光星戦隊クロスクインテット

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まさかの急接近!?空と蒼奈(脚本)

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〇研究施設のオフィス
鷲宮空「ふひひっ、あたしもマイPC用意しといてよかった」
  マイPCに戦隊ヒロインプログラムを入力している空。
  クロスクインテットの一員になれたことに喜びを得た彼女はそれと同時に先輩たちの支えになりたいという思いも芽生えた。
鷲宮空「この2つをマシンに入れて・・・」
鷲宮空「インプット!」
鷲宮空「これでよし、と」
  空は席を外すと周囲を見回し、誰もいないことを確認した。
  ホッと一息をついたその時
魚沼蒼奈「そ〜らちゃんっ!!」
鷲宮空「ひゃあああ!?」
鷲宮空「って、いきなり何するんですか、蒼奈さん!」
魚沼蒼奈「あはは、ごめんごめん。というかマイPCを用意してプログラムの確認とかしてるなんて、真面目ね〜」
鷲宮空「こ、これくらい当然ですもん!」
  少し意地っ張りな一面を見せた空であった。
魚沼蒼奈「ねぇ、空ちゃん。スケジュール、空いてる日ある?」
  スマホでスケジュール確認をする空。
鷲宮空「この日ですね、早いところだと」
鷲宮空「もしや、親睦を深めるために何かしようとしてます~?」
魚沼蒼奈「あら、ばれちゃった?そういうことで、えっと・・・こそこそこそ・・・」
鷲宮空「!ぜひお願いします」
魚沼蒼奈「あと、このことは尊さんや茜たちには言わないでね」
鷲宮空「了解です!」
  こうして蒼奈と空の2人だけのぶらりが決まった。

〇SHIBUYA109
  そして数日後・・・
魚沼蒼奈「ん~、まだかな~?あ、来た来た」
鷲宮空「すいません、遅くなりました~。持ち物確認等していたらこんな時間になっちゃって・・・」
魚沼蒼奈「大丈夫よ。さ、行きましょう」
鷲宮空「どちらへ?」
魚沼蒼奈「こっちよ!」

〇VR施設のロビー
鷲宮空「ここは?」
魚沼蒼奈「最近PCの作業ばかりだったじゃない?体を思い切り動かせる場所あるかな?と思ったらここがあったの」
鷲宮空「ここ、確かVRでスポーツ体験できる施設ですよね?いい機会ですし、やりますか!」
魚沼蒼奈「ええ!」
  こうして2人はVRでのスポーツ体験施設で思い切り体を動かし、汗をかいた。

〇VR施設のロビー
  2時間後・・・
鷲宮空「は~、いい汗かきましたね~」
魚沼蒼奈「そうね。シャワールームあるし、そこ利用しましょう」

〇古民家カフェ
鷲宮空「今日はありがとうございました、蒼奈さん」
魚沼蒼奈「こちらこそ。楽しんでもらえていたようで良かったわ」
  空は、なぜ蒼奈が自分を選んだのかを聞いた。
鷲宮空「今更かもしれませんけど・・・なぜ私をぶらりのお供にしたのですか?茜さんや尊先輩とかもいたと思いますが・・・」
魚沼蒼奈「理由は色々あるけど・・・やはり1番はあなたの私たちを支えたいという思いを感じたからよ」
鷲宮空(あの時の思い、受け取ってくれたんだ!)
魚沼蒼奈「戦隊ヒロインになることを受けてくれたこと、そして私たちを支えようという思いがあったこと・・・」
魚沼蒼奈「・・・もう挙げていたらきりがないわ!」
鷲宮空「あちゃ~、これは失礼しました・・・」
鷲宮空「でも、私の思いが伝わっていて本当によかったです。実は弟が読んでいた本がきっかけで戦隊ヒロインに興味を持って・・・」
鷲宮空「そして、尊先輩についていきたいという思いを貫いた先がこれだったのかもしれませんね」
魚沼蒼奈「そうだったのね」
魚沼蒼奈(うふふ、尊さんも良い後輩を持ったものね。感謝するわ)

〇可愛い部屋
  その夜の空の自宅にて
鷲宮空(今日は楽しかったな・・・蒼奈さんが私のことを気に入ってくれたみたいだし)
鷲宮空「・・・にゃんとも可愛いな。なんちゃって」
  帰り道の雑貨屋で買った黒猫のストラップをバッグに付けた。

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