〇城壁
ほふく前進する虫「※凡ミスのお知らせ」
ほふく前進する虫「今現在、ギン君は上半身裸ですが‥‥‥」
ほふく前進する虫「作中のスチルで、普通に服着てるverを 描いちまっています」
ほふく前進する虫「いやぁ〜、うっかり×２」

〇空

〇雪山の森の中
オージュ・ウォゲ「あの時は かばったけどさ‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「ぶっちゃけ、お前の嫁の気持ち‥‥‥ めちゃくちゃわかるんだよ」
オージュ・ウォゲ「『小説を書かないお前』なんてさぁ‥‥‥」
キン・ユルシャ「そんなもん、俺が書けるわけ ないだろ？」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥‥‥‥‥」
空中からギン「ぎゃあ?!　 真下っ、おい‥‥‥‥?!」
　　※上空から落ちてくるギン
キン・ユルシャ「（声にならない声!!!!!!!）」
ギン「親父ぃ!!!!　ごめぇん!!!!!」
ギン「ヴァガちゃあん?!?! 『ドゥイプーワでオージュ先生の上に 　落ちてやろう』って話だったじゃん???」
ヴァガ「うるせー!!! こちとら、本読みまくったせいで 寝てないんじゃぁい!!!!!」
ヴァガ「だから『目測 ズレるかも』つったのに!!」
ギン「くっ‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「へぇ、ソレ『ドゥイプーワ』？ 初めて見たよ」
ギン「おのれ！　よくも 親父を!!!!」
オージュ・ウォゲ「どさくさに紛れて、全てを私のせいに しないでくれ‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥というか、後頭部 大丈夫？」
ギン「やりやがった本人が言うのかよ?!」
ギン「回復中に マモから聞いたぞ！」
ギン「先生が魔物をコッチに流し込んで いたせいで、俺の執筆時間が 奪われてたってな！」
ギン「あと、その他 全国大迷惑!!!」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥何？　どうする？　私と殺り合う？」
オージュ・ウォゲ「私、腐っても『親父さんと肩を並べて 魔物討伐し続けた猛者』よ？」
オージュ・ウォゲ「場数も君より多く踏んでるし‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「あの街から ほとんど出た事がないし、 本からの学びしかないギン君が 私に勝てるところある？」
ギン「‥‥‥‥‥」
ギン「先生‥‥‥」
ギン「好きだし尊敬してるし、 感謝してるぜ？」
オージュ・ウォゲ「私だって、お気に入りだったよ」

〇雪山の森の中
オージュ・ウォゲ「急に斬りかかってくるなよ、怖い×２」
オージュ・ウォゲ「『Изгаряйте』」
避けるギン「おっひょお!!!（？）」
オージュ・ウォゲ「ギン君の動きや行動パターン、 ナキュと似てるねぇ」
オージュ・ウォゲ「なんだか デジャブを感じるよ」
ギン（（そうなのかなぁ‥‥‥‥））
ギン「‥‥‥‥‥」
　　※オージュは光弾を闇魔法で 相殺した！
オージュ・ウォゲ「真顔の無詠唱で光弾 撃たないでよ（笑）」
ギン「サーセン」
オージュ・ウォゲ「既存の魔法なんて、すぐ対抗できちゃうよ私」
ギン「‥‥‥‥‥」

〇雪山の森の中
ギン「あのさぁ、ヴァガちゃん」
ヴァガ「あん？」
ギン「俺がさぁ、この旅で１番ビビった瞬間 なんだかわかる？」
ヴァガ「『下半身ハッカ陵辱』」
ギン「あれは『苦痛』だっただけで、 『ビビった』わけではないよ〜」
ギン「ヴァガちゃんのさぁ、 アレに１番ビビったんだよ」
ギン「『ドゥイプーワ』で手をハムハムされた時よ‥‥‥」
ヴァガ「あぁ、アレかぁ」
ギン「と、いうわけで ソレにヒントもらいました！」
ヴァガ「は？」
ヴァガ「何ソレ、ヘビ?!?!?!」
ギン「ドゥイプーワをヘビの形にしてみました」
ギン「敵を追尾して噛みちぎって、その部位を 異空間に飛ばしちまうんだぜ！」
ヴァガ「何故‥‥‥ヘビ‥‥‥」
ギン「この森、ヘビ多かったから なんとなく」
ギン「‥‥‥スカイフィッシュ型のほうが良かった？」
ヴァガ「それよか!!!! 人の魔法、勝手に覚えやがって！」
ギン「あれでしょ？　 意識を大気中の何か アレに合わせて ニュワッてやるイメージで、プリュッて‥‥‥」
ヴァガ「方法原理を曖昧に感覚的にっっ!!!」
ヴァガ「‥‥‥なんで嬉しそうなんだ、あの人！」
ギン「‥‥‥‥‥先生がご自分で仰ったとおり、」
ギン「右腕を失くすような『不幸』が起きたら、 よりイイ創作できるんじゃないです？」

〇雪山の森の中
オージュ・ウォゲ「ねぇ！　 コレに食われたら、どこ行っちゃうの?!」
ギン「── で、俺もいるんですよ」
ギン「ガード固い（´･ω･`）」