巡り会うまで

みかんアルベ

日常と想い(脚本)

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〇おしゃれなリビングダイニング
  あれから数年後
  小鈴を失って悲しみにくれて心を閉ざしていた
  ある日小鈴似た女性と出会って親しくなり、いつの間にか同棲していた
優里花「龍友、朝ご飯できたわよ」
龍友「ありがとうって・・・凄いな」
龍友「こんなに作って・・・大変じゃなかったか?」
優里花「龍友が喜んでくれるなら大変じゃないわ」
優里花「もしかして量多かった?」
龍友「や、丁度良い。ありがとう」
優里花「えへへ、食べようか」
龍友「その前に小鈴に挨拶してくる」
優里花「そうね、これ供えたら喜ぶわ」
龍友「焼き魚・・・そうだな」
龍友「小鈴・・・」
龍友「!?」
龍友「小鈴?」
小鈴「パパ、悲しい顔しないで。 小鈴はパパの笑顔が大好きだよ」
龍友「小鈴、小鈴!」
優里花「・・・龍友・・・ごめんなさい・・・」
龍友「優里花?どうしたんだよ・・・」
優里花「悲しませたよね・・・でも、龍友と過ごせて幸せだったよ」
龍友「優里花・・・」
龍友「ごめん!小鈴の事思い出したらもっとなにかしてやれたんじゃないかって思って・・・」
優里花「あなたはあなたのできることしたわ。 小鈴も幸せだったよ」
優里花「辛いけど前向いて笑わなきゃ」
優里花「小鈴はね、明るく前向きで優しいパパが大好きなんだよ」
龍友「優里花」
龍友「ありがとう、さっき小鈴がいた気がしたんだ」
優里花「いつも傍にいるわ。 思ってもらえて幸せなんだよ」
龍友「優里花・・・優しいな」
龍友「君の優しさには救われるよ」
優里花「龍友が優しくしてくれたから私も優しくしようと思ったの」
龍友「優里花は不思議だな、まるで昔から知ってるような気がする」
優里花「知ってるよ、あなたが優しい事も小鈴を愛してくれたことも」
龍友「・・・さて、朝飯食べようか」
優里花(やっぱり姿が違うから分からないだ・・・ 小鈴はパパの傍にいるって伝えたい・・・)
優里花(でも優里花として生きなきゃ・・・)
龍友「優里花?どうしたんだよ、難しい顔して」
優里花「なんでもないわ」
優里花「龍友、時間大丈夫?」
龍友「うわ、もう行かなきゃ!」
優里花「慌てて食べてると詰まるわよ」
龍友「ウゥッ・・・」
龍友「飲み込めた。ご馳走様・・・美味かった」
優里花「お粗末様」
龍友「行ってきます」
優里花「何か忘れてない?」
龍友「行ってきます」
優里花「行ってらっしゃい」
  こんな幸せな時が続くのを願うのだった

次のエピソード:過去の記憶

コメント

  • 初めまして!
    なんだかもう、涙腺が緩みそうな予感がします‼
    次は感動が待ち構えている気がして期待に震えますね‼

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