〇教室
適当な学級代表「本日は、お集りいただきありがとうございます」
適当な学級代表「今日は盛大に、エレガントにファンタスティックに学級レクを開きたいと思いまーす」
ドッジボール男①「うぉぉぉぉおおおお!!!!!!!!」
ドッジボール男②「みなぎってきたぁぁぁぁああああ!!!!!!!!」
西條　園（さいじょう　その）「風、いよいよだね！」
東条　風（とうじょう　ふう）「なんか、ドキドキしてきたかも」
適当な学級代表「今日のレクは、 「もしもクラス相関図」 「秘密☆伝言ゲーム」 「クラス・アワード」 「反省会」 でーす」
モブ子１「「反省会」もするんかーい」
モブ子２「かーい」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「うわ～、楽しみ～！」
北原　そら（きたはら　そら）「授業が無いだけで神だ」
適当な学級代表「じゃあ、開催にあたって先生から一言」
やっと出てきた先生「今日は、授業とかは忘れて楽しむように！ 以上！」
適当な学級代表「ありがとうございまーす」
適当な学級代表「それじゃあ早速一つ目のレク、参りまーす」

〇教室
適当な学級代表「じゃあ、まずは「もしもクラス相関図」やっていきましょーか」
適当な学級代表「話し合った結果、「もしもこのクラスが家族だったら」というテーマで、相関図を作っていきましょー」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「そらが長女、風が次女みたいな感じだね！」
西條　園（さいじょう　その）「私、何になるかな～」
適当な学級代表「投票は、前もって行ってまーす。じゃあ、まずはお父さんからいきましょー。お父さんはこの人っ！」
適当な学級代表「私でーす」
モブ子１「えー、自分じゃーん」
適当な学級代表「なんか、適当な感じがお父さんっぽいって言われましたー。褒められてないですねー」
適当な学級代表「では、次にお母さんなんですがー」
適当な学級代表「廣瀬さんでーす」
モブ子２「え、私!?」
モブ子１「うん、お母さんっぽいよ？　私もお母さんに投票したし〜」
適当な学級代表「廣瀬さん（モブ子２）はいつも笑顔で優しい所が、お母さんっぽいって感じでしたねー」
モブ子２「え、なんか嬉しいなぁ」
適当な学級代表「じゃあ次、お姉さんなんですが、お姉さんは〜」
適当な学級代表「南沢さんでーす」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「あ、私だ」
北原　そら（きたはら　そら）「ほう、香か」
適当な学級代表「マメな所、面倒見が良いところ、お節介で世話焦がしな所がお姉さんっぽいって感じでした〜」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「あれ、褒められてる・・・？」
北原　そら（きたはら　そら）（最後の、私の意見だ）
適当な学級代表「さて、まだまだ続きますよー。続いては次男ですが～」
適当な学級代表「で、最後にこの世界の支配者が佐竹君ですね。以上でーす」
東条　風（とうじょう　ふう）「ねぇ、私ペットの犬ってどういうこと〜？」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「いいじゃーん、可愛くて」
北原　そら（きたはら　そら）「私は、隣人の引きニートか・・・。あながち間違ってはいないな」
西條　園（さいじょう　その）「私、暗黒軍の参謀だったんだけど、何それぇ・・・」
ドッジボール男①「そして俺らがッ！」
ドッジボール男②「近所のドッジボールお兄さんかっ!!」
適当な学級代表「こんな感じですね〜。本当はこの配役で寸劇しようかと考えたんですが、反対多数だったので取りやめで〜す」
適当な学級代表「では最後に、アパートの管理人さんから一言〜」
やっと出てきた先生「みんな〜、家賃はきっちり払うように〜」
やっと出てきた先生「あ、あれ？」
適当な学級代表「それでは、次のレクに行きましょ〜」

〇教室
適当な学級代表「じゃあ次は、「秘密☆伝言ゲーム」ですね〜」
適当な学級代表「このゲームでは３グループに分かれて、最初の人が秘密を暴露して、その秘密を伝言ゲームにして遊ぶゲームでーす」
適当な学級代表「この代表者も、あらかじめ投票と話し合いで決めてまーす」
適当な学級代表「西條さん、竹嶋君、先生になりまーす」
西條　園（さいじょう　その）「はーい！」
ノリの良い優等生、竹嶋「いよいよ、僕の出番か」
やっと出てきた先生「お手柔らかにね〜」
適当な学級代表「流石に秘密暴露は荷が重いので、代表者の人は信頼が出来る人を２人目に選んでくださーい」
西條　園（さいじょう　その）「じゃあ、そら！」
北原　そら（きたはら　そら）「ふむ、私か。信頼されてるという事だな」
西條　園（さいじょう　その）「え？　変な事を言われたら嫌だから、１番近くに置いておきたいだけだよ？」
北原　そら（きたはら　そら）「・・・バレてたか」
ノリの良い優等生、竹嶋「有馬、いけるか？」
竹嶋の竹馬の友、有馬「どーせ、選ばれると思ってた」
竹嶋の竹馬の友、有馬「ま、秘密を滅茶苦茶にしてやるから、任せとけー」
ノリの良い優等生、竹嶋「面白い方に転ぶこと、願っているぞ」
やっと出てきた先生「じゃあ、学級代表の弘樹君に頼もうかな」
適当な学級代表「わっかりましたー」
適当な学級代表「適当に伝えるんで、お願いしまーす」
適当な学級代表「はい、それじゃあ始めましょー」
適当な学級代表「さぁ、では秘密伝言ゲームの結果、紹介していきましょー」
適当な学級代表「まずは、最初の秘密から参りましょー。 最初は、西條さんからー」
西條　園（さいじょう　その）「はい！」
適当な学級代表「では西條さんグループのアンカー東条さん、お願いしまーす」
東条　風（とうじょう　ふう）「は、はい！」
東条　風（とうじょう　ふう）「え、言っちゃって良いのかな・・・？」
西條　園（さいじょう　その）「うん、思いっきり言っちゃっていいよ！」
東条　風（とうじょう　ふう）「じゃ、じゃあ・・・」
西條　園（さいじょう　その）（アンカー、風だったんだ。ラッキーかも）

〇教室
西條　園（さいじょう　その）「そら、じゃあいくね」
西條　園（さいじょう　その）「私は、風のことが気になっています」
北原　そら（きたはら　そら）「やはり、その手の話か。ありきたりよのぉ」
西條　園（さいじょう　その）「いいの、ちゃんと伝えてねっ！」

〇教室
西條　園（さいじょう　その）（ちょっと、緊張する・・・）
適当な学級代表「じゃあ、お願いしまーす」
東条　風（とうじょう　ふう）「えっと、西條園さんと、」
東条　風（とうじょう　ふう）「南沢香さんは・・・」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「え、私も!?」
東条　風（とうじょう　ふう）「毎日、帰り道２人で、キスの練習をしてるって・・・」
西條　園（さいじょう　その）「・・・・・・」
西條　園（さいじょう　その）「は？」
西條　園（さいじょう　その）「な、何その秘密っ!!」
東条　風（とうじょう　ふう）「そ、園、本当・・・？」
適当な学級代表「エッチですね～」
西條　園（さいじょう　その）「違うよっ!!　違うもんっ!!」
北原　そら（きたはら　そら）「ふぅ、ざまぁないな」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「そら、私の名前を出したのって、あなた？」
北原　そら（きたはら　そら）「・・・殺さないで」
西條　園（さいじょう　その）「香ちゃん、どうしよう・・・」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「まぁ、仕方ないよ。誰も、信じないでしょ」
「キスしろーっ!! キスしてーっ!! キッス・オブ・ファイヤーっ!!!!」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「なんじゃい！　私達のキスは、そんなに安くないよっ!!」
西條　園（さいじょう　その）「そんなにキスを見たかったら、きっちりムードを作って出直しなっ!!」
東条　風（とうじょう　ふう）（その言い方、本当にやってるように聞こえるんだけど・・・）
適当な学級代表「盛り上がってきましたね～、じゃあ次～」
適当な学級代表「じゃあ、竹嶋君の秘密、お願いしまーす」
ノリの良い優等生、竹嶋「思い切り、やってくれ」
モブ子１「あ、うん。竹嶋君は・・・」
モブ子１「寝る前に好きなアイドルのボイスを聞いてる、みたいです」
モブ子１「だから、なんだろう・・・」
ノリの良い優等生、竹嶋「おい、そのまんま伝わってるじゃないか!! 面白味が無いぞっ!!」
竹嶋の竹馬の友、有馬「まぁ、二番手だし余計な事はしない方がいいかなぁって」
竹嶋の竹馬の友、有馬「一番手が西條なら面白さでは勝てないと思って、そのまま言ってみた！」
ノリの良い優等生、竹嶋「確かに、西條さんは盛り上がっていた。一旦僕らは引きに回るのも悪くは無い・・・」
適当な学級代表「何言ってんのか全然わかりませんけど、全く盛り上がりませんでしたね～」
適当な学級代表「じゃあ、最後に先生の秘密でーす」
ドッジボール男①「これは、ビックリだぞ。先生の秘密はな・・・」
ドッジボール男①「・・・・・・」
ドッジボール男①「先生の奥さんとのツーショットを、携帯の待ち受けにしているっ!!」
ドッジボール男①「LIMEの背景は俺らの集合写真らしいぞっ!!」
やっと出てきた先生「あ、あれ？　言った秘密と違うなぁ。もっと下世話な事を言ったんだけど・・・」
やっと出てきた先生「まぁ、合ってます。本当ですよ」
東条　風（とうじょう　ふう）「先生、やっぱり良い人だなぁ・・・」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「奥さんとの写真を大切にしているなんて、素敵っ!!」
ドッジボール男①「先生、俺らを背景にするなんて・・・」
ドッジボール男②「嬉し過ぎるぜ・・・」
適当な学級代表「今、皆さんの羨望の眼差しが先生に向けられてますよ～」
やっと出てきた先生「いやいや、好きでやってることだから」
適当な学級代表「じゃあ、次はそんな先生から、「学級アワード」、開催したいと思いまーす」
やっと出てきた先生「みんな、楽しみにしておくんだぞー」

〇教室
適当な学級代表「さて、それでは「学級アワード」、先生お願いしまーす」
やっと出てきた先生「はい、わかりました」
やっと出てきた先生「それでは、まずは「学級をきっちり引っ張ってくれたで賞」」
やっと出てきた先生「この賞は・・・」
やっと出てきた先生「学級代表の弘樹君っ！」
適当な学級代表「やったー！」
やっと出てきた先生「学級代表という大役、一年間よく頑張ってくれました。そんな弘樹君にはこちらを渡します」
やっと出てきた先生「この手帳で、スケジュール管理をして、二年目からも頑張ってください」
適当な学級代表「はい、ありがとうございます！」
やっと出てきた先生「じゃあ次は、「クラスを穏やかにしてくれたで賞」」
やっと出てきた先生「こちらは・・・」
やっと出てきた先生「真梨さん！」
モブ子１「え、私ですかっ!?　何もしていないのに・・・」
やっと出てきた先生「そんなこと無いですよ。みんなと分け隔てなく接して、クラス会や日常を和ませてくれていましたよ」
やっと出てきた先生「そんな真梨さんに、こちらを差し上げます」
やっと出てきた先生「こちら、ハーバリウムって言います。お手入れはいらないので、部屋に飾って癒されてください」
モブ子１「嬉しいです、ありがとうございます！」
やっと出てきた先生「最後は、「クラスを賑やかにしてくれたで賞」、こちらは二人います」
やっと出てきた先生「こちらの賞は・・・」
やっと出てきた先生「風さん、園さんです！」
東条　風（とうじょう　ふう）「あ、やっぱりうるさかったですか？」
西條　園（さいじょう　その）「そんなつもり、無かったなぁ・・・」
やっと出てきた先生「いえいえ、クラスの皆は二人を眺めるだけでも楽しいって言っていましたよ」
やっと出てきた先生「そんな風さん、園さんにはこちらを差し上げます！」
東条　風（とうじょう　ふう）「え、可愛い///」
西條　園（さいじょう　その）「しかも、ペアカップなんだ///」
東条　風（とうじょう　ふう）「先生、ありがとうございます！」
西條　園（さいじょう　その）「ありがとうございます！」
やっと出てきた先生「本当は皆さんに賞をあげたかったんですけど、先生のお小遣いもそこまで無くて」
やっと出てきた先生「でも、皆さん一人一人に個性があって、素敵なクラスでした。先生も本当に色々と助けてもらいました」
やっと出てきた先生「本当に、ありがとうございます」

〇教室
適当な学級代表「それでは、学級レクはこれで終わりにしたいと思います」
適当な学級代表「僕も、このクラスが本当に大好きでした！　ありがとうございます！」
適当な学級代表「では、これで学級レクを終わります！」
西條　園（さいじょう　その）「学級レク、すっごく楽しかった～！」
東条　風（とうじょう　ふう）「ね、いい思い出になったね！」
南沢　香（みなみさわ　かおり）　「学級レク、終わっちゃったぁ・・・」
北原　そら（きたはら　そら）「祭りも、いつかは終わってしまうからな」
西條　園（さいじょう　その）「じゃあ、風、帰ろっか」
東条　風（とうじょう　ふう）「うん」
　　エピソード42
　　「最後の学級活動っ!!」
　　～　完　～

〇教室
北原　そら（きたはら　そら）「いつもの振り返るをするつもりが、香がいない。寂しいからパスとか言っていたな・・・」
北原　そら（きたはら　そら）「そうか・・・」
北原　そら（きたはら　そら）「次回、「もうすぐ二年生」、乞うご期待」