英雄の子供(脚本)
〇城のゴミ捨て場
クリーチャー「グギッ・・・」
クリーチャー「・・・」
クリーチャー「クチャ・・・ クチャ・・・」
クリーチャー「魔王軍が勇者一行に討伐されて20年ほどになるか・・・」
クリーチャー「魔王軍の大半は殺されたか・・・」
クリーチャー「サキュバスやドワーフみたいな奴らは 人間と上手くやってるみたいだな・・・」
クリーチャー「王国の奴らは人間と魔族との共生なんか 言ってやがるが・・・」
クリーチャー「俺らみたいな種族は人間の恐怖心を煽る からって理由で実際ほとんど辺境の村や 廃墟に追いやられたな・・・」
クリーチャー「ゆっくりと生きたいだけなのに・・・」
クリーチャー「この廃城もほとんど食い物もなくなってきたな・・・」
クリーチャー「腹減った、もっと虫が食べたい・・・」
〇謁見の間
ナギ「ったく、国王のじじいめ・・・ せっかく私のパパとママが魔王を 倒してやったのに全然お小遣い少ないし」
ナギ「もっと、たくさんお金ないと、可愛い服も 美味しいケーキも全然食べれないじゃない・・・」
ナギ「ほんとにケチなんだから・・・」
一般階級の人間からすると
かなりの大金である・・・
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