光星戦隊クロスクインテット

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クロスアクイラ誕生/戦隊誕生(脚本)

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〇研究施設の玄関前
  戦隊ヒロインメンバー達との顔合わせを行うため、研究施設のオフィスルームへと向かう尊とその後輩の空。
加嶋尊「えっと、拠点にしてる部屋は・・・あ、ここだわ。行くわよ、鷲宮さん」
鷲宮空「はい!」

〇開発施設の廊下
鷲宮空(ここが先輩が言っていた戦隊の拠点・・・中に先輩の仲間がいることを想定して失礼のないようにしなきゃ!)

〇研究施設のオフィス
加嶋尊「あら、まだだれも来てないわね。あたしのデスクは・・・ここだね。よいしょっと」
  自分のデスクにPCや荷物を置いた尊。一方空は・・・
鷲宮空(す、すごい。先輩の願いに乗っかって正解だったかも・・・)
  空の目線の先には戦隊のコスチュームが4着並んでおり、それぞれのエレメントが描かれていた。
鷲宮空(この中に私の戦隊ヒロインコスチュームも入るってこと?なんだろうこのドキドキは・・・)
加嶋尊「ちょっ、鷲宮さん。興味津々なのはありがたいけどいつまで見ているの?」
鷲宮空「はっ!すみません、先輩。私としたことがつい見入ってしまいました」
加嶋尊「どう?このコスチューム。私が白いやつをデザインして、残り3着は他のメンバーがそれぞれデザインしたのよ」
鷲宮空「そうなんですね~」
加嶋尊「あ、ちょっと失礼するわね。鷲宮さんの戦隊コスチュームを用意するから」
加嶋尊「転送っと」
加嶋尊「よし、出来た!鷲宮さん、ちょっと来て!」
鷲宮空「およ?もしかして私の戦隊ヒロインコスチュームですか~?」
  尊は空の戦隊ヒロインとしての姿を入力したプログラムを見せた。それを見た空は・・・
鷲宮空(こ、これが私の戦隊ヒロインとしての姿!?コスチュームがばらけても戦隊はやれるというのを証明してる!)
鷲宮空(私が求めていたもの、見っけ!5人目の戦隊ヒロインはあたしがなる!)
加嶋尊「どう?気に入ってくれた?」
鷲宮空「はい!」
  そこへ──
天沢茜「ごめん、遅くなっちゃった!」
魚沼蒼奈「お待たせいたしました」
桐生アンジェ「あれ?尊さん、その子ってもしかして新メンバーという感じですか?」
加嶋尊「そうよ、私の後輩の──」
鷲宮空「わ、鷲宮空(わしみやそら)、ノーブリティ高校1年、15歳です。よ、よろしくお願いします!」
加嶋尊「鷲宮さん、こちらが私立流星学院高校の2年生3名よ」
魚沼蒼奈「!!可愛い~!私、魚沼蒼奈。よろしく~!ん~、空ちゃんふわふわのもこもこでいい抱き心地~!」
桐生アンジェ「こんな可愛い子が尊さんの後輩だったとは!この桐生アンジェの撮影への欲望を強くしてくれますな~!!」
鷲宮空(ふぇぇぇぇっ!?な、何なのいきなり!?って、桐生アンジェさんって流星との交流会の時、カメラマンをしてた方でしょ!?)
鷲宮空(というか、尊先輩と戦隊結成していたのは流星学院高校の生徒だったんだ!しかも同級生!!やば!)
天沢茜「ふ、2人共落ち着いて!鷲宮さん、困ってるから!ごめんね鷲宮さん、大丈夫?」
鷲宮空「あ、ありがとうございます。えっと・・・」
天沢茜「あ、あたし天沢茜。よろしくね」
鷲宮空「こちらこそ」
加嶋尊「大人気ね、鷲宮さん」
鷲宮空「ど、どうも・・・」
鷲宮空(な、なんて優しい方・・・天沢茜先輩、めちゃめちゃ良い人じゃん!女神だわ!)
天沢茜「鷲宮さんも戦隊ヒロインに憧れていたの?」
鷲宮空「そうですね。私もはじめのうちはどんな感じだろう?と思っていましたけど・・・」
鷲宮空「皆さんの戦隊ヒロインのコスチュームを見た瞬間、戦隊ヒロインになるという決心がつきました!」
「おお〜!」
加嶋尊「──その決心・・・受け取ったわ!」
鷲宮空「尊先輩、変身アイテムをお願いします!変身した姿を披露したいんです!」
加嶋尊「了解!受け取って!」
鷲宮空「尊先輩、一緒に変身しましょう!」
加嶋尊「了解!やりましょう!」
  尊と空は変身準備をしてポーズを取った。
加嶋尊「鷲宮さん、行くわよ!」
鷲宮空「はい!」
「スタークロス、リンクカラーズ!!」

〇魔法陣2
「インナー!!」
「エレメントアップ!!」
「コスチューム、オン!」

〇研究施設のオフィス
クロスリゲル「真白き雪の星、クロスリゲル!」
クロスアクイラ「天空に舞う大鷲、クロスアクイラ!」
「ただいま参上!!」
「おお~!!!」
天沢茜「鷲宮さんがクロスアクイラになった!」
魚沼蒼奈「2人共すごいわね!」
クロスリゲル「うふふっ、ありがとうね」
クロスアクイラ(私も戦隊ヒロインになれた!)
桐生アンジェ「けど、鷲宮さんは初変身で変身方法とかの説明を受けていなかったですよね。なぜ変身できたのでしょう?」
クロスアクイラ「昨夜、先輩と戦隊ヒロインとして活躍するという夢を見ていたんです。名前は尊先輩と一緒にここに来るまでに考えてました!」
桐生アンジェ「す、すごいなぁ・・・」
桐生アンジェ「・・・私だって!」
天沢茜「ちょっ、アンジェ!?」
魚沼蒼奈「私たちを忘れないでよ!」
桐生アンジェ「分かってますよ。2人の変身を見ていたら私も変身したくなっちゃって・・・行きますよ!茜、蒼奈!」
天沢茜「うん!」
魚沼蒼奈「OK!」
桐生アンジェ「お二人が変身したなら・・・」
天沢茜「私たちも!」
魚沼蒼奈「変身、見せてあげる!」
「スタークロス、リンクカラーズ!!!」

〇星座
「インナー!!!」
「エレメントアップ!!!」
「コスチューム、オン!!!」

〇研究施設のオフィス
クロスアンタレス「炎の一番星、クロスアンタレス!」
クロスパイシーズ「水の星座戦士、クロスパイシーズ!」
クロスサジタリオ「雷のアーチャー、クロスサジタリオ!」
「星を紡いでただいま参上!!!」
クロスアンタレス「ん~、やっぱりこれだよね~!」
クロスアンタレス「そうだ!5人そろったし、戦隊名とフレーズとか共有したかったのみんないい?」
  茜は蒼奈たちを呼び、戦隊名等を共有した。
クロスアンタレス「みんな大丈夫?今やりたいけど・・・いける?」
クロスパイシーズ「ええ、問題ないわ」
クロスアクイラ「私もいけますよ!」
クロスリゲル「私もよ!」
クロスサジタリオ「私もいけますけど、やりたいことが・・・失礼します、ごそごそごそ・・・あった!」
  アンジェはカメラをスタンバイして、茜にOKを出した。
クロスアンタレス「ありがと、アンジェ。よし、行くよ!」
  5人は頷き、構えた。

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