〇荷馬車の中
ギン「そういやぁ お前、誕生日いつ？」
マモ「多分、６月22日」
ギン「‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥どうした」
ギン「『１ヶ月上の先輩』でしたとは‥‥‥」
ギン「今まで、態度デカくてすみませんでした‥‥‥」
マモ「え？　その程度の事で急にその態度？」

〇屋敷の書斎
　　※ギンが塩かけられたり、
　　顔文字で会話しだした辺りの話。

〇ツタの絡まった倉庫

〇廃倉庫
オージュ・ウォゲ「ん？　ギン君、こんな夜中に 裏口でどうしたの？」
オージュ・ウォゲ「トイレなら、あっちだよ」
ギン「（ '-'　）‥‥‥‥」
ギン「（ ﾟдﾟ ）ノ🎁💦」
オージュ・ウォゲ「『そろそろ、マモの誕生日だから 　プレゼントをあげたくて』？」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥で、何故に夜の森の中で 突っ立ってるの？」
ギン「⛅🐟」
オージュ・ウォゲ「えっ！　この森‥‥‥‥」

〇スカイフィッシュの群れ
オージュ・ウォゲ「アレがいるの‥‥‥?!」
　　※アレ←スカイフィッシュ
　　　　　 めっちゃ早い謎のUMA

〇廃倉庫
オージュ・ウォゲ「私、この森に住んで結構 長いけど‥‥‥ そんなん見たことないよ？」
ギン「🍖👁」
オージュ・ウォゲ「『飛んでいるのを肉眼でチラチラ 　見たことある』？　嘘でしょ？」
ギン「（ㆆ ㆆ）←✨🎁✨」
オージュ・ウォゲ「マモ君、そんなんもらって喜ぶか‥‥‥？」
ギン「！」
オージュ・ウォゲ「え？　何？　今？　いたの？」

〇枯れ井戸
ギン「ヽ（`Д´）ﾉ」
ギン「ヽ（`Д´）ﾉ」
ギン「Σ（　´Д｀）💦」
　　※掴んだスカイフィッシュが
　　　止まってくれない！
オージュ・ウォゲ「げぇ?!　肉眼でソレ見えて、しかも 動体視力で掴めるんかぁい!!!!!」
オージュ・ウォゲ（（さすが、ユルシャ家‥‥‥！ 　バカみたいな身体能力‥‥‥‥！））
ギン「（ •̀ω•́）」
オージュ・ウォゲ「「あともう少し‥‥‥」って、ギン君！」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「その傷だらけの手を見たら、 あのコ‥‥‥悲しむよ‥‥‥‥」
ギン「（´･ω･`） ‥‥‥‥」

〇枯れ井戸
オージュ・ウォゲ「うわ‥‥‥中手骨が見えてるじゃん」
オージュ・ウォゲ「あんな猛スピードで走るもん、 素手で掴んじゃ駄目だよ」
ギン「（ ´дﾟ）､　←ツバ」
オージュ・ウォゲ「ツバつけて治ったら、病院はいらないぞ」
ギン「‥‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「スカイフィッシュのヒレは獲ってる!!!」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「権威ある、尊敬していた作家な この私にコレ譲らない？」
ギン「;（ ; -᷄ ω-᷅）;」
ギン「（˃ ⚰ ˂ ; 三 ; ˃ ⚰ ˂）💦← ｲﾔｲﾔ」
オージュ・ウォゲ「冗談だよ！」

〇ツタの絡まった倉庫

〇貴族の部屋
マモ「オージュ先生が朝ごはんを用意して くれてるってさ、行こうぜ」
ギン「‥‥‥‥‥」
マモ（（『今までのぶんの誕プレ』の方 　じゃなくて『今のぶん』か‥‥‥））
　　※マモは包みをほどいた！
マモ「‥‥‥‥ゴミ？　何この薄いヒラヒラ‥‥‥？」
オージュ・ウォゲ「それ、『スカイフィッシュのヒレ』だよ！」
マモ「‥‥‥‥‥‥‥」