エピソード24 金欠部下ちゃんはバイトを探すようです(脚本)
〇個別オフィス
部下ちゃん「金が無いっす」
守信寺さん「えっ! 部下ちゃんは普通にお給料 もらっているでしょ?」
守信寺さんは正規雇用ではないので
とても薄給なのです
部下ちゃん「アー○ャちゃんの でっかいフィギアを 買ったら無くなった!」
守信寺さん「ス○イファミリーのフィギアって そんなに値段高いの?」
部下ちゃん「¥153,000もしたっす」
守信寺さん「え? それって詐欺では?」
部下ちゃん「背丈が105cmの等身大 アンド着せ替えもできるので 仕方ないっすね、トホホ」
守信寺さん「まあ、そんなに大きなフィギアなら 仕方ないかも」
部下ちゃん、守信寺さん
それはフィギアじゃありませんよ
ごにょごにょドールです(補正)
守信寺さん「倹約のために お昼はカフェじゃなくて お弁当持参にしたら?」
部下ちゃん「なーんか良いバイトとか ねーっすかねー」
守信寺さんの常識論が
部下ちゃんにはまったく
通じていないのでした
部下ちゃん「短時間で高収入 アンド即金で」
守信寺さん「そんなバイト あるわけないでしょ!」
医師「あるんだな~ とっておきのが」
医師「キックバック5%で 紹介するよ」
上司さん「仕事中にバイトのあっせんを しないでください!」
医師「皆さまの創作活動のおかげで お給料減らされてねえ(震え声)」
医師「こうでもしないと苦しいんだよ 上司さんなら分かるよねえ(怒)」
上司さん「え、いや、あのその ちょっと急用を思い出しました」
医師らしき人が激怒している理由は
はひとつ前の話をご参照ください
部下ちゃん「教えてプリーズ!」
医師「あたしも詳しいことは 知らないからさ ホイッ」
医師「こっちのサイトから 直アポでよろしく」
医師「そうそう アポするときに「住所のわかるもの」 を登録すると良いこと有るらしいねえ」
医師「んじゃ」
言うだけ言うと
医師らしき人は部屋を出ていきました
部下ちゃん「何々 「深夜帯の仕事です」 「荷物を運ぶ軽作業」」
部下ちゃん「「短時間拘束」 「即金高収入」」
部下ちゃん「やったね! 神バイトいただき」
守信寺さん「あの・・・ 物凄く言いづらいんだけど」
部下ちゃん「にゃんでしょう?」
守信寺さん「それって 「闇バイト」じゃない?」
部下ちゃん「なんぞそれ?」
何と部下ちゃんは
闇バイトを知らなかったのです
守信寺さん「今、世間では バイトの求人をよそおって 悪事に引き込む事案が多発しているのよ」
部下ちゃん「どーせ大したこと無いっしょ お金になるならOKだよーん」
守信寺さん「何言ってるの!」
部下ちゃん「ひっ!」
部下ちゃんの能天気ぶりに
守信寺さんの怒りが爆発した!!
守信寺さん「夜中に他人の家に押し込んで 強盗をするように強要され!」
守信寺さん「最期は警察に逮捕されて 死ぬまで刑務所よ! 何が良いの?」
部下ちゃん「そ、それは・・・」
守信寺さん「もう一度聞くけど 本当に良いの?」
部下ちゃん「ゴメンなさい あたし間違ってたよ」
守信寺さん「分かれば良し 私もついていくから 二人で断りに行きましょうね」
部下ちゃん「うん、そーするよ」
このあと二人は
医師らしき人に謝って
バイトをキャンセルしたのでした
〇病院の診察室
医師「まあ、こんなご時世だし 仕方ないねえ」
医師「はいはい私だけどさ やっぱ無理だったわ 全然、バイト集まらなかったよ」
〇星
某所にて
サンタさん「もしもし え、バイト応募ゼロ?」
サンタさん「参ったなあ 一人でプレゼントを配るしかないか」
サンタさん「深夜に荷物を運ぶから 拘束時間は短めで 割増ありの現金支給にしたのだが・・・」
サンタさん「トナカイよ いったい何が良くなかったのだろう?」
トナカイさん「・・・(ボクには分かんないよ)」
サンタさん「こりゃあ今年は 全部の家を回りきれないぞ」
サンタさん「仕方ない 回り切れなかった分は来年に 繰り越しだな」
と言う訳で
今年サンタさんが来なくても
来年に期待しましょう
メリークリスマス🔔
ごにょごにょドール😱 気になって販売サイトを見に行ってしまいましたꉂ🤣(ほうほう、オプションやカスタマイズが……イエナンデモアリマセン😇)
ダークな闇サイト展開まっしぐらと思っていたら、まさかのステキ展開✨ 医師(らしき人)の素性や人脈がいっそう気になる回ですね😊