ユメノゲントウ2

池竹メグミ

第3話(脚本)

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〇田舎の病院の病室
  30分後・・・
ミハイル「はい、治療は終わりましたよ」
サイカー「ありがとう・・・。 ハァ、迷惑かけっぱなしだ・・・」
クイム「まぁ治ったし大丈夫だろ。 ちゃんと拠点には来れたんだからよ」
サイカー「そ、そうだね。 まぁそう思っておくよ」
ミハイル「それにしても一体何があったんですか? こんな首に傷が付くほどに刺すなんて・・・」
クイム「あー、それが良く分かんねぇ。 分かんのは船と一緒にアミレーが消えた事ぐれぇだが・・・」
ミハイル「え・・・今アミレーさんが消えた、って言いました?」
クイム「それがどうしたんだ?」
ミハイル「・・・うっ、あ、あぁ・・・」
ミハイル「あ、あ、あぁぁあぁぁぁぁっ!!! そんな、そんなぁ・・・っ!!!」
クイム「急に慌ててどうしたんだミハイル!? もしかしてアイツ知り合いなのか!?」
サイカー「・・・そうだろうね。 噂で聞いたけど祖母が同じらしいし」
クイム「なるほど、いとこなのか。 そりゃ心配するよな・・・」
ミハイル「わぁあぁぁぁっ!!! あぁぁぁぁああぁぁっ!!!」
クイム「お、おい待てミハイル!!」
サイカー「・・・行っちゃった・・・大丈夫かなぁ・・・」

〇おしゃれな受付
リノン「いとこからのドローンだ。 一体何だろう?」
リノン「手紙? 今日来る筈なのに送ってくるなんて珍しいね」
リノン「・・・いや、もしや・・・」
  様子が変な奴等には気をつけろ。
  奴等は貴君達に害をもたらすだろう
リノン「・・・きっと彼の身に何かあった筈だ。 わざわざ手紙で警告する辺り余程マズい事態なんだろうね・・・」
ミハイル「わぁあぁぁぁあぁぁっ!!! あぁ、あぁぁ・・・!!」
リノン「ミ、ミハイル・・・!? そんなに泣くなんて、何か事件でも起きたのかい?」
ミハイル「兄さん・・・実はかくかくしかじかで・・・」
リノン「やっぱり拐われたんだ・・・。 あの悪夢は合ってたんだね」

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コメント

  • 大変なことになってきましたねー。アンちゃんを助けてくれたのは果たして!?

    ドローンが去っていくところが可愛かったです♪ ありがとうございました!

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