第九話 ハインリッヒの恋心(脚本)
〇貴族の応接間
キャロライン「はぁ、何時になったらアレクサンダーは帰って来るのかしら?」
アレクサンダー王子「ただいまキャロライン、今帰ったよ」
キャロライン「キャァ、アナタ(アレクサンダーに飛びつきキスの雨を降らす)お帰りなさい」
アレクサンダー王子「あぁやっぱり我が家が一番」
キャロライン「沢山子供を作りましょ」
アレクサンダー王子「戦より疲れるな」
エリザベス「お帰りなさいませ」
アレクサンダー王子「やぁ元気にしてたかい?」
エリザベス「寝室まで響いてましたよ」
キャロライン「まぁ気にしないでアレクサンダーが帰って来たんだし」
〇養護施設の庭
ハインリッヒ「やぁアグネスここを気に入ってくれたかい?(アグネスの肩を抱こうとする)」
アグネス姫「失礼な、私は一国の主ですよ礼儀をわきまえなさい」
ハインリッヒ「御免なさい」
アグネス姫「では授業を始めます」
アグネス姫「キャ」
ハインリッヒ「(素早くアグネスを庇う)大丈夫?」
アグネス姫「(急に泣き始める)シクシクもう国へ帰ります」
ハインリッヒ「僕の家庭教師なんでしょ。態度は改めて真面目に勉強するからお願い帰らないで」
アグネス姫「じゃぁ一週間でAAAを取りなさい、さすれば帰国しないわ」
ハインリッヒ「僕の愛を受け止めてくれるなら頑張るけど」
アグネス姫「判ったわ、AAAを取れたらね」
〇謁見の間
シャルリ夫人「ほう一週間でAAB流石秀才の誉れ高いアグネス姫」
付き人2「大変でございますアグネス姫が帰国すると申しております」
シャルリ夫人「アレクサンダーに引き留めよと命じなさい」
付き人2「ハハ承知仕りました」
〇貴族の応接間
アレクサンダー王子「お国へ戻るそうですね」
アグネス姫「はい私がここに居る理由がありませんもの」
アレクサンダー王子「ハインリッヒの家庭教師と言うお役目があります」
アグネス姫「誰にでもできますわ・・・それよりアレクあなたが私の気持ちを分かろうとしないから・・・(泣き出す)」
アレクサンダー王子「しかし私には妻が・・・」
アグネス姫「私からアレクを奪った姉に忠義建てするのですか?」
アグネス姫「(アレクサンダーに抱き着く)バカバカ(両手をアレクサンダーの分厚い胸に当てる)」
キャロライン「まぁ妹だって私のアレクサンダーを奪う事は許しませんよ」
アレクサンダー王子「違うんだ誤解だ話を聞いてくれ」
〇謁見の間
ハインリッヒ「アグネス姫を帰国させるそうですね母上」
シャルリ夫人「やる事は済んだと帰国の意志は固かったわそれに約束したAAAは取れなかったしね」
ハインリッヒ「僕もついて行きます」
シャルリ夫人「いけません」
ハインリッヒ「いやもう18だから自由ですよ僕は」
付き人2「お呼びですか」
シャルリ夫人「ハインリッヒを牢獄に閉じ込めなさい」
付き人2「はい」
三角関係、四角関係ってのは美味しいですね!!
メロドラマは私も好きです😀
ラブコメも好きなので楽しみにしてます!