玖 大魔女級(脚本)
〇牢屋の扉(鍵無し)
???「あらこんにちわ、皆さん」
洋花「あ、あなたは、、、誰ですか?!」
???「・・・さあ、誰でしょう?」
〇牢屋の扉
児宮翠衣(・・・隠れなきゃ、)
洋花(・・・?)
桃奈「えっと、こんにちわ、」
???「ああ、私はこの施設を作った神よ。 名前は教えないけど」
洋花「えぇ・・・」
桃奈(なんか、名前言うの嫌なのかな・・・)
???「てか・・・、なんかいまさっき嫌なものが目に写ったわ、気のせいかしら、」
桃奈「目に写った?」
洋花「・・・??」
???「まあいいわ、あいつの話はどうでもいいから、ちょっと貴方達に見てみたいものがあるの、 来てくれる?」
桃奈「あ、行きます」
洋花(・・・あいつとは、なんなんだろう、)
洋花(・・・あれ?)
この紙は洋花と桃奈だけ見ていいわ、
私すこしある事がおもいだしたの、
だからちょっと申し訳ないけど
ばいばい
by翠衣
洋花(・・・わかった翠衣ちゃん)
???「おや、大丈夫かしら?」
洋花「あ、いえいえ大丈夫です! 行きましょ!行きましょ!」
???「ならよかったわ、魔法陣用意するから待ってて頂戴」
〇神殿の門
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
洋花「わ、なにここ・・・いっぱい浮いてる・・・」
桃奈「なんか門は洋風なのに中は和風・・・どうゆうこと?」
???「ここは・・・」
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
???「──集神塔の一番下よ」
洋花「しゅ、集神塔!?」
桃奈「て、、、ことは私たちは、九尾級?」
???「さあ?私は知らないけれど」
???「ここは大魔女級の魔力者から位が高い者がここで封印されているわ」
???「でも大丈夫、人達は封印されないわ!」
桃奈「じゃなきゃ、困りますよ・・・」
洋花「え・・・でもなんか、ここは九尾級の神しか・・・入れないていうこと聞いたんですけど・・・」
???「もしかしてそれ、あの青いドレスの女神から聞いたかしら?」
洋花「あ、はい」
???「あの女神嘘しかいわないわね・・・ 教えたことは信じないでほしいわ」
洋花「え!??嘘だったんだ・・・」
桃奈「・・・あの、」
桃奈「私達は集神塔でなにをすればいいのですか・・・?」
???「あら、その説明言ってなかったわね」
???「まあ貴方達の魔力を高めてほしいだけよ。 まあ人間だったら大蛇級くらいしかいけないけれど、頑張って頂戴!」
洋花「わ、わかりました!頑張ります!」
桃奈「・・・・・・わかった」
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
夜
洋花「ううん・・・いつもと不思議な空気だし、 部屋は散らかってるし、落ち着かないから起きちゃったよ・・・」
洋花「最近、ここだと速くおきちゃう、なんでだろう・・・」
洋花「・・・寝くなるまで外でも眺めておきようかな」
〇山並み
洋花「わぁ・・・、山景色だ」
洋花「写真でもとっておこ」
洋花「あ、そうだった、圏外だった・・・」
洋花「あ、でもメールの通知が表示されてる・・・」
mailアプリ〇日前
斗愛「今日の授業難しかった・・・もう無理・・・(T_T)」
洋花「・・・斗愛ちゃんからか!」
洋花「・・・ははっ」
洋花「・・・まあ、まだ眠くないし、ずっと眺めてるのも退屈だし、探検でもしようかな」
〇古民家の蔵
洋花「ここは・・・倉庫か・・・ 特に興味あるものなさそうだし 他を見渡そうかな」
〇屋敷の大広間
洋花「ここは、、、あの人が言ってた 大魔女級の魔力者の大広間か・・・ 村長の家に似てるな・・・ここ」
洋花「他を見渡そうかな」
〇西洋風の受付
洋花「うわ!ここだけ洋風・・・」
受付人「おや、こんなところで人間さんですか、 夜遅くですけど・・・魔力診断しますか?」
洋花「・・・ああ、今日はやめときます、」
受付人「まあまあ断らずに、よし、私の魔法で診断中なので、少々お待ちを」
洋花(わあ・・・なんかこの人、急に診断・・・)
受付人「・・・おっと、結果ですけども・・・」
〇西洋風の受付
受付人「あなた、大魔女級より位が高い「小鬼級」じゃないですか、 おめでとうございます」
洋花「・・・え?」
受付人「どうします?次の上の階へ行ってまいります?」
洋花「・・・あ、えっと、明日にします! えっと、さようなら!」
受付人(わあ、、、急に笑いました・・・この人、 怖いですな・・・)
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
桃奈「洋花ちゃんおはよう・・・て、目の下すこし隈出来てるし、なんでそんな笑顔なの?」
洋花「あ、そうそう! 私ね!昨日魔力診断したら──」
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
桃奈「え・・・大魔女級より強い小鬼級? すごいじゃん」
洋花「えへへ」
使い「二人方、おはようございますにゃん♪ 飯作ったのでどうぞ!」
使い「美味しく召し上がれますようににゃん♪」
桃奈「わ、美味しそう! 腹ペコだしたべるね」
洋花「私も、食べよ」
〇怪奇現象の起きた広間(血しぶき無し)
桃奈「ふう、、美味しかったね」
洋花「ん、そうだね、ごちそうさま」
桃奈「・・・そういえばその魔力診断ていうところができる場所いってみたいな、私」
洋花「あ!いいよ!私についてきて!」
〇西洋風の受付
受付人「わ、深夜暴れてた人ですか・・・ で、どうしましたか?」
桃奈「え、暴れてたの?」
洋花「・・・さあ」
受付人「まあいいでしょう、魔力を診断したいならぜひ私にいってくださいね」
桃奈「じゃあ私、早速ですか診断してもよろしいでしょうか?」
受付人「了解しました。 ──はいはいはいはい、結果がわかったようです」
受付人「隣の人と同じ、小鬼級ですね」
洋花「え、桃奈ちゃんも、小鬼級!?」
桃奈「・・・強くなれた、うれしい!」
受付人「そういえば、深夜「明日次の階へ行く」っていってましたね」
洋花「あ、はい、ぜひ!」
桃奈「わ、私も次の階へいきたいです!」
受付人「わかりました。 では──」