田畠組の差出人(脚本)
〇公園の砂場
中村智一「おっす!俺田畠!」
中村智一「違うか!(笑)」
大久保篤「お前が!?」
大久保篤「って、違うか!」
緑谷耕平「え!あの!?悟◯!?」
緑谷耕平「って、違うか!(笑)」
中村智一「違わない!(笑)」
全員「えーーーーーーーーー!!?」
大久保篤「やべ!よだれ!」
緑谷耕平「やべ!腰!」
中村智一「やべ!俺のブラ!」
全員「なんでだーーーーー!!!」
〇公園の砂場
中村智一「なー、俺の時計知んない?」
中村智一「亡くして困ってんだけど」
大久保篤「えっそれはー?」
緑谷耕平「んー?何ー? 眠いーっ」
中村智一「ちょ、ロールスロイスなんだけどさー!」
大久保篤「えっ まじ?──」
緑谷耕平「それはヤバくない?」
中村智一「いや(笑) まじなんだけど(笑) そのー(笑)」
中村智一「俺の? 話でいうと トラ◯プからもらったやつ!」
大久保篤「はー?それは? ふざけてない?」
緑谷耕平「どういうこと?」
中村智一「あー! そのー密輸!密輸! そのー関税?うるさいだろ?」
大久保篤「はー?さっきから言ってること目茶苦茶だよ?汗」
緑谷耕平「はー?ぷー?面白くないよ?その冗談!」
中村智一「いや(笑)まじ、ごめん。 その──」
中村智一「これなんだ」
中村智一「なんか?なんか?なんか? そのー」
中村智一「なんかそのー 親父の?形見?っていうか?」
大久保篤「はー?それは?じゃなくね?」
緑谷耕平「えー?ぷー?はー?」
中村智一「なにくそー?」
大久保篤「そのー」
緑谷耕平「俺ら遊ばね?」
中村智一「知らね?ホントに!」
大久保篤「知らね!」
緑谷耕平「ぷー?」
「やべ!何? 俺?」
「わーーーーー!」
中村智一「って夢を見てさー!(笑)」
「ははは!それ要らない(笑) パンダとか!」
「いやいや(笑)コアラ!コアラだから!」
中村智一「ちーがー!」
田畠「田畠だから!」
〇公園の砂場
大久保篤「えみー!? 何してんのー!?」
えみちゃん「はーい! 今、小説書いてまーす!」
大久保篤「それはー!?」
えみちゃん「えーと! 今ー!今ー!」
大久保篤「そんなことやってんのー!? 何やってんのー!?」
えみちゃん「今、小説書いててー!! それでー! それでー!」
大久保篤「何ー? はー? なにー?」
えみちゃん「えーと だからー えーと そのー」
大久保篤「何ー? はー? 小説だとー?怒」
大久保篤「何、小説書いてんだよー」
えみちゃん「何かね! そのね!」
大久保篤「あー? ふざけんな! 漫画掛け!」
えみちゃん「あー! ふざけんナッツトゥーユーが! 出てきちゃうよ!?」
大久保篤「なんだよ それー!」
えみちゃん「これ? これって言っていいの?」
大久保篤「何? 何って言っていいの?」
えみちゃん「ふざけんナッツトゥーユーです!」
大久保篤「ははは! 笑っちゃった! ははは!」
大久保篤「って──!」
大久保篤「ちーがー!」
えみちゃん「うー!」
大久保篤「ははは」
えみちゃん「これ! これ!」
大久保篤「何ー!? 何がー!?」
大久保篤「何がー? 何がー? (笑)」
えみちゃん「小説がね!? こんなの!!」
大久保篤「はー?怒」
えみちゃん「これ!」
大久保篤「えっ!」
えみちゃん「なぁに?」
大久保篤「これ見ていいやつ?汗」
えみちゃん「いーよぉ?」
大久保篤「これはー?」
えみちゃん「んーーー?」
大久保篤「ここはー!怒」
えみちゃん「はーい!」
大久保篤「ここはー! ここで展開するべきだろー! それでさー!」
大久保篤「そーそー! ここ、ここ! ここで! もっと展開を分かりやすくして! そこはー!」
えみちゃん「は、はーい!」
大久保篤「返事が小さーい!」
えみちゃん「はーい!」
大久保篤「それでさー! ここはー!」
今後5時間以上もこの説教は続いたという・・・
日は暮れ、夜は明け、
次の日・・・
えみちゃん「はぁ・・・ なんでここ書けないんだろう?」
大久保篤「はぁ・・・ なんでここ書けないかなぁ!」
えみちゃん「はーい!」
大久保篤「それでさー! えみー?」
えみちゃん「はーい!」
大久保篤「何してるー?」
えみちゃん「は、はーい!」
〇公園の砂場
中村智一「むーっ!」
「何々ー? どしたー?」
中村智一「むーっ! ここで展開を変えるべきか否か!」
「それはー? それはー?」
中村智一「むーっ! ここか? ここで? ここでやるか? フツー!(笑)」
「それはー! あー、だからー!」
「そこはさー! もっとさー!」
中村智一「あん? 何?」
「それは? それは?」
「ここでしょ? ここでしょ?」
「だーかーらー! ここで展開をもっと新しくして!」
「それはさー! これじゃない?って 示せないとー!」
中村智一「ここか? ここでコレだ! って 示さないと?」
「駄目にゃんだねー!」
「駄目にゃんですねー!」
大久保篤「よっと!」
緑谷耕平「呼んだ?」
中村智一「ちーがー!」
中村智一「呼んでねーし!」
大久保篤「呼ばれた?」
緑谷耕平「気がして?」
大久保篤「出てきた!」
緑谷耕平「気がする!」
中村智一「いや(笑) 出て来ないで!」
大久保篤「出てきた」
緑谷耕平「からには」
大久保篤「これを」
緑谷耕平「しよう!」
田畠「俺?」
田畠「あれ? また?」
田畠「俺ー(泣)」
田畠「それでさー! それでさー!」
〇公園の砂場
大久保篤「それでさー! それでさー!」
緑谷耕平「うんうん! 何々ー?(笑)」
大久保篤「それでさー! それでさー!」
緑谷耕平「うんうん! 何々ー?(笑)」
大久保篤「それでさー! 何かさー! ゆうきがさー!」
緑谷耕平「うんうん! 何々ー?(笑)」
大久保篤「パンダになる夢見た!」
緑谷耕平「あー、見ちゃったんだ(笑)」
大久保篤「ちゃー! ちゃう! 見ちゃったとかじゃ!(笑) ははは」
緑谷耕平「そーそー! 見ちゃったもんは仕方ない!(笑)」
大久保篤「そっか! 仕方ないか!(笑)」
緑谷耕平「そーそー! 仕方ないねー!(笑)」
中村智一「ふーっ!」
中村智一「──っておい!」
田畠「はー!疲れたー! 漫画家も伊達じゃねーなー!」
田畠「やんなっちった!(笑)やべ! 笑っちった!(笑)ははは」
中村智一「っていう? 夢?見て? なんかさー!」
全員「ははははははははは!」
〇公園の砂場
えみちゃん「私の話・・・ 面白くないのかなぁ・・・」
「そんなことはー(笑) ない!(笑)」
えみちゃん「うーん・・・ 中々面白い話が書けない・・・ どうしよう?」
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