エピソード1(脚本)
〇女の子の一人部屋
わたしは橘ユカリ。
どこにでもいる普通の女子高生です。
「ユカリー! 早くしないと遅刻するわよー!」
ユカリ「わかってるー! 今支度してるところだから!」
〇飾りの多い玄関
ユカリ「じゃあ行ってきまーす!」
ユカリの母「行ってらっしゃい 気をつけるのよ?」
ユカリ「はーい!」
〇通学路
ユカリ「お母さんにはああ言ったけど、 ちょっと家出るの遅くなっちゃったな・・・」
ユカリ(この道は車の通りもないし・・・)
ユカリ「ちょっと急ごう!」
〇住宅街
ユカリ「ハァ・・・ハァ・・・ 疲れた・・・ でも・・・」
ユカリ「ここまで来れば学校もすぐそこ・・・ なんとか間に合いそう・・・」
ユカリ「でも走ったから喉カラカラだぁ・・・ 確かそこを曲がったところに自販機が・・・」
「あっ・・・危ない!!」
ユカリ「えっ・・・」
〇住宅街
ユカリ?「いったぁ~・・・」
ユカリ?「あっ!! ごめんなさい!! わたし急いでいて!!」
???「うっ・・・ いえこちらこそよそ見していたから・・・」
???「え・・・ わたし?」
ユカリ?「え・・・ なんでわたしがそこにいるの!?」
???「それはこっちのセリフよ!!」
???「もしかしてわたしたち・・・」
ユカリ?「入れ替わってる!?」