ミラクルマジカルガール

どんぐり

ワクワク!タイムカプセル大作戦!(脚本)

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〇魔王城の部屋
ワース「惨敗しました・・・」
クライ「呆れて怒る気にもなれない」
ホリブル「次はこっちが行くとしましょう」
クライ「健闘を祈るぞ」

〇教室
冬元茜音「聞いて。今日は私の誕生日なの」
秋月萌黄「すごいわね!!」
夏木藍衣「そういえば、あの人たちが言ってた温泉旅行や寒中水泳はどうなったのかしら?」
大久保樹「そういえばまだ連絡ないな」
春野桃子「私も気になるわ・・・」
夏木藍衣「先生がくるわ!!」
榎木麻衣「はい、みなさんおはようございます」
  おはようございます!
榎木麻衣「今日は午後、タイムカプセルに関する話し合いがございます」
江口充「楽しみです!!」
榎木麻衣「しかも今日は、冬元さんの誕生日です。プレゼントとかは帰りの会に渡しましょう」

〇教室
  1年1組では。
冬元あこ「今日はお姉ちゃんの誕生日なの!!」
相川みく「いいなぁ。私は一人っ子だから、あこちゃんが羨ましいの」
冬元あこ「今度遊びに来て!!」
相川みく「うん!!」
森月正彦「冬元さん、お姉さんがいたんですね。僕も会ったことありますよ」
冬元あこ「知ってます!」
森月正彦「いつも頼りになって勉強もできるそうですね」
冬元あこ「お姉ちゃんが大好きなんです!!」

〇教室
  午後の時間になった。
榎木麻衣「それではコレより、タイムカプセルに関する話し合いをしたいと思います」
榎木麻衣「入れるものは、こちらを予定していますが意見はありますか?」
  書かれていたのは、コレだった。
  作文、卒業アルバム、自画像、学校や街の写真、記念品
茂木しおん「流行のものを入れるのはどうでしょう?」
大久保樹「先生、今の意見はどうですか?」
榎木麻衣「雑誌とかを入れておくのは悪くないと思いますね」
春野桃子「他に意見はありますか?」
平井博也「僕は、おもちゃとか入れたいなと思います」
榎木麻衣「いいアイデアですね」
春野桃子「先生、タイムカプセルを掘り出すのはいつにしましょうか?」
榎木麻衣「そうですね。皆さんで決めましょうか」
  話し合いの結果、タイムカプセルは、15年後の10月1日に掘り出すことが決まった。

〇教室
  そして、帰りの会になった。
榎木麻衣「今日は冬元さんの誕生日です!!」
春野桃子「コレは私から」
冬元茜音「すごいわ!!ベレー帽ね!!」
春野桃子「暖かくなったら被ってほしいわ」
大久保樹「俺からはコレを」
冬元茜音「すごいわ!!シールセットね!!」
大久保樹「桃子と一緒に選んだんだ」
冬元茜音「すっごく嬉しいわ!!」
夏木藍衣「私からはコレよ」
冬元茜音「新しいハンカチね!!可愛いわ」
夏木藍衣「兄さんと一緒に選んだの」
秋月萌黄「これは、三村君と一緒に選んだの」
冬元茜音「シックなマグカップね。嬉しいわ」
山下俊樹「僕からはコレを」
冬元茜音「メッセージカードね。嬉しいわ」
  茜音にとって最高の誕生日になった。

〇住宅地の坂道
  放課後。
冬元茜音「今夜のパーティーが楽しみ!」
冬元あこ「今日は私が夜ご飯とか作るわね!」
三村泰「そりゃお姉さんが主役だからね。僕も誕生日は、まことが料理作ってくれたんだよ」
冬元茜音「すごいわね!」

〇綺麗なダイニング
  その夜。
冬元紀彦「茜音、今日はお前の誕生日だし、ゆっくり今夜はくつろぎなよ」
冬元茜音「ありがとう」
冬元莉子「ご馳走は私とあこの手作りよ」
冬元あこ「ケーキも私とお母さんの手作りよ」
冬元茜音「すっごく嬉しいわ。ありがとう」
冬元あこ「これは私から」
冬元茜音「すごいわ!ルームライトね!」
冬元莉子「あこと選んだのよ」
冬元紀彦「これは俺から」
冬元茜音「腕時計ね。ありがとう」
冬元紀彦「中学生になったら、スケジュール管理も大切だよ」
冬元茜音「わかったわ」
冬元莉子「私からはこれね」
冬元茜音「フォトフレームね。嬉しいわ!」
  茜音にとって素敵な日になった。

〇リサイクルショップの中
  次の日。
ドクター・クワイエット「タイムカプセル?」
大久保樹「それで、昨日作文の宿題が出てさ、週末に書き上げるんだよ」
春野桃子「タイトルは、「15年後の僕・私」よ タイムカプセルを開けるが楽しみだわ」
夏木藍衣「だから、書く内容はお互い内緒にしてるの。文集に載るのが楽しみだわ」
秋月萌黄「タイムカプセルには、街の写真や学校の写真も入れるの。写真撮影も楽しみだわ」
冬元茜音「そういえば私立の中学とかに行っちゃう人もいるわね・・・」
夏木藍衣「茜音ちゃん、連絡先は交換するんでしょ?」
冬元茜音「一応するけど・・・」
ファイン「いずれにせよ、悔いなく過ごさなくっちゃ」
ジョイン「そうよ。学年末テストだってあるんでしょ?」
大久保樹「そういえば、俺のいとこも期末試験があるって言ってたぜ・・・」
秋月萌黄「お兄様も「今月終わりに3学期の中間試験がある」ってぼやいてたの。それでしばらく部屋に篭ってるの」
ジョイン「大変ね」
ファイン「中学生になったら勉強も大変になるって本当ね」
デライト「勉強も頑張らないとね」
ジョイフル「そういえば俺らも英才教育受けたわけだ・・・」
グレートフル「覚えてる、覚えてる」
ハートフル「私もだったわ」
春野桃子「私、もっと頑張るわ!」
ジョイフル「ああ、言い忘れてたが、冬の温泉旅行の話をしておこうと思う」
春野桃子「温泉旅行?」
ジョイン「正解!この前ジョイフルが福引で当てたの」
ファイン「しかも2泊3日のバスツアーよ!3連休中に開催されるの!」
春野桃子「楽しみだわ!」
大久保樹「みんなで行くんだろう?」
夏木藍衣「お店はどうするの?」
秋月萌黄「商店街の旅行と同じ時期でしょ?」
ドクター・クワイエット「ご安心を。商店街の旅行は今月末ですから」
冬元茜音「なら安心ね」

〇商店街
ホリブル「さて、今回はあれをターゲットにしてみよう」
  ホリブルは指を鳴らした!
ホリブル「出て来い、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
ホリブル「今日はあいつだ!」
  ディザスターは、アクアショップの水槽の中にいた、魚に憑依した。
スーパーディザスター「ディザスター!」
ホリブル「やっちまいな」
  商店街はパニックに陥った!

〇リサイクルショップの中
大久保樹「おい、ディザスターが出たらしいぜ!」
春野桃子「急ぐわよ!」
「オッケー!」
「気を付けて!」
  桃子たちは外へ駆け出す。

〇商店街
春野桃子「やっぱりあなただったのね!」
ホリブル「今日こそお前たちの最期だ」
春野桃子「変身するわよ!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇商店街
ホリブル「やれ」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!」
チアフルナイト「ああ!」
「わかった!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルスマイル「受けてみなさい!」
チアフルスマイル「それっ!」
チアフルシック「私も!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルシック「行くわよ!」
チアフルシック「えいっ!」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルポップ「行くわよ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルポップ「覚悟!」
チアフルポップ「えいっ!」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルエレガント「こっちだって!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルエレガント「行くわよ!」
チアフルエレガント「それっ!」
チアフルナイト「覚悟しろ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルナイト「行くぜ!」
チアフルナイト「喰らえ!」
ホリブル「ぐぐぐ・・・・」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「ああ!」
  4人の描いたクローバーを囲むナイト。
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  クローバーからあふれ出る無数のハート。
チアフルスマイル「みんな、行くわよ!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
ホリブル「そんなばかなーっ!」
  ホリブルは、ミラクルマジカルクローバーアタックを直に喰らい、殉職した。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇商店街
ドクター・クワイエット「大丈夫でしたか!?」
春野桃子「何とか倒せたわ」
大久保樹「反撃するチャンスを見計らって攻撃したんだ!」
夏木藍衣「しかもホリブルをやっつけることができたの!」
冬元茜音「これも日ごろのチームワークの力ね!」
秋月萌黄「そうね!」
ドクター・クワイエット「ですが、ダークランドがまた攻め入るかもしれません。気を付けてください」
春野桃子「わかったわ!」

〇魔王城の部屋
クライ「ホリブルの殉職は信じられん!」
ワース「これは喫緊の課題ですぞ!」
「ああ」
ワースト「あいつらめ、このままで済むと思うなよ!」
  こうしてホリブルを倒したミラクルマジカルガール。しかし、ダークランドが報復する可能性は否定できない。
  油断禁物だ。

次のエピソード:みんなでレッツゴー!楽しい温泉旅行(その1)

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