エピソード29(脚本)
〇キャンプ地
ホライゾンのアジト
ドーンッ!
ホライゾン兵「何事だ!?」
ホライゾン兵「爆発? おい、あっちだ」
ローレン「よし、今だ」
ニーナ「うん」
キャンプの中に入って行く2人。
〇野営地
ローレン「3、2、1」
〇テントの仮眠エリア
ローレン「外れか」
ニーナ「これ一個一個探していくの? きりないよ」
ローレン「テントの大きさと場所で当たりは付いてる。 行くぞ」
ニーナ「あ、待って」
ローレン「よせニーナ。時間はないぞ」
ニーナ「すぐすぐ」
奥へと進んでいくニーナ。
「あの爆破、いったい誰の仕業だ」
ローレン「!」
ニーナ「へへ。2本もーら──」
ローレン「静かに」
ニーナの口を塞ぐ。
ニーナ「?」
「ん? 何だ?」
〇野営地
ホライゾン兵「今、子どもの声が聞こえなかったか?」
ホライゾン兵「子ども? まさか」
ホライゾン兵「確かに聞こえた」
ホライゾン兵「お前見てこい。 俺は爆発の状況をクランツさんに報告してくる」
ホライゾン兵「ああ、分かった」
〇テントの仮眠エリア
ホライゾン兵「・・・・・・」
ホライゾン兵「なっ。いつの間に部屋の中に」
ローレン「クランツの所に案内してくれ」
〇野営地
〇野営地
ローレン「もう一回派手に頼む」
了解
〇野営地
ドーンッ!
ホライゾン兵「またか」
ホライゾン兵「あっちだ」
ローレン「行くぞ」
ニーナ「うん」
〇テントの仮眠エリア
ローレン「よお」
クランツ「誰だお前たちは!」
兵士がローレンとニーナに銃を向ける。
ローレン「まあまあ、落ち着いて話をしようぜ」
ローレン「君がクランツか?」
近寄るローレンに兵士が銃を向ける。
ローレン「おいおい。こいつ下げてくれよ。 俺は喧嘩をしに来たんじゃないんだ」
クランツ「ふざけるな! どうやってここまで」
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