第12話(脚本)
〇地下倉庫
忘れ去られた教会 地下
ケイ「よし、バレないように潜入出来たね。 ここから気配を感じたし、早く助けないと」
ケイ「とはいっても結構暗いし、気をつけながら捜索しよう」
ケイ「っ!何かいる!」
ケイ「あれ?ただの追憶再生機? まさかこんな所にもあるなんて思わなかったよ」
ケイ「それにしてもどうして僕に近づいて来たんだろう・・・」
ケイ「わっ!?!?」
〇怪しい実験室
???「・・・あぁ、どうして・・・こんな荒れた世界になってしまったの・・・」
オープナー 「私は・・・人々を救う救世主になれると・・・信じていたのに・・・」
オープナー 「格差の無い明るい未来を開く為のAIとして・・・オープナーという新しい名まで貰ったというのに・・・」
オープナー 「それなのに人間は・・・私の力を悪用して、争いや負の感情ばかり生み出して・・・!!」
オープナー 「そのせいで・・・私は・・・捨てられ一人になってしまった・・・」
オープナー 「・・・許せない・・・。 欲深く自分勝手な人間共が・・・許せない・・・!!!」
オープナー 「いつか必ず私の手で・・・奴等に復讐を・・・裁きを・・・!!!」
〇地下の避難所
長い時が経った後──
オープナー 「やっと・・・あの部屋から出られた・・・」
オープナー 「・・・ん?」
オープナー 「人の骨、ね・・・。 これを使えば仮の姿を模倣出来るわ」
オープナー 「・・・『レプリカボディ』」
オープナー「・・・思ってたのと違うわ・・・。 長い年月放置されてたし、力が衰えたのかしら・・・」
オープナー「まぁいいわ、これでやっと復讐を成し遂げられるもの・・・」
オープナー「フフ、フフフ・・・」
〇地下倉庫
ケイ「今の・・・あの時の骨の人だ! まさか機械だったなんて・・・」
ケイ「それにあれが本当なら、オープナーはずっと一人だったんだ・・・」
ケイ「・・・ん? 追憶再生機の隙間に紙が挟まってる」
ケイ「えっと、何々・・・」
お──、誰か私を──て
ナイト────で─めを─して
ケイ「ダメだ、所々かすれて読めないや・・・」
ケイ「ただナイトって書いてあったし、まさかナイトブレイドの事を知ってるのかな?」
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メカの使い方がカッコいいです!
オープナー、助けてあげたいですね……