夢は無限大♾ #1

姫野 ももな

夢の始まり(脚本)

夢は無限大♾ #1

姫野 ももな

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〇ファンシーな部屋
森山 ひなき「・・・!?」
森山 ひなき「今の夢、すごいリアルだったな・・・」
森山 ひなき「気分転換に散歩でも行こうかな・・・」

〇公園の砂場
森山 ひなき「ふぅ、少し休憩・・・」
森山 ひなき(少し歩いただけで身体が痛い・・・)
森山 ひなき(少しずつ慣らしていかないとな・・・)
森山 ひなき「なんか、騒がしくなってきた?」
橋本 紗理奈「みんな、そんなに慌てないで!! 私は居なくならないから」
森山 ひなき「紗理奈ちゃん!?」
橋本 紗理奈「・・・・・・」
森山 ひなき「・・・?」
橋本 紗理奈「あなた、とても笑顔ね!!」
森山 ひなき「え、ありがとうございます!!」
橋本 紗理奈「あなた、きっとアイドルの素質があるわよ」
森山 ひなき「ほんとですか?!」
橋本 紗理奈「”アイドルになりたい”という気持ちが高ければきっとなれるよ」
森山 ひなき「ありがとうございます!!」
橋本 紗理奈(あの子・・・中学生の頃の私みたいでほっとけないな)
橋本 紗理奈「みんな、少し急用思い出したからこれで終わりね」
ファン「はい!! 次のライブまで楽しみにしてます!」
橋本 紗理奈「ありがとう」

〇ビルの裏
  森山ひなきは、路地裏で歌の練習をしていた。
森山 ひなき「ラララ〜♪」
森山 ひなき「歌が上手くない・・・」
???「とってもいい歌声ね!!」
森山 ひなき「誰?」
橋本 紗理奈「こんにちは!」
森山 ひなき「紗理奈ちゃん!? どうして・・・ここに?」
橋本 紗理奈「あなたが私の中学生の頃と似ていたから着いてきちゃった」
橋本 紗理奈「ごめんなさいね」
森山 ひなき「いえ、大丈夫です!!」
森山 ひなき「あの・・・紗理奈ちゃんが良ければ、歌のアドバイス貰えますか?」
橋本 紗理奈「歌のアドバイスならお任せあれ!」
森山 ひなき「ありがとうございます!!」

〇ビルの裏
森山 ひなき「歌の特訓に付き合って下さりありがとうございました!!」
橋本 紗理奈「ううん、貴方のお役に立てたなら良かったわ」
森山 ひなき「はい!!」

〇ファンシーな部屋
  ひなきは、憧れである紗理奈と別れてから家に帰って歌の練習をしていた。
森山 ひなき「♪〜♫〜♫」
森山 ひなき「少しずつ・・・歌が上手くなってる気がする!!」
森山 ひなき(このまま、成長し続けようかな)
森山 ひなき「もしもし?」
中山 椎菜「ひなき、少し時間いい?」
森山 ひなき「いいよ!」
中山 椎菜「ありがとう」
中山 椎菜「ひなきは、進路決まった?」
森山 ひなき「それがまだ決まってないんだ・・・」
中山 椎菜「そうなんだね・・・何かやりたいこととかあるの?」
森山 ひなき「歌える職業につきたいの!」
中山 椎菜「いいじゃん!!」
森山 ひなき「でも、担任に否定されそうで言えないの」
中山 椎菜「否定しないと思うよ? ・・・ひなきのやりたいことに応援してくれてるでしょ?」
森山 ひなき「そうだけど・・・怖い」
中山 椎菜「そっか・・・」
中山 椎菜「ひらめいた!」
森山 ひなき「何を?」
中山 椎菜「私も先生に言ってあげる」
森山 ひなき「えっ!?・・・いいの?」
中山 椎菜「いいよ!! 私もひなきの夢を応援してるから」
森山 ひなき「ありがとう!!椎菜!!」
中山 椎菜「うん」
森山 ひなき「またね」
中山 椎菜「うん、またね!!」
森山 ひなき「お風呂入って、寝よ・・・」

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