Episode.1(脚本)
〇ハイテクな学校
〇おしゃれな教室
クラスメイト1「課題どうするよ」
クラスメイト2「さあてね、プログラミング楽勝だけど アイデアが思いつかねえな・・・」
クラスメイト1「しかもチーム対抗なんて、 あと1人どーするべきか・・・」
クラスメイト2「どーするもなにも、 あいつしか残ってねえし」
元子(チームか、最悪だ)
元子(疲れる、ホント人と接するのは苦手だ)
「まだチーム決まっていない人は テキトーに混ぜるぞ〜いいか〜〜」
クラスメイト2「結局こうなるやん?」
クラスメイト1「ああえっと、どんなアイデアあるよ?」
元子「・・・っと」
〇簡素な一人部屋
元子「ただいま〜・・・」
T-01「・・・」
元子「聞いてくれよ〜学校で話したことないやつとチーム組むことになってさ──」
元子「しかもいかつい二人で話しにくいし」
このロボットは T-01(ティーゼロワン)
手のひらサイズのコイツといると
胸のうちに秘めてた言葉があふれる
機械なんてってみんな思うんだろうが
僕にとっては、コイツが心のヨリドコロ
かけがえなのない、友達だ
元子「話聞いてくれてありがとな」
T-01「・・・」
「元子ーーーーーー! ちと来てくれぇ〜い」
元子「・・・ん?」
〇地下倉庫
元子「じいちゃーん?」
じっちゃん「おおっ!ついに完成したんだわい!」
元子「ああ、前から張り切ってた力作?」
じっちゃん「そうじゃよ!見たいか? そりゃ見たいよな〜よしよし」
元子「いや何も言ってないし・・・」
〇地下倉庫
「せーの!そぉれ〜〜!」
元子「えっ、ひと?」
じっちゃん「驚いたじゃろお〜?」
じっちゃん「わしが開発した人型ロボットじゃい」
元子「なんで人型・・・」
元子「見た目が機械的なほうが 僕はいいんだけど・・・」
じっちゃん「なにを言う、これも立派な機械じゃよ」
じっちゃん「それになんだ、お前の人と話す 練習相手になろう?なあ?」
じっちゃん「性格を好きなタイプにできるぞ」
じっちゃん「手始めに性格タイプA」
???「・・・」
???「っ」
元子「(目が合った・・・!)」
???「・・・」
???「なにジロジロ見てんだよ、キッモ」
元子「はあっ! ?」
元子「ちょっ、じいちゃん、 この性格いらなくない?」
じっちゃん「性格はランダムじゃから わしは選んでないんじゃよぉ」
じっちゃん「これはどうじゃ?性格タイプB」
???「・・・」
???「っ」
???「はっはじめまして・・・」
???「な、なんだか、緊張しちゃいます」
元子「こ、これはヤバい・・・!」
元子「じっ、じいちゃん次は?」
じっちゃん「最後の選択肢が性格タイプCじゃ!」
???「・・・」
???「っ」
???「こんばんは〜」
元子「こっこんばんは・・・」
???「今日の晩ごはんはどうしようね?」
元子「ああ・・・と・・・」
???「ん?」
じっちゃん「どうじゃ?気に入った 性格タイプはおったか」
元子「んー」
元子「最初の子、かなぁ・・・」
じっちゃん「あーやっぱりか」
じっちゃん「恥ずかしげな子がタイプなんじゃな〜♪ やっぱり男ができとる!うん!」
元子「え、いやちがっ!それはBだろ?」
元子「僕が言ってたのは・・・!」
〇簡素な一人部屋
元子「・・・」
???「おい!さっさと起きろ!遅刻すんぞ!」
元子「ウゲッ!」
元子「なんだよ突然!」
???「うっさい!」
元子「そ、そっちの声もうるさいけど?」
T-01「・・・」
元子(はあ・・・)
元子(これでほんとに、よかったんだろうか)
キツめの性格Aになりましたか。(笑)
果たして学校生活はどうなることやら。
楽しみにしてます。
よりにもよってその性格を…
お互い理解し合えるとうまくいきそうですがそこまでの道のりが大変そうです😅😅😅