本郷ノリカズの奇妙な旅

こりどらす

File.9 とある日常(脚本)

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〇教室
  都内某所
  高校
  夜の教室。
  廊下の電気も消えた一室に、
  複数の影が集まっていた
影「ねえ・・・こんなところで本当に 怖い話するの? やめようよ・・・」
影「確かにね・・・そういう事すると、 寄ってくる・・・なんていうし・・・」
影「あるわけないじゃん、そんなの。 あはは!」
影「・・・分かったわよ。 言い出しっぺから話してね。 でも本当、どうなっても知らないんだから」
影「じゃあ・・・いくね。 これは、私のいとこから聞いた話なんだけど・・・」

〇大きい展示場
  有明
  東京ビッグサイト
  うだるような夏のある日・・・。
  とある男女が、夏コミの初日に
  遊びに来ていたんだって
和見タマ「ノリカズ!神主! 見るさー! テレビで見た建物と同じさー!」
本郷セイメイ「息子よ・・・。 この歳になってコミケ初体験するとは思わなかったぞ」
本郷ノリカズ「親父・・・。 怯えた子犬みたいな目でこちらを見るな。 いつもの威厳はどうした」
本郷セイメイ「しかし、ここに集まってる人達、 全員何かしらの作品のファンなのだろう? 私は場違いなのでは・・・」
  本郷セイメイ:
  『逢魔神宮』の神主であり、ノリカズの父。
  祈祷の力は非常に強く、神への信仰も厚い
本郷セイメイ(世間に疎い和魂咲耶主様を、コミケ会場に放置するわけにいかないとはいえ・・・まさかこんな事になるとは)

〇古いアパートの居間
  都内某所
  神社『逢魔神宮』
  社務所
  テレビモニターから、アニメの賑やかな戦闘曲が流れている
和見タマ「負けるなー! 『キュア・ビキニ』ッ!」
本郷セイメイ「本当、お好きですね。 そのアニメ・・・」
和見タマ「山ではテレビジョンを観る機会など、なかったのでな。 『プリティー水着キュアキュア』、 よく出来た作品さー!」
和見タマ「略して、『プリキュア』なのさー!」
  和見タマ:
  桜を象徴する山神『和魂咲耶主』の、世を忍ぶ仮の姿。
  もともと女児が好きだったせいか、女児向けアニメにハマった
和見タマ「ときに神主。私はコミケというのに行きたいさー。アニメの本を買ったり、アニメの格好したりして、楽しそうなのさ」
本郷セイメイ「コ・・・コミケ、ですか? しかし、あれは・・・神様が行くような催しではありませんし・・・」
和見タマ「祭典らしいのさー! 祭典なら神が行ってもいいはずなのさ! 行きたいのさー!」
本郷ノリカズ「・・・行ってやれ、親父。 神を1人で行かせるな。 敬ってるんだろう?」
本郷セイメイ「私が?? 息子よ、父の年齢を考えろ!」
和見タマ「・・・いいからお前達、2人とも来るさ」
和見タマ「きっと楽しいのさー!」

〇コミケの展示スペース
  コミックマーケット第2ホール
  作品販売ブース
  集まった人達が鮨詰め状態で、移動も困難なほどの会場内。
  その熱量に、男女は圧倒されてたらしいの
和見タマ「湿度と温度が凄いのさー!? これ、みんな本当に楽しめてるさ??」
本郷セイメイ「こんな事もあろうかと、塩のタブレットを持参しました・・・どうぞ」
和見タマ「さすが神主!気が効くさー! ・・・む?あれは・・・」
和見タマ「神主・・・! あれはまさか・・・」
和見タマ「プリティー水着キュアキュアのブースさー!」
ヤマガミサマ「すごいさー! 感激したさ! キュアキュア好きな人の子は、 こんなにいたかー!」
本郷ノリカズ「変化が解けるほど興奮するな、 このオタク神め」
ヤマガミサマ「あっ! 売り子さんがコスプレしてるさー! チェキを所望するさー!」
本郷セイメイ「・・・息子よ。 ついて行ってやってくれ」
本郷ノリカズ「やれやれだ・・・」
  個人ブース:
  同人作家MIW先生
キュアフリル「新刊『好きだもんキュアキュア』 発売中でーす!」
男性客「MIW先生の既刊作、全部読んでます! ほのぼのギャグ最高でござるよ」
ペンネーム:MIW「ありがとうございます! 新刊は趣向を変えてるんで、 もし良かったら見本誌をお試しください」
男性客「ほほう・・・これはこれは・・・ でゅふふふふ・・・!」
ヤマガミサマ「キュアフリル! チェキ撮らせるさー!」
キュアフリル「あ・・・ご、ごめんなさい、 写真はやってないです」
ヤマガミサマ「むぅっ・・・!? それは残念さ〜・・・。 その本、表紙かわいいさー!」
ペンネーム:MIW「え・・・あの! その同人誌は・・・」
  ぺらり・・・
ヤマガミサマ「・・・」
ヤマガミサマ「ひ・・・ ひにゃああああっ!?」
ペンネーム:MIW「あ、あの・・・。 今回のは成人向けでして・・・」
ヤマガミサマ「・・・」
本郷ノリカズ「なんだヤマガミ? そういう本が欲しかったのか?」
ヤマガミサマ「・・・違うさぁッ!! じろじろ見るなさぁッ!」

〇展示場
  コミックマーケット
  コスプレエリア
  それからコスプレエリアに行ったらしいの。
  開放感ある屋外だけど、日差しは刺すように暑かったらしいわ・・・
ヤマガミサマ「すごいさー! コス併せしてるさー! テレビで観たのと同じさー!」
ヤマガミサマ「私達も楽しむさー! ノリカズ! 恥ずかしがらずに来いさ!」
本郷ノリカズ「・・・」
ヤマガミサマ「ノリカズ、似合っているさー! 『キュア・ヒーロー』のコスプレ!」
ヤマガミサマ「神主も来るさー!」
本郷セイメイ「・・・」
ヤマガミサマ「神主、完璧さー! 『キュア・原始人』のコスプレ!」
本郷セイメイ「・・・息子よ。 神職とは、何なのであろうな・・・」
本郷ノリカズ「・・・そこの神にでも聞け。 ついでに敬っとけ」
  その時、女性の姿を見て、
  他の人達が集まってきたんだって・・・
ヤマガミサマ「・・・?」
コミケ客「あの・・・お写真いいですか?」
コミケ客「なんのキャラですか?」
ヤマガミサマ「い・・・いや、その・・・ これはコスプレではなくて・・・」
コミケ客「人数多いし、囲みにしません?」
男性客「いいっすなー! 拙者もお願いもうす!」
ヤマガミサマ「ちょっと・・・距離が近いぞ、 人の子たち・・・。 取り囲むのをやめるさ・・・!」
本郷セイメイ「申し訳ない、皆様方。 この女性、驚かれていますので これにて失礼します」
本郷ノリカズ「撮るなら、こっちの原始人を撮っておけ」
ヤマガミサマ「お前たち・・・! ・・・ありがとうなのさ!」
コミケ客「・・・そうですか。 失礼しゃーした」
コミケ客「原始人のほうは要らないです・・・」
  お客たちは、それを聞いて、おとなしく散って行ったらしいの・・・。
  
  でも、1人だけ・・・
シルエット「とらせてください・・・。 おすがた、とらせてください・・・」
ヤマガミサマ「・・・だから、コスプレじゃないのさー」
シルエット「おすがた・・・おすがた・・・。 とりたぁあい・・・」
  抑揚のない声で、ぶつぶつと言いながら
  女の人に近づいて・・・
シルエット「お姿・・・盗らせてくださぁい!」
影写鬼「盗らせて・・・! その美しいお姿・・・ 盗らせてくださぁい・・・!」

〇教室
  都内某所
  高校
影「・・・という話」
影「え・・・ちょっと。 怖いんですけど・・・。 そんなの聞いたら、 コミケ行けなくなるじゃん・・・」
影「たしかに、ちょっと怖かったわね・・・。 じゃあ、次は私の番。 これは、知人から聞いた話なのだけど・・・」
影「うー・・・聞きたくないよぉ・・・」

〇神社の石段
  東京都港区:
  芝大神宮
  夏祭りに、男女が来ていたんだって。
  人混みの中、湿った熱気が肌にまとわりつくような・・・そんな夜だった
北埜カズフサ「・・・待たせちゃいました?」
南壽セイカ「なに・・・5分程度です。 来てくれてありがとう、北埜さん」
北埜カズフサ「どうせ暇でしたから。 でも珍しいですね! 南壽先生から遊びのお誘いなんて」
南壽セイカ「たまには、こういうお祭りに来てみたくて・・・。 でも女性1人だと、何かと不安もあり・・・」
南壽セイカ「北埜さんをお誘いしちゃいました」
北埜カズフサ「なるほど! 僕で良ければ喜んでお供します! でも、お友達とか誘わなくて良かったんですか?」
南壽セイカ「男友達とか作る時間の余裕がなくて・・・。 前に、代々木公園でご一緒した時に、 北埜さんといると」
南壽セイカ「暗いところが少し、怖さが薄れた・・・といいますか・・・」
南壽セイカ「一緒にいてラクだったといいますか・・・」
北埜カズフサ「なるほど! 南壽先生、こう見えて けっこう怖がりですものね!」
南壽セイカ「・・・」
南壽セイカ「・・・何を言う。 怖がりとかではないわ。 あと、どう見えるかも、気にもならんわ」
南壽セイカ「隣をぴったり歩くな。 カップルかと思われたらどうする」
北埜カズフサ(また機嫌が悪くなり、 そして敬語が消えた・・・!)

〇神社の出店
南壽セイカ「なあ貴様。 たこ焼きいらないか?」
南壽セイカ「私と半分づつ食べよう? けっこう美味いぞ!」
北埜カズフサ「僕、ここに来る前に食事済ませちゃってまして・・・先生も満腹で、要らなくなっちゃいましたか?」
南壽セイカ「・・・要らんなら、別にいい」
本郷セイメイ「おや? 北埜さん、池袋の件以来ですな!」
北埜カズフサ「あ、本郷さん! お久しぶりです!」
南壽セイカ「・・・本郷?」
北埜カズフサ「本郷先輩のお父様です。 神社の神主さんなんですよ!」
南壽セイカ「・・・はじめまして。 雑誌社『大学館』で、 企業医務室担当医を務めている 南壽セイカと申します」
南壽セイカ「息子様には、いつも・・・ とても・・・ お世話になっています」
本郷セイメイ「そうでしたか・・・。 うちの不肖の息子が、いつもお世話になっています」
北埜カズフサ「あ、そうだ! 本郷さん、お腹空いていますか? 実はたこ焼きが余ってまして・・・」
南壽セイカ「え・・・いや、それは・・・」
本郷セイメイ「それはありがたい! 境内で悪さをする霊がいないか、 見回りを依頼されていましてな。 飯が食えてなかったところです!」
  むしゃむしゃむしゃ・・・!
本郷セイメイ「実にうまかった・・・! ご馳走様です!」
南壽セイカ「・・・喜んでいただけて何よりです」
本郷セイメイ「では私は見回りの最中ですので・・・ 失礼します!」
北埜カズフサ「良かったですね、先生! 残さず食べてもらえました!」
南壽セイカ「・・・ああ、そうだな」

〇射的コーナー
  女性のほうが、ある夜店の前で
  ふと、足を止めたんだって。
  
  それは、射的のお店だったの
射的店 店主「高額景品専門、1000円射的だよー! 価値ある品がずらり! 1発1000円で一攫千金を狙えー!」
客「・・・弾がまっすぐ飛ばない・・・」
客「・・・前落ちで無効・・・。 当たったのに・・・」
射的店 店主「はいお嬢ちゃん方、残念ー!」
南壽セイカ(縁日の射的か・・・。 最近のは、化粧品とかゲームソフトも 景品になってるんだな)
南壽セイカ(しかし高額だな・・・)
南壽セイカ「・・・む?」
南壽セイカ(景品に、『ギガサメ2』のDVDがあるのか・・・珍しいな。 1は、くだらなくて意外と好きだったが・・・)
南壽セイカ(2は配信でも見かけないんだよな・・・。 続編だと、あのくだらん話どうなったんだ?)
南壽セイカ「1プレイ頼む」
北埜カズフサ「先生、こういうの得意なんですか?」
北埜カズフサ(先生の視線の先にあるのは・・・ 変なDVDと・・・これは)
北埜カズフサ(ブランドのネイルオイルか・・・。 これ狙ってるんだな)
射的店 店主「はいどうぞー! 1発1000円ね」
南壽セイカ「・・・」
南壽セイカ「・・・!」
射的店 店主「はいお姉さん残念ー!」
南壽セイカ「ふぅ。・・・やはり弾が曲がるな。 これは当たらん」
北埜カズフサ「店主さん、今使った銃で、次は僕に遊ばせて下さい!」
射的店 店主「お、チャレンジャー現る! じゃあ1000円ね!」
南壽セイカ「おい、これ当たらんぞ? 金の無駄になるぞ・・・」
北埜カズフサ「僕けっこう射的得意なんです。 見ててください!」
北埜カズフサ「まず・・・弾の勢いを補う為に、 ギリギリまで身を乗り出します!」
北埜カズフサ「・・・位置良し。 次に弾道ですが・・・」
北埜カズフサ「さっき先生が使ってた銃・・・。 左に5センチほど曲がって弾が出てます」
北埜カズフサ「距離をつめた分を加味し・・・ 前落ちを防ぐ為に景品の上部を狙う!」
北埜カズフサ「ここだっ!」
射的店 店主「お・・・おめでとうっ! やるねー、お兄さん! DVD、持ってけ!」
北埜カズフサ「・・・惜しいっ!」
南壽セイカ「ぃ良しっ!!」
北埜カズフサ「・・・え、化粧品ではなく、変なDVD落としちゃいましたけど」
南壽セイカ「ん・・・? 化粧品・・・?」
南壽セイカ「・・・」
南壽セイカ「・・・ああ、そうそう。 なんか、それが欲しかったのだが 当たっただけ良かったと思ってな」
北埜カズフサ「・・・ですね! もし良ければ、これ、どうぞ!」
南壽セイカ「・・・ありがとうな」
南壽セイカ「このDVD、一緒に観ないか?」
北埜カズフサ「いや・・・僕そういうB級映画はちょっと・・・」
南壽セイカ「・・・だろうな。 そうだと思った」
南壽セイカ「・・・大切にするな、これ」

〇空
  そうしてるうちに、花火が打ち上がり始めたんだって。
  
  夜空が大輪の花火で彩られ、人々の喝采があがったらしいわ
南壽セイカ「綺麗だな・・・。 来て良かった」
北埜カズフサ「ええ、本当に。 こういう機会がないと、花火ってなかなか 見られませんものね」
南壽セイカ「・・・来年も一緒に来ないか?」
北埜カズフサ「僕で良ければ喜んで! でも、彼氏さん作って一緒に来たほうが 楽しいと思いますよ?」
南壽セイカ「・・・そうだな。 そうある事を願おう。 でも、今は2人で・・・」
本郷セイメイ「いやー、見事な花火ですな!」
南壽セイカ「本郷さん・・・。 見回りはもうお済みなのですか?」
本郷セイメイ「いやー・・・今回は特に変わった様子もなかったので、私も楽しもうかと」
南壽セイカ「そう・・・ですか。 お疲れ様でした」
  その時・・・女性の肩を、
  ぽん・・・と誰かの手が叩いたんだって
シルエット「ずっといたい・・・? このまま・・・」
南壽セイカ「・・・?」
シルエット「ねえぇ・・・? あなた、ずっと、このままいたい・・・?」
南壽セイカ(・・・よく分からないが、 私の直感が警告している・・・! これ、絶対振り向いたらダメだ・・・)
  身体をこわばらせる女性の顔を、
  背後のそれは・・・
  
  ぬぅ・・・っと、覗き込んできたの
シルエット「あなた・・・ 痛い?」
オイタミサン「ずっとあなた、痛いねぇえ! ゲラゲラゲラゲラッ!」

〇教室
  都内某所:
  高校
影「・・・この話、どう?」
影「ゾッとした・・・!」
影「ふふっ・・・なかなかね。 でも、私のコミケの話には その後のオチがあるの。 覚悟はいい・・・?」

〇展示場
本郷セイメイ「この雑魚怨霊! 和魂咲耶主様に触れるなッ!」
本郷セイメイ「滅せよ・・・! ノーマクサマンダ バザラダンカンッ!」
影写鬼「キャアアアアーッ!?」

〇教室
影「いやああっ! その神主! 怖いっ!」
幽霊「ふふ・・・でしょ? 私が知ってる『怖い退魔話』の中では いちばんの話なの」
幽霊「あら、私の話にも続きがあるのよ。 ふふふ・・・」

〇空
本郷セイメイ「雑魚すぎて、真言を唱えるまでもないわッ!」
オイタミサン「キャアアアアーッ!?」

〇教室
幽霊「・・・怖くない? 1発叩いただけで祓われちゃったんだって」
幽霊「怖いよぅ・・・。 その神主怖いよぅ・・・!」
幽霊「こういう話してると、来ちゃったりしてね・・・その神主!」
幽霊「あんまり脅かさないでやってよー、 あはは」
  その時、誰もいないはずの廊下を、
  誰かが走ってくる音がしたの・・・
幽霊「な・・・なに??」
本郷セイメイ「夜になると女性たちの声が聞こえるという教室は、ここかっ!」
幽霊「いっ・・・いやああっ!?」
幽霊「わわっ・・・あわわ・・・」
本郷セイメイ「・・・ん? これは・・・」
幽霊「や・・・やだよぅ・・・。 怖いよ・・・あぅあぅ・・・」
幽霊「お・・・お願いします・・・。 夜中に怖い話してたのは謝りますから・・・ 小さい子だけは許してやって・・・」
幽霊「私はどうなってもいい! 友達には酷いことしないで・・・」
本郷セイメイ「・・・無害、だな、どう見ても」
本郷セイメイ「君たち! 怖い話もいいが、適当なところで きちんと、この世から卒業するように! いいね?」
本郷セイメイ「まったく・・・この程度の案件まで 投げてこないでほしいものだ・・・!」
幽霊「た・・・助かったの??」
幽霊「怖かったよぉお! 死ぬかと思ったよおっ!」
幽霊「あ・・・でもさ。 わりと紳士的だし、イケオジじゃなかった?」
幽霊「それなー! また怖い退魔話してたら、会えるかな?」
幽霊「・・・」
幽霊「次からは私、ぜーーったい 参加しないんだからねーっ!!」
  後に・・・。
  幽霊少女達による、セイメイのファンクラブが設立されるのだが、それはまた別のお話である
  File.9
  とある日常
  完

次のエピソード:File.10 行田のレストラン

コメント

  • 親父さん、何気に常識人!
    ナースとキタボンが、ちょっといい感じの空気になってたの読めなかったのは…まあ、血筋、か(´・ω・`)

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