エピソード1(脚本)
〇綺麗な一戸建て
『大好きな君に伝われ』
夏目 優希「紘くん大好き❤」
大橋 紘「うん知ってる」
大橋 雪翔「優希はまた紘に告白か?これで何回目だ?」
夏目 優希「雪兄!うーんと・・・わかんない!」
大橋 雪翔「そうだろうな。紘は愛されてるな。 優希頑張って紘を振り向かせろよ」
夏目 優希「ありがとう雪兄、私頑張る!!」
大橋 紘「兄ちゃん頼むからやめてくれ! ますます優希が調子に乗るから」
夏目 優希「紘くんヒドイ。そんな事ないよ!」
大橋 紘「どーだか・・・」
大橋 雪翔「おっとそろそろ時間だ! じゃあ2人共仲良くな~」
私は夏目優希17歳
彼は大橋 紘 17歳
雪兄は大橋 雪翔 21歳の大学生 紘くんのお兄さんだ。
私と紘くんはいわゆる幼なじみ。
紘くんとの出会いは2歳の時で、私の家の隣りに紘くん一家が引っ越してきた。
それから私は紘くんに会う度にベッタリとくっついていたらしい・・・。
もちろん覚えてません。
でも物心つく頃には私は紘くんの事が大好きになっていた。
そして紘くんに会う度に「紘くん大好き❤」と伝えるけど紘くんは「うん知ってる」としか応えてくれない。
いつかちゃんと応えてくれるよね?紘くん。
紘くんはうざいかも知れないけど、何回でも大好きって伝えるから。
私は今日も紘くんに向かって走り出す。
紘くんに私の想いが少しでも伝わるといいな・・・。