カミノサソイ(脚本)
〇怪しげな祭祀場
ルカ「月ノ瀬光君」
ルナ「神様にならないかい?」
光「は、はぁ?!」
〇コンビニの雑誌コーナー
光「あーあ、俺も異世界でチヤホヤされてぇなぁ」
俺の名前は月ノ瀬光。
異世界に憧れているごく普通の高校生だ。
そんな俺の日課は...。
光「俺の名前は月ノ瀬光!!異世界に転生して勇者になるもの!」
そう...。なろう系のように自己紹介すること。
え?やばい日課だって?
周りの奴らに比べればマシだ。
〇街中の公園
変人「いっちにーさんっしー」
真冬にパンツ一丁でラジオ体操するやつだっている。
(アバターの関係で一番近い半袖です)
〇コンビニの雑誌コーナー
な?まだましだろ?
そんな俺に奇跡がおきた。
光「なっ...これは..?!」
光「異世界召喚...?!」
光(俺もついに異世界に行けるのか!)
そう思った。
俺は事前に見ていたなろう系の小説、『Lv2の異世界転生者』(さらっと宣伝)で見た通りに、目を瞑って召喚を待っていた
〇白
すると真っ暗...ではなく真っ白になった
光(異世界召喚、異世界召喚!)
俺は期待で胸を膨らませていた。
目を開ける。
〇怪しげな祭祀場
光「ここ...は...?」
ギルド、綺麗な受付のお姉さん・・・ではなくそこはいかにも怪しいところだった。
光「どこだ?ここ?」
ルナ「ね、姉さん!!」
ルカ「...。!」
光「うわっ、綺麗な人...」
ルナ「君...名前は?」
彼女は俺に微笑みかけた
光「な、名前...」
ルカ「えぇ名前」
光「月ノ瀬光」
ルカ「月ノ瀬光君」
ルナ「君、神様にならないかい?」
光「は、はぁ?!」
ちゅきなさくひん