オタクの日常

柚夏

げつよーび(脚本)

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〇通学路
土井玲奈「ふぁー。ねむ・・・・・・」
里村奏「おはよっ!玲奈!」
土井玲奈「うわっ!・・・・・・奏か」
里村奏「ビビリすぎなんだよ」
末次たえ「おはよ。玲奈ちゃん、奏ちゃん」
「おはよー!」
  私はごく普通の学校に通い、ごく普通の生活をしている。
里村奏「今日、数学のテストだよー」
土井玲奈「あ、勉強してない」
末次たえ「私はやった!」
里村奏「たえは本当に真面目だなー」
土井玲奈「ねー」

〇教室
土井玲奈(あ、これ解き方忘れたw(終わった顔))
  ガタガタガタ・・・・・・
土井玲奈(地震だ!)
先生「テスト中ですが、この校舎はボロいので外に避難します」

〇白い校舎
土井玲奈「ふぅ」
先生「ど、土井さん。その持ち物は何ですか?」
土井玲奈「あ、これ、推しです!」
先生「同じ物ばっか・・・・・・」
  ・賢斗様のアクスタ×3
  ・賢斗様のキーホルダー×2
土井玲奈「アクスタは鑑賞用とお守り用と何かあったとき用で、キーホルダーはつける用と何かあったとき用です!」
里村奏「置いてくればいいのに」
末次たえ「確かに」
土井玲奈「いいや!違う!グッズには一つ一つ魂が宿っているの!」
里村奏「はぁ」
  奏がため息を吐く。
里村奏「だけど、何故か玲奈がいると安心するっていうか雰囲気が明るくなる気がするんだよなー」
末次たえ「うんうん」

〇美術室
  私は美術部に入っている。
  今はコンクールに出す用の絵を描いている。
土井玲奈「できたぁぁぁぁっっ!」
里村奏「相変わらずテンション高いな」
末次たえ「いつもの事じゃん」
里村奏「確かに」
里村奏「ってかどれ?」
末次たえ「何これ。絵の具でテキトーに描いた感じじゃん」
土井玲奈「これ、遠くから見て」
「え」
  遠くから見ると男の人の顔が浮かび上がった。
里村奏「すごっ!天才かよ!」
末次たえ「題名は?」
土井玲奈「私の頭の中」
里村奏「え?」
末次たえ「この男の人、もしかして・・・・・・」
土井玲奈「賢斗様だよ」
「だからか!」
  その絵は賞を貰ったとさ。

〇通学路
土井玲奈「ねむー」
末次たえ「毎日言ってるね」
土井玲奈「だってねむいんだもーん」
里村奏「小学生かよ」
土井玲奈「あ、今日、いつものやろ」
「りょ」

〇明るいリビング
  いつものとは
  グループラ〇ンでしりとりをする
  ただそれだけ!
土井玲奈「えー。どうしよ。“よ”って何かあるっけ?新聞しか思いつかん」
土井玲奈「まぁ、いいか!」
玲奈の母「れーなー!ご飯!」
土井玲奈「あ、やべ」

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