HIMAHAN-Z(ヒマハンズ)

君乃世界

エピソード30(脚本)

HIMAHAN-Z(ヒマハンズ)

君乃世界

今すぐ読む

HIMAHAN-Z(ヒマハンズ)
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇総合病院

〇近未来の病室
  生命維持装置を着けている久怜愛に話しかける継人。
広川継人「ゴウモアを占拠したら、すぐに姉さんが捕らえられているガスピアまで行くんだ」
広川継人「・・・僕、少しずつ姉さんに近づいてるよ」

〇広い公園
康太「少しくらい頭いいからって生意気なんだよ!」
  少年たちが継人を取り囲む。
広川継人「康太君達には何も危害を加えてないだろ!」
広川継人「なんでいつも僕の邪魔ばっかりするんだよ」
  地面に転がるノートパソコンに手を伸ばす継人。
康太「うるせー!」
広川継人「ああ!」
広川久怜愛「コラー!」
広川久怜愛「あんた達、絶対に許さないんだから」
康太「またお前か! 大人だからって勝てると思うな!」
広川久怜愛「ふふふ。覚悟しなさい」

〇広い公園
康太「覚えてろー」
  少年たちが半べそ掻きながら去っていく。
広川久怜愛「何度でも返り討ちにしてやるわ」
広川継人「せっかく父さんに買ってもらったのに。 ・・・壊れちゃった」
広川久怜愛「お姉ちゃんが修理してあげる」
広川継人「また康太君達にやられちゃった。 ・・・車椅子を倒されると何もできないんだ」
広川久怜愛「・・・・・・」
広川継人「やり返したくても、駄目なんだ」
広川継人「この足さえ、この足さえ動けば!」
  何度も足を叩く継人。
  その手を止める久怜愛。
広川久怜愛「人には得意なこととそうではないことがあるの」
広川久怜愛「だから、継人は自分ができることをすればいいの」
広川継人「・・・でも」
広川久怜愛「喧嘩はお姉ちゃんが代わりにしてあげる。 お姉ちゃんが何度でも助けてあげる」

〇近未来の病室
広川継人「・・・今度は、僕が助ける番だよ」
広川久怜愛「・・・・・・」
広川継人「・・・あのさ、クリスティーナって女の子いたでしょ?」
広川継人「ほら、一昨日この部屋に来た高飛車な子。 自分勝手で、偉そうで、人にひどいことばっかりする嫌なやつ」
広川継人「はは、こんなこと言うとまたやってきそうだね」
広川継人「・・・・・・」
広川継人「あの子、今日学校を休んだんだ」
広川久怜愛「・・・・・・」
広川継人「まだ・・・あの部屋でひどい目にあってるのかな」
広川継人「ギャロップ達は作戦が優先だって言うし。僕、どうしたらよいと思う?」
広川久怜愛「・・・・・・」
広川継人「姉さんだったら、どうする?」

〇広い公園
広川久怜愛「継人は自分ができることをすればいいの」

〇近未来の病室
広川継人「僕、少しだけ寄り道するけど許してね。 必ず、2人とも助けてみせるから」

〇タワーマンション

〇マンションのエントランス
  ピンポーン♪
  返事はない。
広川継人「クリスティーナ・・・」

〇拷問部屋
  ジールがクリスの座る電気椅子のダイヤルを回す。
クリス「うあああああ!」

〇マンションのエントランス
  中から人が出てきてドアが開く。
  すかさず、そのタイミングで中に入る継人。

〇玄関の外
  ピンポーン♪
  やはり返事はない。

〇玄関の外
  インターホンからクリスティーナの声が聞こえる。
「鍵は開いてるから勝手に入ってきて」
「!」

〇玄関の外
広川継人「ドアノブに手をかける継人。」
広川継人(開いてる!)

〇高層階の部屋
  廊下を這いながら継人がリビングに入って来る。
広川継人「クリスティーナ!」

〇巨大な城門
ケイト「ギャロップ!」
ギャロップ「なんだ。早えじゃねーか。 チャドならメガネを無くしたって──」
ケイト「聞いて。 クリスはログアウトしてなかったんだ。 まだあの部屋の中にいるんだよ!」
ギャロップ「あ? まーだ言ってんのか」
ケイト「ずっと一人で閉じ込められてるんだ。 助けなきゃ!」
ギャロップ「だから駄目だって言ってんだろ。 GHのポルティア襲撃のXデーを押さえる のが俺らの役目だ」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:エピソード31

成分キーワード

ページTOPへ