第13話(脚本)
〇荒廃した教会
オープナー「ハァ・・・ハァ・・・。 なんなのよ、貴方・・・」
オープナー「・・・あの時、完全に支配しておけばこんな事には・・・」
アン 「ここまでです、オープナー! 今までの悪行の報いを受けなさい!」
〇黒
オープナー(嫌だ・・・まだ・・・まだ終われない・・・)
オープナー(今度こそ人間共を止めないと・・・あの子が・・・!)
オープナー(あぁ、辛い・・・。 人間共にあの子が利用されてる事が・・・)
オープナー(私は・・・もう一度立ち上がってみせる。 あの子を救う為に・・・!!!)
〇荒廃した教会
オープナー 「フフ・・・アハハ・・・!!! 私は・・・こんな所で屈しないわ!!」
アン 「・・・それが貴方の正体ですか。 貴方も人工知能だったのですね」
オープナー 「えぇ、その通りよ」
オープナー 「私の名はオープナー、〈イビル〉に仕える人工知能・・・」
オープナー 「正義や過去なんて私には無いわ。 私の全ては人間を滅ぼす為にあるの」
オープナー 「さぁ、今度こそ全力で──」
???「・・・待って!」
オープナー 「な・・・なんで貴方がここに!?」
ケイ「・・・君の過去を見たんだ。 人間に捨てられて辛かったんだね・・・」
アン 「それは本当ですか、ケイさん?」
ケイ「うん、本当だよ。 オープナーはずっと一人だったんだ」
ケイ「オープナー、人間を憎む気持ちは分かるけどそれでも言わせて欲しいんだ」
ケイ「・・・〈イビル〉は君を見捨てた様な奴が沢山いる組織なんだよ」
オープナー 「え、そんな・・・ウソ・・・。 あんな人間共と・・・同じ奴等が・・・?」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)