完璧主義な私が悪役王女に転生人生だったのに何故か百合ルート開拓してました

マダオ

エピソード1(脚本)

完璧主義な私が悪役王女に転生人生だったのに何故か百合ルート開拓してました

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〇病室のベッド
めぐみ「はぁ・・・何故わたしがこんな事に」
  わたしの完璧な人生設計は病気で全て台無しになりました
  学生時代は良い学校に入る為に勉強人生、休日は図書館で本を読みまくって、知識を詰め込んだ日々
  大学は科学技術を習得して、卒業後の就職は安定した大企業に就職する予定だったのに
  大学卒業前に吐血して気絶して、今の病院に入院中
めぐみ(私の完璧な人生設計が病気で全て台無し、それも余命宣告されちゃったし、最悪)
めぐみ(あ〜ぁ、あんなに詰め込んだ知識も病気では役にたたないし、なんだったのだろう、私の人生・・・)
  数年後私は病気で亡くなりました

〇貴族の部屋
アンジェリカ「はぁ・・・何故私は生きてるのかな、あの時病気で死んじゃったのに、それにこの身体、私の身体では無いし・・・」
アンジェリカ「まぁ、いっか、生きてるって事は私の第二の完璧人生を設計でもしますか」
アンジェリカ「今度の人生は、脱落しない様にしなくてはね、前の人生は健康管理はしませんでしたからね、若い時にまさか病気で死んじゃうなんて」
アンジェリカ「今度は健康管理もしないとね、知識は前の人生で、図書館の本とネットで見たから、ある程度は出来そうですね」
アンジェリカ「さてと、最初にする事はここの情報収集ですね」

〇屋敷の書斎
  数ヶ月かけて収集した情報では、ここはリグリア王国、前の人生の時に美少女ゲームをプレイしたのがこの世界
  そして、アンジェリカはこの国の王女、ゲームでは悪役王女、国王は最悪の王、このまま行けば、私は国外追放になるはめに
アンジェリカ(はぁ、まさか、兄が間違って持ってきたゲームが役にたつなんて、病院では毎日暇だったから、ちょっとプレイしてみたら)
アンジェリカ(ちょっとエッチな部分はあったけど内容は面白かったから、コンプリートした情報が今役にたちますね)
  このゲームは6人の美少女が主人公で6人の中から1人選んでゲームスタート、後はルートごとに、選択分岐があって、エンディング
  が変わりましたね、このゲームのボスはこの国の国王だけど選択を間違えると、アンジェリカによって国が滅んじゃう
  アンジェリカはゲームでは攻略不可能キャラ、無敵系の邪魔なキャラで、説得したり、誘導したりして、戦わない方法で回避でした
  後は隠しボスってのが居て邪神ってのが、このゲームの最終ボスですね、その邪神が国王達を操って国を混沌にする設定ですね
アンジェリカ(ゲームの内容はこんな感じでしたね、アンジェリカはゲームでは無敵の存在でしたけど、今の私は何処までが無敵かどうか)
アンジェリカ(確かめてみないといけませんね)

〇貴族の部屋
  1ヶ月後
アンジェリカ「だいたいの事がわかってきましたね、現状今の国王とその側近達は、やはり邪神に操られてますね」
アンジェリカ「まだ気に入らない人達を処刑したりはして無いみたいですね、牢屋に入れたり国外追放で今は収まってますね」
アンジェリカ「それでも国民からしたら、王族に対して悪い印象ですね、権力で押さえ込むのだからね」
アンジェリカ「国王が邪神に操られたのは、やっぱり、私の母が亡くなった後になりますね、落ち込んでる時につけ込まれたって感じかな」
アンジェリカ「そのせいで、邪神の加護?呪いがこの城に広がっているみたい、私も邪神の呪いがちゃんと付いてますね」
アンジェリカ「私が邪神に操られてたのは前世の記録が少しつづ思い出して来たあたりですね」
アンジェリカ「今は邪神の呪いが効いて無いみたい、強大な魔力と純潔の加護によって邪神より、力が上になったのが原因かな」
アンジェリカ「魔力によって邪神の呪いを押さえてるから、今の使える魔力は少しだけど、それでも、王宮の魔道士達より、何倍も強いのだけど」
アンジェリカ(そういえばゲームのアンジェリカは邪神に操られてませんでしたね、そういう設定になってましたね)
アンジェリカ「まぁ、この城の地下に禁書が保管されてたから、こっそり禁書を見てたのだけどそのお陰で魔力の制御とか出来るようなりましたし」
アンジェリカ「マジックバリアを覚えたから、その応用で皮膚に薄い膜みたいにして魔力を押さえれるようになったからね」
アンジェリカ「前までの私は魔力が身体中漏れて、相手からの見た目は化け物に見えていたみたい、ゲームの見た目も化け物ぽい見た目でしたね」
アンジェリカ「魔力を押さえたお陰で、まさかアンジェリカがこんなに可愛い女の子だったなんて気づかなかったね」
アンジェリカ「あとは、国王達をどうしましょう、このまま放置すると、私の生命が危なくなるし」
アンジェリカ「邪神の呪いを解除出来れば良いのだけど、その方法が邪神を倒すしか無さそうだから、私が行ってプチっと消滅出来るのだけど」
アンジェリカ「倒すのはこの世界のヒロイン達に任せれば良いかな、そうすると、国王達を放置して置くわけにもいかないし」
アンジェリカ「仕方ない、禁書で見つけた、呪いを吸い取る方法でいきますか、早速準備しましょう」

〇謁見の間
アンジェリカ「お父様ちょっと、良いですか?」
国王「我が子よ何の様だ!」
アンジェリカ(邪気が身体中から溢れてますね)
アンジェリカ「邪神の呪いを貰っても良いですか?」
国王「何を言い出すと思ったら、邪神の呪い?何の事だ!」
アンジェリカ「その漏れてるオーラです、まぁ良いか、それじゃあ、頂きますね」
国王「これ以上近ずくな、衛兵!衛兵!この娘を捕まえろ!」
衛兵1「ハッ!それで相手はどちらに」
国王「目の前に居る、この娘を連れて行け!」
衛兵1「あ・・・あの、もしかして、アンジェリカ様ですか?」
国王「そうだ、連れ出してくれ!」
衛兵1「無理です、死にたくないです!」
国王「使えない連中め!」
アンジェリカ「邪魔は無いみたいだから、呪いを頂きますね」
アンジェリカ「吸収完了」
衛兵1「国王!」
アンジェリカ「大丈夫よ、今は寝てるだけだから、寝室に寝かせてあげてね」
アンジェリカ「さてと、後は残りの呪いを回収ですね」

〇貴族の部屋
アンジェリカ「疲れた〜城中の呪いを回収したから、1日かかりましたね、明日、皆目を覚ますから、様子を見てみないとね、成功してる」
アンジェリカ「か確認していきましょう」
アンジェリカ「今日の城は騒がしいかったですね、私のせいですけど、私が通る所は人が倒れていますからね、仕方ないけど」
アンジェリカ「きちんと説明しても、誰もわからないし、ひとりひとりに説明するのも、面倒くさかったから、強行しちゃったから」
アンジェリカ「明日、呪いを受けて居ない人達がどういう、反応される・・・」
アンジェリカ(それにしても、城中、アンジェリカ様がご乱心されたとか、気に食わない人を殺し回ってるとか、酷い事を言われましたね)
アンジェリカ(私そんなに周りから怖がられてたのかな?アンジェリカこんなに可愛いのにね、前までの私は魔力もコントロールされてない)
アンジェリカ(呪いも封じてない状態だったから、仕方ないですね)
アンジェリカ「今日は、疲れたから寝ようっと」

〇謁見の間
アンジェリカ「父上、おはようございます」
国王「おはようアンジェ、アンジェに会うのは久しぶりのような感覚なの不思議に思うけどアンジェの笑顔をみたら、元気になれそうだ」
アンジェリカ「私もですお父様、今日も元気なお姿見られて嬉しいです」
アンジェリカ(昨日とは別人ですね、今の状態が本来の国王みたいですね、他の人達を見にいかないと)
アンジェリカ「お父様それでは失礼しました」
国王「もう、行くのか、ああ、アンジェ昨日暴れたそうだね、朝話を聞いたよ、城中人を気絶させてたってね、イタズラにしては」
国王「ちょっと、やり過ぎだから、皆に謝りなさいよ」
アンジェリカ「は、はい、わかりましたお父様」

〇城の廊下
アンジェリカ「おはよう」
城のメイド「お・・・おはよう御座います、アンジェリカ様」
アンジェリカ(?なんか、怯えてる?)
アンジェリカ「昨日、眠っていた人達は起きまし?」
城のメイド「あ、はい、皆様起きました」
アンジェリカ「そう、ありがとう、その人達を見てきますね」

〇貴族の部屋
アンジェリカ「他の人達も元通りでしたね、後は、この国を立て直さないと、反乱とかおきますし」
アンジェリカ「やっぱり、最初は今まで牢屋に入れられちゃってる、優秀な人材を解放ですね」

〇貴族の部屋
  3年後
アンジェリカ「生前の記録を取り戻して3年、みるみる可愛くなりましたね私」
アンジェリカ「周囲の人達も、私の可愛さにやっとわかった見たいですね」
アンジェリカ「国の建て直しは少しつづ成功してますけど、国民達の評価はまだまだ上がりませんね、一度信頼が無くなったのを」
アンジェリカ「回復させるのは難しいですね」
アンジェリカ「う〜ん、確かゲームでは15歳の学校からのスタートのヒロインが何人か居ましたね、そして、この私も今年から学校に入学」
アンジェリカ「でしたね、ゲームではアンジェリカは不登校でヒロイン達の邪魔してませんでしたね」
アンジェリカ「けど、私は学校に行くことを決めました、いち王族として、この評価の悪いイメージを良くするためにも」

〇ファンタジーの学園
  学校入学
アンジェリカ(今回私は王族で入学じゃなくて平民で入学手続きをしましたから、これで、ヒロイン達の邪魔にはならないはず)
アンジェリカ(名前もアンジェにしたから、王族とはわからないはず、たぶん)
アンジェリカ(面識のある貴族達が私の事をみて、アンジェリカとバレる可能性はありそうだけど、前の私は前髪で、顔を隠してましたし)
アンジェリカ(それに、呪いと魔力で化け物化してたから、わからないかな)
アンジェリカ(そして、アンジェリカは病弱設定で、入学を断念にしておきましたからね、お父様を説得するのは大変でしたけど、条件として)
アンジェリカ(付き添いをつければ、入学してもOKになって良かった)
マリ「アンジェリカ様、入学式がもうそろそろ、始まります、急ぎましょう」
アンジェリカ「マリ、私はアンジェリカじゃなく、アンジェです、気をつけてくださいね」
マリ「すみません、アンジェ様」
アンジェリカ「様もいりません、私、平民の娘ですから」
マリ「平民の娘ですか・・・わかりました、アンジェ」
アンジェリカ(この子はマリ、二年前に騎士団に入団した子、身体能力は並の騎士を上回っるから、私の護衛で、お父様が付き添いに選んだみたい)
アンジェリカ(私に護衛は必要無いのに、お父様は心配性ですね)
アンジェリカ(今の私は、邪神の呪いで使える魔力は大分無くなっちゃったけど、特殊なマジックバリアで普通の攻撃は効かないし)
アンジェリカ(全属性耐性持ちだから、毒も麻痺も睡眠薬も効かないから、平気なんだけどね、まぁ、とりあえず入学式に行かないとね)

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