ユメノゲントウ2

池竹メグミ

Hidden Episode1 特級狩人(脚本)

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〇街の全景
  アークハール大陸

〇綺麗な会議室
  特級狩人用会議室
ガブリエル「やぁブレンダ。 随分久しぶりだね」
ブレンダ「えぇそうね。 半年は集まってなかったかしら」
ブレンダ「・・・これでアミレーとオニキスがいたら良かったのだけれど・・・」
ガブリエル「仕方ないよ、オニキスの分まで仕事任せる事になっちゃったし・・・」
ガブリエル「・・・それに彼は例の件で各地を巡って調査しているからね」
ブレンダ「確かに今回の異変は早急に対応しなきゃいけないわね」
ブレンダ「この『妖茸異変』を、ね」
ガブリエル「確かにあれは酷い被害だったからね。 チャールームの回収も追い付いてないし、僕達も手掛かりを探さないと」
ブレンダ「なら私も行くわ。 丁度資料も出来たし、さらなる調査の為に出掛けようと思っていたの」
ガブリエル「分かった、まずはホープシティに向かおう」

〇未来の都会
  ホープシティ

〇タクシーの後部座席
ブレンダ「それで、まずは何処から調べるの?」
ガブリエル「とりあえず路地裏からにしよう。 怪しい人間がいそうだし」
タクシーの運転手「お客さん、この街の路地裏に行くのかい?」
タクシーの運転手「なら止めといた方がいいよ。 最近あそこは治安が悪いからね」
ブレンダ「いえ心配には及びません。 私達はこういう者なので」
タクシーの運転手「あぁ狩人さんか。 それなら大丈夫だろう」
タクシーの運転手「じゃ最寄りの施設で下ろそう。 怪我には気を付けるんだよ」

〇ビルの裏
  路地裏
ブレンダ「本格的に調査を始めるわ。 ガブリエル、怪しい者を見かけたら知らせて頂戴」
ガブリエル「怪しい者か・・・。 すぐそこに倒れてる人がいるけど?」
??? 「・・・」
ブレンダ「本当ね・・・。 生体反応も無いし、中毒症状で死んだのかしら・・・」
ブレンダ「・・・仕事とはいえ、毎回こういうのを見るのは耐えられないわ」
ガブリエル「ブレンダ、そっちから何か飛んで来てるよ」

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