ユメノゲントウ

池竹メグミ

第11話(脚本)

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〇古い洋館
  翌朝・・・

〇おしゃれな受付
ケイ「おはよう、アン!」
ケイ「ってあれ?居ないなぁ・・・」
ケイ「え、何今の地響き? もしかして魔物かな・・・?」
???「た、大変ドラー!!!」
メカドラ「大変ドラ、どうしたらいいドラ!?!?!? うわぁぁあぁぁん!!!」
ケイ「ど、どうしたのメカドラ!? 泣いてるけど嫌な事でもあった!?」
メカドラ「ティアナが・・・ティアナが拐われたドラ・・・!!」
ケイ「何だって!?!? 犯人の特徴は分かる!?」
メカドラ「それが・・・この手紙しか手掛かりがないから分かんないドラ・・・」
ケイ「手紙?どれどれ・・・」
  羽根の生えた子は預かりました。
  返して欲しければ『忘れ去られた教会』に一人で来なさい
ケイ「忘れ去られた教会、か・・・。 確かグリーンフォレストを西に抜けた先の教会かな?」
ケイ「一人で来いって書いてるし、僕がティアナを取り戻してくるよ!」
メカドラ「・・・ありがとうドラ。 ケイは本当に優しいドラね」
ケイ「お礼を言うのは僕の方だよ。 メカドラには助けられたし、今度は僕が頑張らなきゃ」
ケイ「それじゃ、いってきます!」
メカドラ「いってらっしゃいドラ!」

〇森の中
ケイ「・・・ああ言ったのはいいけど、もし骨の女の人がいたらどうしよう・・・」
ケイ「僕は幻覚に弱いし、またあの技喰らったらまともに戦えないかも・・・」
???「・・・その悩み、聞かせてもらった」
ケイ「うわぁ!?誰!?」
ケイ「え、ま、魔物!? 僕に一体何をするつもり!?」
シェイド「安心して欲しい、敵では無い。 ブラック殿の使いだ」
ケイ「ブラックの使い?」
シェイド「うむ、吾輩の名はシェイド。 主であるブラック殿の為に動いている者だ」
ケイ「なるほど、味方なんだね。 それで一体どうしたの?」
シェイド「主が其方に剣を作ったので届けに来た。 ぜひ使って欲しい」
ケイ「す、凄い剣! シュヴァルツに似てるけど、オーラが全然違うよ!」
シェイド「この剣の名はナイトブレイド。 其方の為に色々細工を凝らしたと聞いた」
シェイド「まぁ、この剣が完成した直後に眠ってしまったから相当な力を秘めたのだろう」
ケイ「ブラック、僕の為にそこまで・・・。 なら必ず期待に応えなきゃ!」

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コメント

  • アンちゃんかっこいー!

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