〇魔王城の部屋
クライ「失態なんぞやらかしおって！」
アンガー「すみません・・・」
アンハッピー「私の出番みたいね」
クライ「アンハッピー、お前に何ができる？」
アンハッピー「ご安心を」
クライ「じゃお前さんに託そう」
アンハッピー「任せてちょうだい。すぐにあの子たちをぎゃふんといわせるから」

〇シックなリビング
　　寒中水泳の前の日の夜。
春野桃子「明日の寒中水泳、楽しみなの」
メリー「その日は私も行くわね」
春野雫「寒中水泳、ちゃんと体を温かくしていかないとね」
春野正幹「カイロも持って行かないとね」
春野桃子「そうね」
春野雫「明日は晴れだけど、海の天気にも気を付けないとね」
春野桃子「もし天気が悪くなったら、監視員さんの指示に従うわ」

〇駅前広場
　　寒中水泳当日。
　　その日は快晴だった。
春野桃子「いい天気でよかったわね」
メリー「そうね」
大久保樹「でも、寒い海で泳ぐんだろ？不安だぜ・・・」
夏木藍衣「ちゃんと準備運動すれば大丈夫よ」
秋月萌黄「今日はお姉さまも一緒なのよ」
秋月響「久しぶりね」
冬元茜音「こんにちは」
秋月響（雄二が中間試験の勉強で頑張ってる分、写真をいっぱい撮影しなきゃ）
　　一行は電車で向かった。

〇海岸沿いの駅
秋月響「ココが会場の最寄り駅なのね」
メリー「そうね。それに、そろそろお昼だし、食堂でご飯にしましょう」
春野桃子「そうね」
大久保樹「桃子、合宿中は何したんだい？」
春野桃子「花火作ったり、みんなで海水浴したりしたのよ！」
大久保樹「それで、お土産に花火くれたんだな！」
春野桃子「そうよ」
　　一行は食堂に向かう。

〇古民家カフェ
　　食堂に着いた面々は昼食を摂ることとなった。
春野桃子「このラーメン、おいしいわ！」
秋月響「いっぱい食べてエネルギーつけないとね。 私はチャーハンとから揚げにしたわ」
大久保樹「そうだな。俺はドリアセットにしたぜ」
夏木藍衣「合宿の時に食べたご飯もおいしかったわ。今食べてるこれもおいしいわ」
秋月響「聞いているわ。楽しかった？」
夏木藍衣「はい」
秋月萌黄「寒中水泳、頑張らないとね。それにしても、これおいしいわ」
冬元茜音「ワクワクするわね、寒中水泳。これ食べて頑張るわ」
メリー「私は和食にしたわ」
　　食事を楽しみつつ、体力をつける面々。

〇海辺
　　食事を済ませ、準備運動を済ませた面々は、さっそく寒中水泳を楽しむことにした。
「それでは、どうぞ！」
　　海に入る面々。
大久保樹「結構寒中水泳も悪くない気もするよ」
秋月萌黄「そうよね」
冬元茜音「体を鍛えるのも大切だってお父さんも言ってたし！」
春野桃子「そうよね」
夏木藍衣「寒中水泳、参加して正解だったわ！」
メリー「そうよ。体を鍛えて、風邪をひきにくくするのは大切！」
秋月響（受験前に今のうちに遊んでおかなきゃ！）
春野桃子（何とかうまくいきそうね！）
　　その時だった。
アンハッピー「この楽しいひと時を、恐怖の時間にしちゃうわ！」
春野桃子「あなたには関係ないわ！」
アンハッピー「フン！私はアンハッピー。あなたたちを倒してやるわ！ 出てきなさい、ディザスター！」
「ディザスター！」
アンハッピー「今日はこれで行くわよ！」
　　砂と海にとりついたディザスター！
　　会場は大パニックに陥った！
春野桃子「変身よ！」
大久保樹「ああ！」
「オッケー！」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ！」
「ミラクルマジカルチェーンジ！」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場！」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場！」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場！」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場！」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場！」
「私たち、ミラクルマジカルガール！」
「みんなの笑顔と幸せ、守って見せる！」

〇海辺
アンハッピー「とうとう出たわね。やっちゃいなさい！」
「ディザスター！」
チアフルスマイル「行くよ、みんな！」
チアフルナイト「ああ！」
「オッケー！」
ディザスター「ディザスター！」
チアフルスマイル「行くわよ！ミラクルマジカルウォッチ、タップ！」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート！」
チアフルシック「こっちだって！ ミラクルマジカルウォッチ、タップ！」
チアフルシック「チアフルシックハート！」
チアフルポップ「こっちだって！ ミラクルマジカルウォッチ、タップ！」
チアフルポップ「チアフルポップハート！」
チアフルエレガント「行くわよ！ ミラクルマジカルウォッチ、タップ！」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート！」
チアフルナイト「行くぜ！ ミラクルマジカルウォッチ、タップ！」
チアフルナイト「行くぜ！ ミラクルマジカルソードだ！」
アンハッピー「やるじゃないの」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ！」
チアフルナイト「ああ！」
「オッケー！」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート！」
チアフルシック「チアフルシックハート！」
チアフルポップ「チアフルポップハート！」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート！」
チアフルスマイル「ナイト、お願い！」
チアフルナイト「ああ！」
「ミラクルマジカルハートライト、オン！」
「ミラクルマジカルハートライト、オン！」
　　５人が作り出したハートがクローバーとなり、パワーアップを遂げた！
チアフルスマイル「行くわよー！」
「ミラクルマジカルクローバーアターック！」
「ミラクルマジカルクローバーアターック！」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
「笑顔♬」

〇海辺
アンハッピー「ま、次こそは勝って見せるから。じゃあね～」
寒中水泳のスタッフ「しかし、驚きましたよ。ミラクルマジカルガールに助けられるなんて」
寒中水泳のスタッフ「本当にヒーローやヒロインっているんですね・・・」
春野桃子（一件落着かな？）
　　その後も寒中水泳は何事もなく続いた。

〇リサイクルショップの中
　　次の日。
ハートフル「寒中水泳、楽しかった？」
春野桃子「すっごく楽しかったわよ！」
大久保樹「いい運動になったぜ！寒中水泳後には、スタッフさんがおいしいけんちんうどんを振る舞ってくれたんだぜ！」
秋月萌黄「だけど、アンハッピーの襲来は驚いたわ」
グレートフル「刺客か!?」
夏木藍衣「そうなの。びっくりしたわ」
ジョイフル「あいつらも結構力入れてるな。お前たちも気を付けなよ」
冬元茜音「気を付けるわ。ところでファインとジョインたちは？」
デライト「２月のイベントに関する商店街の会合だよ」
春野桃子「楽しみだわ」
　　２月のイベントを心待ちにする、面々だった。