みんなでレッツゴー!楽しい温泉旅行(その2)(脚本)
〇旅館の和室
2日目。
ジョイフル「おーい、起きてるか?」
大久保樹「おはよう!」
春野桃子「私も起きたわ」
ジョイフル「もうすぐご飯だぞ」
夏木藍衣「着替えないとね」
秋月萌黄「じゃあ、私たちは先に着替えるから、後ろを向いてね」
冬元茜音「その後に着替えたらご飯ね」
「わかった」
こうして、順番で着替えた面々。
ジョイフル「着替えたし、そろそろ行くか」
大久保樹「だな。今日は遊園地に行くって言ってたし」
春野桃子「そうね」
ジョイフル(俺の懐事情、わかってるのか、こいつら?)
冬元茜音「絶叫マシン乗る時、隣にいてね」
秋月萌黄「安心して!」
夏木藍衣「私たちがいるでしょ!」
〇畳敷きの大広間
朝食を摂る面々。
夏木藍衣「焼き魚の朝食も美味しいわね」
秋月萌黄「桃子ちゃん、私納豆ダメなの・・・」
春野桃子「わかったわ・・・」
冬元茜音(今日の遊園地、ダークランドが出なきゃいいけど・・・)
大久保樹「そういえば秋月は納豆苦手だったもんな」
ジョイフル「ちゃんと栄養摂らないと、体に悪いぞ」
萌黄は納豆が苦手なのだ。
〇観光バスの中
朝食後、バスに乗り込む面々。
バスガイド「皆さまおはようございます。本日は富士急ハイランドに向かいます」
バスは発車した。
バスツアー客「遊園地、懐かしいわ」
バスツアー客「初めてのデートだったもんね」
ジョイフル「遊園地、楽しみだな」
春野桃子「そうね」
〇遊園地
やがて、一行は遊園地に着いた。
ジョイフル「フードコートでのランチも楽しみだな」
夏木藍衣「でも、広いから迷子にならないようにしないと」
大久保樹「だな。スマートウィッチとかで連絡し合おう」
ジョイフル「そうだな」
秋月萌黄「遊園地、楽しみだわ」
冬元茜音「そうね」
〇お化け屋敷
夏木藍衣「私の嫌いなお化け屋敷・・・」
秋月萌黄「平気よ。慣れてくるわ」
夏木藍衣「そう・・・?」
ジョイフル「パンフレットによると、動く椅子に乗って移動するようだ」
大久保樹「俺が夏木の隣に座る」
夏木藍衣「ありがとう・・・」
春野桃子(樹くん、私に似たのかな?)
〇荒廃した国会議事堂の広間
一行は、動く椅子に乗り込み、移動した。
〇暗い廊下
ギシギシと扉が動いている。
ツアー参加者「小さい頃は大泣きしてたもんなぁ」
ツアー参加者「今でも覚えてるわ」
ツアー参加者「恥ずかしいわよ・・・」
〇墓地
一行を乗せた動く椅子は墓地へと進んだ。
〇お化け屋敷
お化け屋敷を出た面々。
夏木藍衣「一時はどうなるかと思ったわ」
大久保樹「ずっと目を瞑ってたもんな、夏木」
ジョイフル「ジェットコースターもあるぞ」
冬元茜音「我慢するわ・・・」
秋月萌黄「その後にミニSL乗りましょう」
春野桃子「それ良いわね」
〇遊園地の広場
冬元茜音「死ぬかと思ったわ・・・」
秋月萌黄「次は、手漕ぎサイクル乗ろうよ」
ジョイフル「豆汽車は、その後だな」
大久保樹「その後お昼にしようか」
夏木藍衣「良いアイデアね」
春野桃子(今のところは大丈夫そうね)
〇メリーゴーランド
昼食をフードコートで楽しんだ面々。
大久保樹「カレーセット、美味しかったぜ」
春野桃子「和風パスタセットも美味しかったわ」
夏木藍衣「ラーメンセットも美味しかったわ」
秋月萌黄「ハンバーガーセットも美味しかったわ」
ジョイフル「俺は海鮮丼だった。結構美味しかったぜ」
春野桃子「次は豆汽車ね」
夏木藍衣「その後メリーゴーランドね」
一行はメリーゴーランドを楽しんだ。
〇射的コーナー
メリーゴーランドを楽しんだ面々は、射的広場にも向かう。
ジョイフル「俺は、小さなキーホルダーを手に入れたよ」
大久保樹「俺はチョコレートだな」
春野桃子「私は小鳥のぬいぐるみね」
冬元茜音「私は、キャラメルよ」
夏木藍衣「私は小物入れ。お母さんに送るわ」
秋月萌黄「私はドロップスを手に入れたわ」
大いに盛り上がる面々。
〇観覧車の乗り場
ジョイフル「いよいよ観覧車に乗るぞ」
大久保樹「俺、桃子の隣に座るよ」
春野桃子「6人みんな乗れるわね」
秋月萌黄「観覧車は遊園地の大事なシンボルよね」
夏木藍衣「私たちの街も見えるかしら?」
冬元茜音「きっと見えると思うわ」
〇観覧車のゴンドラ
観覧車に乗り込んだ一行。
ジョイフル「もうすぐ俺らの街が見えるぞ」
大久保樹「ほんとだ!」
春野桃子「あ!あの結婚式場も見えたわ!」
夏木藍衣「去年、先生が結婚式挙げたのよね」
秋月萌黄「覚えてるわ!」
冬元茜音「余興も盛り上がったもんね」
会話も弾む桃子たち。
〇観覧車の乗り場
観覧車を降りた面々。
ジョイフル「満喫したか?」
春野桃子「もちろん!」
大久保樹「遠くの街も見えたもんな!」
夏木藍衣「前にテレビで空飛ぶやつ見たことあったの!」
秋月萌黄「それ、私も見たことあるわ!」
冬元茜音「あこもその番組好きだったの!」
〇遊園地
夕方になった。
ジョイフル「楽しかったな、遊園地」
大久保樹「明日は富士山にリニアモーターカー!」
春野桃子「楽しみね!」
冬元茜音「でも、ダークランドに気をつけないと!」
夏木藍衣「今のところは大丈夫だけどね」
秋月萌黄「いつ来るかわからないわ」
バスガイド「それではこれよりバスに乗りますよ」
その時だった!
アンガー「こんな楽しい旅行なんぞ、くだらない!」
春野桃子「そんなこと言わないでちょうだい!」
アンガー「うるさい!出てこい、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
アンガー「今日の獲物はこいつだ!」
バスガイド「イヤーッ!」
アンガー「暴れてやれ!」
パニックに陥った駐車場!
ジョイフル「出番だぞ、みんな!」
春野桃子「うん!みんな、行くよ!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」
〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」
〇遊園地
アンガー「やっと来たか。やっちまいな!!」
ディザスター「ディザスター!!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!!」
チアフルナイト「ああ!!」
「オッケー!!」
チアフルエレガント「覚悟しなさい!!」
チアフルエレガント「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルナイト「行くぜ!!」
チアフルナイト「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルナイト「それっ!!」
チアフルポップ「私だって!!」
チアフルポップ「覚悟!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルシック「見てなさい!!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルシック「えいっ!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルスマイル「私だって!!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルスマイル「行くわよ!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
アンガー「うわー!!」
アンガー「おのれ・・・」
チアフルスマイル「とどめよ、みんな!!」
チアフルナイト「わかった!!」
「オッケー!!」
〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!!」
チアフルナイト「ああ!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
クローバーから溢れ出てくる、無数のハート!!
チアフルスマイル「行くわよー!!ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
チアフルナイト「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
「笑顔♪」
〇遊園地
アンガー「今度会うときはそうはいかんぞ・・・」
バスガイド「いったい私は何を・・・?」
バスツアーのスタッフ「時間ですよ。そろそろ行きましょう」
バスガイド「そうですね」
やがて、バスは出発した。
〇温泉旅館
やがてバスは旅館に到着した。
〇畳敷きの大広間
夕食の時間になった。
ジョイフル「おお!!今日はちゃんこ鍋か!!」
大久保樹「学校の給食でも出たことあったよ」
春野桃子「美味しいよね、これ」
夏木藍衣「本当ね。私も、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に相撲観戦したことあったの。楽しかったわ」
冬元茜音「すごいわね。私もテレビで相撲見たことあるのよ」
秋月萌黄「そういえば、お相撲部屋の力士さんたちが人助けしたっていうニュース、聞いたことあるわ」
春野桃子「それ知ってる。私も驚いたわ」
ジョイフル「まさに、「芸は身を助ける」だな」
〇旅館の和室
夕食後、入浴を済ませた面々は、荷造りを始めた。
ジョイフル「いよいよ明日は街に戻るぞ。明日の準備はできたか?」
大久保樹「もちろん!!明日の富士山とリニア、楽しみだよ」
春野桃子「私も!!」
冬元茜音「お土産もいっぱい買えるわね」
夏木藍衣「そういえば、富士山は五号目まで車でいけるけど、軽装でこの先行っちゃいけないわね」
秋月萌黄「富士山は、気温も低くなるから、対策も必要ね」
ジョイフル「そう。だから五号目までしか行っちゃいけない」
秋月萌黄「わかったわ。お土産さんでお土産いっぱい買う予定よ」
ジョイフル「だな。それじゃあ、そろそろ寝るか」
メンバーは、就寝した。
〇旅館の和室
翌朝。
ジョイフル「起きてるかい、お前たち。着替えて荷物持ってロビーに行くぞ」
大久保樹「わかった。先に俺ら外出てるから、着替えなよ」
春野桃子「判ったわ」
数分後。
春野桃子「着替えたわよ」
夏木藍衣「玄関で待っていましょう」
秋月萌黄「そうね」
冬元茜音「樹君たちと入れ替わりね」
やがて、樹達も着替えを済ませた。
大久保樹「行くか」
ジョイフル「そうだな。荷物も持ったし」
メンバーは、部屋を後にした。
〇畳敷きの大広間
メンバーはまず、朝食を食べることにした。
春野桃子「ハムエッグトースト、美味しいわね」
大久保樹「俺、サラダのドレッシングはゴマだれにしたよ」
夏木藍衣「昔、牛乳ダメだったけど、おじいちゃんのおかげで克服できたの」
秋月萌黄「それは良かったわね」
冬元茜音「北海道にいた頃は、親戚の牧場によく行ってたの。また行く予定よ」
ジョイフル「俺もお前らと同じ頃は、牧場に行って牛乳たくさん飲んだものだよ」
夏木藍衣「信じられないわ」
ジョイフル「チアフルキングダムの牧場の牛乳とか、かなり美味だったぜ」
夏木藍衣「行けるようになるためにも、頑張らないとね」
〇温泉旅館
バスガイド「それでは順番にご乗車ください」
メンバーは静々とバスに乗り込む。
ジョイフル「行くぞ」
〇観光バスの中
やがてバスは出発した。
バスガイド「皆様、おはようございます。今日は富士山五号目とリニア館に向かいます」
バスツアー客「リニア館も楽しみだね」
バスツアー客「そうね」
〇お土産屋
まず最初に一行は富士山五号目にやって来た。
ジョイフル「お土産、買っていくぞ」
大久保樹「俺はお守りにしようっと」
春野桃子「私はキーホルダーにするわ」
冬元茜音「私はクッキーにするわ」
夏木藍衣「先生達も喜ぶわね」
秋月萌黄「私はほうとうにするわ」
お土産屋でお土産を買った後、一行は食堂で昼食を摂ることとなった。
〇古民家カフェ
富士山での食堂にて。
ジョイフル「昼食、美味かったな」
大久保樹「富士山に登ったの、いい経験だぜ」
春野桃子「今度はちゃんとした格好をしてから行きたいわね」
夏木藍衣「そうよ。山を甘く見てたら痛い目に遭うわよ」
秋月萌黄「確かに、山の天気は変わりやすいわよね」
冬元茜音「判ったわ」
ジョイフル「そうだな。山登りするなら、準備も必要だ」
〇田んぼ
昼食後、一行はリニア館に出掛けた。
バスガイド「もうすぐリニア館に到着します」
〇ホテルの駐車場
やがて、バスは駐車場に着いた。
ジョイフル「着いたぞ」
大久保樹「リニアモーターカー、乗るの楽しみだぜ」
バスガイド「それでは、ガイドの指示に従って移動してください」
〇新幹線の座席
やがて、メンバーはリニア中央新幹線の実験線エリアにやって来た。
ジョイフル「いよいよだ。動き出すぞ」
大久保樹「ワクワクして来た」
春野桃子「私たちも大人になったら乗れるかもね」
夏木藍衣「そのときは結婚してるかもね」
秋月萌黄「作文に将来何になりたいか書いたもんね」
冬元茜音「開けるのが楽しみね、大人になってから」
やがて、リニア中央新幹線は走り出した。
大久保樹「すげぇや!」
春野桃子「このパンフレットだと、時速603キロメートルという記録を打ち立てたって書いてあるわ!」
冬元茜音「秒速167'5メートルっていうから、すごいスピードね」
夏木藍衣「あっという間だわ」
秋月萌黄「東京の品川と、名古屋を40分で結ぶから、簡単に名古屋に行けるわね」
ジョイフル「便利になるな」
リニアモーターカーの速さに圧倒される面々。
〇ホテルの駐車場
バスガイド「それではバスに乗り込みます。途中サービスエリアで休憩になります」
一行はバスに乗り込む。
ジョイフル「リニアモーターカー、楽しかったな」
春野桃子「また乗りたいわ」
〇田舎駅の駐車場
やがてバスはサービスエリアに着いた。
ジョイフル「そういえば行きもここでトイレ休憩したよな」
大久保樹「お菓子も買えたし楽しかったぜ」
冬元茜音「そういえばそうだったわね」
夏木藍衣「今のうちにトイレ、済ませましょう」
秋月萌黄「そうね」
春野桃子「ちゃんと連絡も入れないとね」
〇駅前広場
やがて夕方になり、バスは街に戻って来た。
バスガイド「本日はバスツアーにご参加いただき、ありがとうございました」
ジョイフル「ありがとうございました」
大久保樹「いい旅行になったな」
春野桃子「楽しかったわね」
秋月萌黄「ジョイフルさん達も、商店街の慰安旅行で行くのよね?」
ジョイフル「ああ。土産も楽しみに待ってろよ」
夏木藍衣「グレートフルさん達にもお土産、見せないとね」
冬元茜音「そうね」
バスツアーを楽しんだ、面々だった。