ハピネスパープル登場(脚本)
〇研究所の中
福島博士「合宿のスケジュール調整のほうは、これで完了だ」
博士夫人「場所はあなたの親せきが運営してる民宿よね?」
福島博士「そうだよ」
紫藤翼「あの、お昼ご飯できましたよ」
博士夫人「そうね。そろそろご飯にするわ」
福島博士「ありがとう。助っ人として来てくれてうれしいもんだよ」
紫藤翼「そう言ってくれるとありがたいです」
〇一人部屋
紅城憲夫(そろそろ進路希望、書かなきゃな・・)
勉強をしつつ、ベッドに横たわる憲夫。
紅城憲夫(進路、考えないといけないな・・・・ 来年は受験生だし・・・)
〇トラックのシート
藍沢拓馬「カーエアコンのおかげで助かる」
藍沢拓馬「次はここだな」
次の配送先へと向かう。
〇おしゃれな大学
山吹絵里奈「そういえば学園祭の話も出てくる時期ね。今年はミス・ミスターコン、出ようかしら?」
大学の後輩「私も出ようと思ってます」
山吹絵里奈「わくわくするわね」
大学の同級生「そのミスターコン、俺も出る予定だよ」
〇教室
常盤隆一郎「以上で今日の分の夏期講習はおしまいです」
「ありがとうございました!」
常盤隆一郎「忘れ物がないようにしましょう」
〇病院の診察室
桜庭舞「今日の来診者の記録もチェックしたし、お昼ご飯の時間ね」
〇事務所
医師「お疲れさまでした!」
桜庭舞「お疲れさま。お昼の時間ね」
医師「そういえばお盆休みのシーズンですが、我々もお盆休み、欲しいですね」
桜庭舞「そうね。何とかシフトを工夫すればとれるかもしれないわね」
〇研究所の中
数日後。面々は合宿に関する打ち合わせをすることとなった。
福島博士「さて、この度実施予定の合宿に関する打ち合わせをしたいと思う」
博士夫人「このしおりをよく見てほしいの」
紫藤翼「どれどれ」
紅城憲夫「場所は海近くの山間の旅館か」
博士夫人「そうよ。主人の親戚が運営してるの」
藍沢拓馬「自然の中で合宿できそうだな」
山吹絵里奈「しかも海も近いからいっぱい運動できるわ!」
常盤隆一郎「チームの一体感を深めるのは大事だね」
福島博士「そうとも」
シャンシャン「この合宿では、体力アップや一体感を深めるためのイベントを行います」
桜庭舞「わかったわ」
福島博士「車の件だが、私たちは普通の車で行く。資材も積み込むさ」
藍沢拓馬「俺らはレンタカーで行くよ」
福島博士「そうか、君は運転免許持ちだったね」
藍沢拓馬「まあな」
シャンシャン「それなら安心ですね。私の充電装置やバッテリーもお願いしますね、博士」
福島博士「わかった」
博士夫人(後は天気次第ね・・・・)
〇空
ウィザードスケルトン「さて、今日はどこを攻めましょうかね」
ウィザードスケルトンは場所を見定めた。
ウィザードスケルトン「あそこにしましょう」
〇おしゃれな大学
女子ソフトボールサークル部長「今日はレポートも終わったしサークルもなし。このまま戻ろうかしら」
その時だった!
ウィザードスケルトン「ではこれより、地獄のショーを始めるとしましょう」
「ヤーッ!」
キャンパス内は大パニックに!
〇研究所の中
シャンシャン「博士、緊急事態です!」
博士夫人「場所は絵里奈の通ってる大学よ!」
福島博士「とにかく急行してくれ!」
紅城憲夫「わかった!」
山吹絵里奈「大切な夏休みを邪魔するなんてひどすぎるわ!」
常盤隆一郎「とにかく急ごう!」
桜庭舞「はい!」
紫藤翼「僕も行きます!」
彼らは現場へと駆け出した。
〇おしゃれな大学
ウィザードスケルトン「これは愉快ですこと!」
「そうは問屋が卸さない!」
ウィザードスケルトン「あの声は!?」
紅城憲夫「性懲りもなく暴れやがって!」
藍沢拓馬「直ぐ帰った方がいいぜ!」
山吹絵里奈「私の通ってる学校で好き勝手に暴れるなんて言語道断よ!」
常盤隆一郎「痛い目に遭ってもいいのか?」
桜庭舞「同じことは2度言わないわ!」
ウィザードスケルトン「ブラックアーミー!離反するとは!」
紫藤翼「あの時の僕じゃないから!」
紅城憲夫「みんな、準備はいいな?」
「もちろん!」
「いつでもオッケーよ!」
〇魔法陣
「ハピネスチェンジキー、スタンバイ!」
「ハピネスチェンジキー、スタンバイ!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
メンバーは、ハピネスチェンジブックの中に星のマークを描き、こう叫んだ。
「ハピネスチェンジ、スタート!」
「ハピネスチェンジ、スタート!」
紅城憲夫「昂る情熱のパワー!ハピネスレッド!」
藍沢拓馬「沈着冷静なるパワー!ハピネスブルー!」
山吹絵里奈「ピカッと閃くパワー!ハピネスイエロー!」
常盤隆一郎「穏やかで安らぐパワー!ハピネスグリーン!」
桜庭舞「心ときめく素敵なパワー!ハピネスピンク!」
ハピネスパープル「高貴溢れるパワー!ハピネスパープル!」
「決してくじけない、6つのパワー!」
「ハピネスシックス、登場!」
〇おしゃれな大学
ハピネスパープル「これが、僕なの?!」
紅城憲夫「ああ!お前も俺らと同じ、ハピネスシックスだ!」
藍沢拓馬「6人になったから、戦力も増えるな!」
常盤隆一郎「苦しめられた分、思いっきり相手にぶつけるといい!」
「博士に感謝しないとね!」
ウィザードスケルトン「もう茶番は終わりましたか?畳みかけますよ!6人になったからって、簡単に倒せると思わないでください!」
「ヤーッ!」
紅城憲夫「じゃあ行くぞ!」
ハピネスパープル「はい!」
「オッケー!」
「任せて!」
紅城憲夫「行くぜ!」
紅城憲夫「それっ!」
ウィザードスケルトン「わー!」
ダークネス団の部下「ヤーッ!」
ハピネスパープル「こっちだって!」
ハピネスパープル「えいっ!」
ハピネスパープルは、光の攻撃で敵を包囲した。
ハピネスパープル「とどめだ!」
ダークネス団の部下「ワーッ!」
藍沢拓馬「負けてられないぜ!」
藍沢拓馬「覚悟しな!」
ウィザードスケルトン「しまった!」
山吹絵里奈「こっちだって!」
山吹絵里奈「覚悟!」
「ワー!」
常盤隆一郎「覚悟したまえ!」
常盤隆一郎「それっ!」
「ワー!」
桜庭舞「覚悟なさい!」
桜庭舞「それっ!」
ダークネス団の部下「ワー!」
桜庭舞「一気に行くわよ!」
ハピネスパープル「こっちも!」
ダークネス団の部下「ワー!」
常盤隆一郎「それっ!」
藍沢拓馬「こっちも!」
ウィザードスケルトン「しまった!」
山吹絵里奈「行くわよ!」
ウィザードスケルトン「わー!」
紅城憲夫「行くぜ!」
「ワー!」
紅城憲夫「とどめを刺すぞ!」
「了解!」
「そうこなくっちゃ!」
ハピネスパープル「わかりました!」
〇幻想空間
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
紅城憲夫「レッドスター!」
藍沢拓馬「ブルースター!」
山吹絵里奈「イエロースター!」
常盤隆一郎「グリーンスター!」
桜庭舞「ピンクスター!」
紅城憲夫「パープル、頼むぞ!」
ハピネスパープル「わかりました!」
ハピネスパープルがハピネスチェンジブックの中身を操作し、5人が描いた五角形を大きくした。
紅城憲夫「行くぞ!ハピネスペンタゴンウェーブ!」
「ハピネスペンタゴンウェーブ!」
「ハピネスペンタゴンウェーブ!」
「ワー!」
ウィザードスケルトン「次はそうはいきませんぞ!」
〇おしゃれな大学
「ハピネスシックス、」
「今回も、」
「大勝利!」
女子ソフトボールサークル部長「ありがとう、ハピネスシックス!」
〇研究所の中
シャンシャン「お疲れさまでした」
福島博士「今回もよくやったな!」
博士夫人「翼君も大奮闘したみたいね」
紫藤翼「チームの一員として奮闘できてうれしいです」
博士夫人「じゃあ、合宿の打ち合わせの続きよ」
紫藤翼「わかりました!」
紅城憲夫「持っていくものはここに書いてある通りだな」
藍沢拓馬「虫よけスプレーや冷却シートもいるね」
常盤隆一郎「雨具とかも持参したほうがいいね」
紫藤翼「山の天気は変化しやすいから気を付けないと!」
桜庭舞「薬とかも、持っていくわね!」
山吹絵里奈「さすが看護師さん!」
桜庭舞「絵里奈ちゃんってば・・・」
〇宇宙船の部屋
ウィザードスケルトン「すみません・・・・」
ダーク「情けないったらありゃしない!」
ブラックスケルトン「じゃあ次はこちらが行きますか」
アーミースケルトン「その時は同伴します」
ダーク「いいだろう」
ハピネスパープルを加え、パワーアップしたハピネスファイブ。ハピネスシックスとしてダークネス団に立ち向かってほしい。
ダーク「ブラックアーミーめ、逆らったことを後悔させてやる!」
次回へ続く!