〇美しい草原
　　????年、『導きの園』『柊なゆた』
柊 モカ(フリーシー装着)「化け物しゃん。 アナタ、生きてたんでしゅね」
歯車フォーチュン「ええ、生き汚いのが取り得ですから。 回復するのに、多少かかってしまったがね」
柊 モカ(フリーシー装着)「良かった。 本当に、本当に良かった」
歯車フォーチュン「どうしても、守りたいモノがあったから、」
歯車フォーチュン「頑張って、細胞を増やしましたよ」
歯車フォーチュン「いやぁ、他意はないよ」
歯車フォーチュン「ただ、」
歯車フォーチュン「キミと、 もう少しだけ話がしたかったんだ」
「オマエ、そんな強かったんだな。 ・・・見直したよ」
歯車フォーチュン「ええ、 銃も剣も、多少なら習いましたからね」
歯車フォーチュン「アナタが、汚い汗水流して励んでいたの、 ずっと見てましたからw」
歯車フォーチュン「『絶対に親父を守る！』 『『マム』を超えて俺が家族を守ってみせる！』 ・・・でしたっけwww」
レッド･ボーイ「・・・・・・」
歯車フォーチュン「おい、 そこの人間のオス！」
歯車フォーチュン「キミが１番強そうだから言っておく」
桜　壱貫(さくら　いっかん)「・・・・・・」
歯車フォーチュン「ちょっと頭を貸しなさい」
桜　壱貫(さくら　いっかん)「な、なんだ?! 頭にナニカが・・・」
歯車フォーチュン「戦闘データや諸々、容れてあげましたから、 最短距離で『ブラック･ダド』を葬りなさい」
歯車フォーチュン「でなければ、 ・・・ここで今、コ〇ス」
レッド･ボーイ「来い！」
レッド･ボーイ「『朱雀ラプチャー』!!」
歯車フォーチュン「ああ、 血液細胞と癒着･爆発する、私を殺したアレですか」
歯車フォーチュン「おいで、肉塊」

〇美しい草原
レッド･ボーイ「何匹いるんだ、コイツら！」
歯車フォーチュン「獲った」
歯車フォーチュン「くっ、 『パープル･マム』 もう、ここまで来てたのかい」
歯車フォーチュン「そこで見てるキミ」
柊 なゆた「は、はひぃぃぃ！」
歯車フォーチュン「その子、『モカさん』を頼む。 これを使えば、あと１回は死なせずに済むはずだ。 そしてもう１つ・・・」
柊 なゆた「え！ そ、そんな事、そんな偶然が?!」
柊 なゆた「だって、 それが本当なら、『モカちゃん』は何のために！」
パープル･マム「『ボーイ』、『朱雀ラプチャー』を借りるわ」
歯車フォーチュン「走りなさい！ 決して振り向くんじゃないよ！」
歯車フォーチュン「・・・結局変わらない。 私という悪は、決して生き残れない」
歯車フォーチュン「あの時と、大差ないね。 ・・・残念ながら」
　　その人？が、何度も何度も爆発しながら、
　　
　　肉片を散らしていく。
　　私は卑怯だから、
　　
　　だから、無我夢中で『モカちゃん』と共に走った。
　　倒すべき、
　　
　　『ブラック･ダド』の元へ!!
　　𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭