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第78話 再造形魔術(リクリエイト)(脚本)

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〇西洋の市街地
  2021年 イリノイ州 ピオリア郡 ピオリア市 市街地内 広場
チョ・ヨンス「繰り返す!『時代遅れの敗残兵共』を消し炭にしろ!」
  ヨンスはマリア達に無線をなげつけた後、自身の摩擦力を極限まで減らしその場から去る
  そこに残る『緑色の煙』のような残像に向け、マリアは言葉を放った
マリア・イアハート「『踏みしめる雪が深いものであると気づいた時、白雪の天使はお前を連れ去るだろう』」
斎王幽羅「ミサイルが来る···!エンチャントさん、どうにかできる···!?」
エンチャント魔導法士「時間はかかるが···防ぎきれる!」
  エンチャントは広場の周りの建物に魔法陣を複数展開し、建物を一気に作り替え始める
姫騎士「数件ある建物を一気に作り替えている!?何これ···!頼様がいらっしゃった時代でもこんな凄技見たことない···!」
マリア・イアハート「今や絶滅危惧種になった魔術師だが、こんな実力者もいるとは思わなかった···」
  姫騎士達が驚きを隠せない中、エンチャントの魔術により徐々に『巨人』が出来上がってくる
  エンチャントは皆に巨人の影に隠れろと指示し、皆それに従う。斎王がふとエンチャントを見ると
  エンチャントは今までにない『緊張した様子』で巨人を作り上げていた。エンチャントですらこの魔術は
  『成功させるのが難しい』という事が見て取れた。そして巨人が出来上がると同時にエンチャントは技の名を放った
エンチャント魔導法士「冠位魔術『星の巨人 アトラス!』」
  巨人が抱え持っている『地球』の様な岩石はミサイルを尽く受け止め、岩石からは『破片』がちらほら落ちる程度に留まった
姫騎士「す、すごい··· ··· ···頼様レベルの異能···こんな人間がまだこの世にいたなんて···」
マリア・イアハート「あの巨人の抱えている『星』に殆ど傷がついてない。トマホークミサイルも弱いワケじゃないんだがな···」

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