1章 Episode2 ルール説明(脚本)
〇ホールの広場
リュフィアがあの言葉を話して
騒動がおきた数時間後の夜。
雄島叶望「ここが女子専用のホール...」
雄島叶望「なんか、今日はもう、疲れたな」
雄島叶望「ていうか、部屋どこだろう...」
私が左に目を向けると、そこに「叶望様個室」と書かれた扉があった。
雄島叶望「あ、あそこか」
私はその書かれた個室に入った。
〇貴族の部屋
雄島叶望「ん、くらいけど、ゴシック風なのね、」
雄島叶望「...一回電気をつけよう」
雄島叶望「あ、ない式なのね...」
雄島叶望「...はぁ、」
私はベッドに向かって倒れると、
すぐ寝てしまった。
〇貴族の部屋
雄島叶望「はっ!」
雄島叶望「これってもしかして...私朝まで寝てた感じかしら」
雄島叶望「まあいいわ、お腹すいたし、朝ご飯食べてこよう」
私は個室、ホールから出た。
〇洋館の玄関ホール
雄島叶望「にして、食堂って、どこにあるのかしら」
雄島叶望「ん?なんかあっちから匂いがする。 行ってみよう」
〇城の会議室
ここが食堂...
椿山紫苑「おはようございます、雄島様」
雄島叶望「あ、おはようございます」
城坂紬「おはようございます、! 叶望さん、紫苑さん!」
宮口姫華「皆おはよ!」
城坂紬「おはようございます!」
雄島叶望「おはようございます!」
椿山紫苑「おはようございます、姫華様、紬様」
城坂紬「...て?わあ!これは!?」
椿山紫苑「ああ、これは私が作ったご飯でございます。冷めてしまうので、そろそろ召し上がってください」
雄島叶望「た、食べてみます!」
城坂紬「じゃあ僕も」
雄島叶望「...」
雄島叶望(お、美味しい!)
椿山紫苑「ふふ、ありがとうございます」
〇城の会議室
宮口姫華「ん、上手い!」
矢月朱雀「皆、おはよ」
白石直香「おはよ。みんな」
白石直香「あ、ご飯じゃん、食べよ!」
白石直香「・・・」
白石直香「おいしいじゃん!」
雄島叶望「...」
雄島叶望(...はあ、こんな幸せの中でもデスゲームが始まるとか、すごい嫌...)
矢月朱雀「...とはいえ、」
矢月朱雀「まず、ここはどこか知らないから 脱出した時に迷いそうだな」
城坂紬「窓見たんですが、どこかの森みたいですね、なんか絶え間ない感じでした」
白石直香「なんか気持ち悪いよね、この感じ」
椿山紫苑「脱出方法、難しいようですね」
宮口姫華「早めに脱出したいね、」
椿山紫苑「そうですね、」
宮口姫華「まあまあ、こんな暗い話はやめようよ! 食欲なくすしさ、」
雄島叶望「...」
なぜ、ここに連れてこられたのか...
どうすれば、脱出できるか、
雄島叶望(絶対、脱出する...!)
〇城の会議室
数分後
雄島叶望「は、!ボー、としてた...」
雄島叶望「...片付けて、帰ろう」
〇洋館の玄関ホール
英賀宮湯丸「あ、叶望や」
雄島叶望「あ、英賀宮さん。 どうしましたか?」
英賀宮湯丸「おお、ちょうどええタイミングやん!ちょっと一緒に行きたいとこあるんや、」
雄島叶望「あ、はい、わかりました!」
私は英賀宮さんの後ろについてくることになった。
〇怪しい実験室
英賀宮湯丸「うーわ、しんど!あ、ここや、ここ!」
雄島叶望「ここはなんですか?」
英賀宮湯丸「さあ、なんやろ?研究室っぽいけど、レバーがあるで!押してみよか!」
雄島叶望「そ、それはおしちゃ、」
英賀宮湯丸「...」
雄島叶望「...」
英賀宮湯丸「別に何もないな!帰ろか!」
雄島叶望「え、ええ?」
...
〇洋館の玄関ホール
英賀宮湯丸「今日はありがとな!ちょっと部屋戻るわ!」
雄島叶望「わかりましたー」
風間林「叶望さーん、あ、いますね」
雄島叶望「あ、こんにちわ。 風間さん」
風間林「ちょ、きいてほしい事があってさ、ちょっと、良いか?」
雄島叶望「良いですけど」
風間林「よかった。じゃあ、聞いてくれ」
風間林「最近、白河がなんか話すたびにおかしくなってる気がするんだ、これって病気なのか?」
雄島叶望「まあ、今デスゲームとかの中ですからね。 嫌で病気になることがありますよ。 もしかしたらそれかもしれませんし、」
風間林「だよなぁ...」
すると風間さんはペコリとお礼をし、その場を去っていった。
雄島叶望「不安だなぁ...」
それから私は長い時間探索を進めた。
〇洋館の玄関ホール
夜。
雄島叶望「うわ?!リュフィアさん!?」
リュフィア「やあ、こんにちわ、雄島叶望さん。 この後皆さんが来ますよ」
雄島叶望「え、っとなぜ、?」
リュフィア「皆さん、もちろん貴方に腕輪タブレット でお知らせしたので」
雄島叶望(腕輪タブレット...?)
雄島叶望「これか...」
英賀宮湯丸「一体なんや...」
金津芽美「なんか、怖い、」
リュフィア「はい、皆さん集まりましたね」
リュフィア「一回目のデスゲームについての説明です。よくお聞きください」
〇荒廃した街
リュフィア「一回目のデスゲーム名、その名も 「カラドン・ラスティシティ」」
リュフィア「これは、カードが配られた4人のプレイヤーが参加し、そのうちの1人は『おに』となり、残りの3人は必死に逃げる者です」
リュフィア「しかし、この『おに』はただの追跡者ではありません。『おに』が捕まえたプレイヤーは」
リュフィア「──そのまま命を落とすのです」
リュフィア「詳しくは、当日参加者が、その場所へ行ったときに説明します」
リュフィア「まあ、それが開催されるのは、 ──明日の夜なので、待っててくださいね?」
リュフィア「それでは明日、待っててくださいね♪」
雄島叶望「...」
〇洋館の玄関ホール
風間林「お、俺は参加しねえぞ? たとえ選ばれても」
白石直香「でも、参加しないと皆の前で死ぬのよ、 それは最悪じゃない?」
神楽坂真珠「鬼は逃げる側を一人捕まって 捕まった逃げる側はそのまま死ぬ... なんて凶悪ですのよ...」
有萼萌猗「あたし、絶対参加しても、絶対生き残ってみせるしかないじゃん...」
雄島叶望「...」
宮口姫華「これって、制限時間とかあると思うんだけど、鬼がその時間内に逃げる側を捕まらなかった場合、どうなるのかな」
英賀宮湯丸「あ、確かに!」
雄島叶望「その場合は、誰も死には至らないとか?」
鳴瀬和樹「...」
白河 絢斗「確かに、その事について何も説明なかった て事になるので、その可能性は高いかも」
英賀宮湯丸「ほんならさ、鬼は逃げる側を捕まえんと、そのまま制限時間過ぎていこうや!」
鳴瀬和樹「いいっすね!それ!ぜひそうしましょう!」
椿山紫苑「しかしながら、くれぐれも罠がある可能性も高いと思われますので、十分ご注意くださいね...」
矢月朱雀「ていうか、もう時計見れば9時超えてるな。 もう寝て、皆そのことを守ってね」
そうすると皆は段々と部屋に戻る行動をした。
雄島叶望「...絶対生き残る!」
私は固く決意をし、
部屋に戻って寝ることにした。
怖いけど楽しい!!