ユメノゲントウ

池竹メグミ

第3話(脚本)

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〇おしゃれな受付
ケイ「な、何だって!? それが本当なら・・・!」
アン「はい・・・なので私の代わりに取り返してもらえませんか?」
アン「今の私では無力で・・・どうしようもないのです・・・」
ケイ「分かったよ、アン。 出来る限り努力して探してみるよ」
アン「ありがとうございます。 すみません、本当に何も出来ず・・・」
ケイ「そんなに気にしないで。 これぐらいは慣れてるからね」
ケイ「じゃ、行ってくるよ!」
アン「あれさえ奪われていなければ・・・ケイさんに迷惑は・・・」
???「ただいま、アン」
リノン「ふぅ、大分遅くなったけど帰ってこれたよ」
リノン「・・・ってどうしたんだい? ずいぶん悩んでるみたいだけど」
アン「あ、いえ大丈夫です。 お気遣いありがとうございます」
リノン「・・・まぁ、君が言いたくないならこっちも詮索しないけど・・・」
???「あ、兄さん!おかえりなさい!」
リノン「ただいまミハイル。 今帰ってきたところだよ」
リノン「さて今日の討伐作業も終わったし、ゆっくり紅茶でも──」
ミハイル「あの兄さん、ケイさん見てませんか?」
リノン「ケイならさっき外ですれ違ったけど?」
ミハイル「そうですか・・・。 ケイさんも色々大変ですね」
リノン「あー、確かにこんな遅くに必死な顔で出発してたからね」
リノン「・・・本当に彼は僕達より若いのに頑張っていると思うよ」
リノン「でも一生懸命努力してるし、僕達も負けていられないかな」
ミハイル「そうですね、〈イビル〉討伐には全員の力を合わせなくてはいけませんからね」
ミハイル「さて気持ちを切り替えて、明日の討伐作業に備えて休みましょうか」
リノン「そうだね、休ませてもらうよ」
アン「・・・大丈夫でしょうか、ケイさん・・・」
アン「あの人に何も無ければいいのですが・・・」

〇山の中
ブラック(・・・妙だ。一撃で仕留めたはずなのに手応えを感じなかった)

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コメント

  • アンの悩みは謎のまま
    話は進んで行き、いよいよ大がかりになりそうですね!!
    うまくずらしていきますな😃

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