この転校生、問題すぎて不安なんだが

純連宮華(sumire)

十二話 夕日の写真(脚本)

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千月金子「・・・」
麻緒「なんで、今、覚えているかって・・・思った?」
千月金子「・・・」
麻緒「それは、今貴方の顔見て思い出したの。 その顔を見てね、」
千月金子「・・・」

〇黒
千月金子「・・・ごめん、今まで」
麻緒「え?」
千月金子「いや、今まで麻緒のこと邪魔だと思って。 ごめん、」
千月金子「それに、早太くんは私のものじゃない。 みんなの仲いい人」
麻緒「・・・金子ちゃん・・・」
麻緒「・・・、そうだね」
千月金子「でもさ・・・早太くん、どうする?」
麻緒「私が運ぶよ」
千月金子「いや、そうゆうことじゃなくて、今わたしのせいで気絶してるから、嫌われるのかなーって・・・」
麻緒「大丈夫だよ。 嫌われたりしないはず。 あとでいままでのこと謝れば」
千月金子「・・・そうだね」

〇男の子の一人部屋
前崎早太「・・・」
前崎早太「?!って、」
前崎早太「気づいたら、自分の部屋か・・・」
前崎早太「ん?」

〇男の子の一人部屋
  明日の朝、森林の近くにある、公園に来て
  集合時間は16時で。
  
  by麻緒
前崎早太「ま、麻緒、? なんかあのあざとい喋り方ではないな・・・ まともな文だ・・・」
前崎早太「・・・まあ、どっちの麻緒も良いけど」
前崎早太「・・・とりあえず、寝るわ」

〇池のほとり
  次の日の16時
前崎早太「ついたけど・・・寄り道だな、これ」
麻緒「あ、やっほ、早太くん」
前崎早太「え?だ、だ、誰ですか!?」
麻緒「ふふ。麻緒だよ。 あの舞利子ってやつの」
前崎早太「・・・え、えええええ?!」
麻緒「ちょっと、驚きすぎ、(笑)」
前崎早太「あぁ、すまんすまん、」
前崎早太「・・・て、なんで、ここへ呼んだんだ?」
麻緒「あ、それはね、うーん、」
麻緒「長くなっちゃうけど良い?」
前崎早太「・・・別にいいけど」
麻緒「じゃあ、話すね」

〇池のほとり
前崎早太「・・・わぁ・・・」
麻緒「長くなっちゃったね、ごめん」
前崎早太「いや、なんとなくわかったよ。 なんであの性格だったってことを」
前崎早太「まあ、最初のあったときのキスは・・・うん、」
麻緒「ちょ、やめてちょうだい、今思えば黒歴史だわ・・・」
前崎早太「、・・・忘れるか。 まあ俺らさ、これからも仲良くしていこう。 たとえなにかがあっても」
麻緒「・・・うん」
千月金子「・・・二人共よかった!」
前崎早太「・・・おい、金子もそこにいるんだろ」
千月金子「あ、ばれちゃった、」
麻緒「どうせなら、一緒に写真とろ!」
千月金子「いいね!」
前崎早太「・・・良いと思う」
麻緒「じゃ、まってて」
麻緒「せーの、チーズ!」

〇池のほとり
  この転校生、問題すぎて不安なんだが
  END.

次のエピソード:裏話 さむいいいい

コメント

  • 完結おめでとうございます。👏

    麻緒がぶりっ子だったのは、複雑な事情があったからだったのですね……。😟
    最後は3人一緒に写真を撮れて、良かった良かった。

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