エピソード13(脚本)
〇放送室
アイリ「さてさてやってまいりました 「しゃべるちゃんラジオ」〜」
アイリ「相変わらずパーソナリティはわたくしアイリです、どうぞ下校時刻までお付き合いくださいというわけでね」
キラ「本日のゲストは眉目秀麗成績優秀、スポーツ万能の最強美少女・・・・・・郡山キラです」
キラ「よろしくおねがいします♡ (精一杯の可愛さを込めて)」
アイリ「なんだコイツきっしょ」
キラ「やんのか?」
アイリ「本当にキショいと思ってたらゲストに呼ぶわけないだろ」
「えへへへへへ」
アイリ「では早速本日のお便りコーナー!」
〇教室
レナ「・・・」
レナ「一応言い分けさせてください 止めたんです」
レナ「ツッコミなしで放送室ジャックはヤバイよ?って」
レナ「でもダメでした 彼女たちの意志はダイヤモンドよりも固かったのです」
レナ「ここはひとつケ・セラ・セラということで」
レナ(わたしもちょっと楽しみにしてたんだけど)
〇放送室
キラ「・・・・・・」
アイリ「・・・・・・」
キラ「えー、テンションが上って侍になっております」
アイリ「えー、ラジオでは分かりにくいかもしれませんが、制服が、爆発しました」
キラ「それでは行こう本日のお便りコーナー」
アイリ「今回のお題は『おもしろ三三七拍子』」
キラ「三三七拍子のリズムに沿っておもしろいことを言ってもらう 単純だが複雑なシステムだ」
キラ「しかしこれを攻略してきた猛者が7名いる」
アイリ「うおっまた7人 一向に増えてねぇ」
キラ「まぁそんなもんだろクソラジオなんだから」
アイリ「それはそう」
キラ「それでは一人目。ペンネーム『おんたま卵太郎』さんから」
〇教室
レナ「おんたま卵太郎さん固定リスナーだ・・・・・・!」
「『ゴリラ 激怒 原因不明』」
レナ「お〜」
レナ「よくわかんないネットニュース的なアレ感がある」
レナ「上手いな・・・」
〇放送室
アイリ「原因不明が“味”出してる」
キラ「最後の7音で面白い理由を詰め込みたい、そんな衝動を『敢えて』抑えたうえでの原因不明」
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