CALL~連続復活事件~

山本律磨

マガい者(脚本)

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山本律磨

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〇繁華街の大通り
  『で、死人使に何を渡したんですか?』

〇停車した車内
斎「トップシークレッツ」
磯川「僕達にもですか?」
斎「磯ップって口軽そうだもん」
磯川「軽いっすよ~。特に夜の街では~」
「言うよね~」
磯川「で、それが死人使から 渡されたもの・・・と?」
磯川「なんか逆に怖いっすけど。 なんなんでしょ?」
斯波「ふん。知っててもどうせ 俺達にはシークレットなんだろ」
斎「・・・」
斎「・・・やっぱりそうか」

〇黒
斎「死人使・・・」
斎「絶対に許さない」

〇怪しげな祭祀場
  『いえいえこちらこそ~』
  『改めて。連絡あざ~っす』
  『ご丁寧に封筒の中にそちら様の連絡先と』
ネクロマンサー「ヤタガラスの羽まで封入して頂いて」
ネクロマンサー「しかし驚いたな~ まさかあの時のアンタが、 『各務』の末裔だったとは」
ネクロマンサー「早く言ってよ~ん」
ネクロマンサー「つって?」
  『ま、とりあえず逆探はしてないから』
ネクロマンサー「はいはーい。信用してますよー」
ネクロマンサー「仮に乗り込んできても、 こっちには壁とか盾とか 沢山用意してるんで悪しからず~」
  『ねえ、その頭悪そうな挑発そろそろどうにかしない?』
ネクロマンサー「お互いにね~」
ネクロマンサー「で、本題は?」

〇墓地
斎「この連続復活事件、 我が一族の秘術が悪用されたもの ということは 既に警察庁内で調べがついていた」
斎「だから私が特務機関『対処係』の リーダーとして招聘された」
  『おいおいおいおい、クソ偉そうに』

〇怪しげな祭祀場
ネクロマンサー「ここに辿り着くまで 二年もかかった公僕の犬ッコロが」
ネクロマンサー「呻ってんじゃねーぞ。あ?」
  『ねえ、そろそろ決着つけない?』
ネクロマンサー「ふん。 随分と安いフレーズで喧嘩売ってくんだな」
ネクロマンサー「こっから山場です閲覧よろしく! ってか?」
  『あら?遊んで欲しいのはそっちでしょ?
  僕ちゃん』

〇墓地
斎「私を殺して復活させて、 この頭の中にある『秘術』の全てを 手に入れる絶好のチャンスなんだけどな」
斎「モノホンの各務の秘術なら、 エセ術者のアンタよりも もっと頑丈にもっと従順に 甦らせることが出来るわよ」
斎「モチロン、その後はアンタの玩具として さんざん弄んでくれていいわよ~ん♪」
斎「そこにいるゴーレム達のようにね」
  『言うじゃねーか』

〇怪しげな祭祀場
  『ああ?』

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