序盤でヨダレものでした🤤
    ストーリーにそっと人間臭さを挿し込むところがやはりステキすぎます✨ スナックのカレーというタイトルで、上だけマスクの彼の御方を想像してしまい申し訳なく思い反省中です🙇‍♀←

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