DESIRE・RIOT

無知の無知

エピソード8(脚本)

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〇keep out
  ~注意~
  R18の過激シーンしかありません。
  苦手な方、年齢の満たない方はすぐさま閉じてください。

〇綺麗なダイニング
カレン「はぁ・・・」
サヤ「カレンちゃん、どうしたの?」
カレン「あ、サヤさん。実は、その・・・」
カレン「最近、お仕事が楽しくなくて・・・」
サヤ「え、カレンちゃんが!? どうしたの!?」
カレン「その、前まではお客様とエッチなことをして、一緒に楽しめていたんですけど」
カレン「最近は、全然気持ち良いって感じなくて・・・」
サヤ「そうなんだ、何が原因なんだろうね・・・」
カレン(多分、サキュバスと戦ったせいだけど、サヤさんに言うわけには、いかないし・・・)
カレン「し、仕事に慣れてきて、感じにくくなっちゃったとか、ですかね・・・」
サヤ「あ~、わかるかも。あと、相性の悪い人とばかり当たってる、とかね?」
サヤ「きっと、すぐに相性の良い人と当たって、気持ち良いプレイが出来るよ!」
カレン「そう、ですね。ありがとうございます」
サヤ「あ、じゃあ今日の仕事終わり、どう?」
カレン「あっ・・・」
カレン「う、嬉しい、です。ぜひ///」
マイ「今日の人、童貞だったんだ。私を指名したばっかりに・・・」
マイ「ただ、意外と立派なモノも持ってたし、テクも上質。才能はあるね、あの人に嫁が出来たら毎晩絶頂・・・」
マイ「・・・・・・」
マイ「なにさ」
カレン「あ、お仕事が大変そうだなぁって」
マイ「まぁ、大変っちゃ大変かもね。本来一時間の仕事を5分未満で終わらしてしまう罪悪感を拭うこととか」
マイ「喋っていく? って誘っても、化物を見る目で去って行ってしまう男の後ろ姿を眺めるとか・・・」
マイ「・・・なに言わせんのよ」
カレン「いや、それはマイさんが勝手に・・・」
マイ「まぁ、それは置いておいて、ちょっと例の件について」
マイ「小野田から話があるから、ちょっと来て欲しいの。サヤ、カレンちゃん借りるよ」
サヤ「いいよ。でも、夜には返してね」
マイ「もう、夜だけどね」
マイ「じゃあ、カレンちゃん」
カレン「はい、わかりました!」

〇店の休憩室
小野田(祝30連勤)「はぁ・・・」
マイ「来たよ」
小野田(祝30連勤)「あぁ、マイにカレンちゃんか。来てくれたありがとう」
マイ「まったく、サヤとか他の嬢がいる所で呼ぶのはやめてよ。これ以上、関わる人は増やしたくないんだから」
小野田(祝30連勤)「悪いな。ただ、どうしても伝えたいことがあってな」
カレン「つ、伝えたいことって、なんですか!」
小野田(祝30連勤)「落ち着いて聞いてくれ。マイとカレンちゃんがミミとモモを退治したおかげで、事件の件数が減った」
カレン「あ、減ったんですか? 良かったじゃないですか!」
小野田(祝30連勤)「・・・カレンちゃん、減っただけだぞ?」
小野田(祝30連勤)「ゼロになった、わけじゃないんだ」
カレン「あ、そっか・・・」
マイ「つまり、犯人はまだ動いているってことね」
小野田(祝30連勤)「あぁ、それでマイとカレンちゃんが言ってた『ママ』の名、近くのお店で調べてみた」
小野田(祝30連勤)「結論から言うと、ママという名前ではヒットしなかった」
小野田(祝30連勤)「・・・というより、ママの名前では範囲が絞り込めない。マザコンプレイの店が全てヒットしてしまうからな」
マイ「そうだよね、この辺にも赤ちゃんプレイのお店もそこそこあるし」
カレン「じゃあ、そのどこかのお店の人が犯人ってことですね!」
小野田(祝30連勤)「・・・そうかな」
マイ「カレンちゃん、もし赤ちゃんプレイのお店で犯行が行われたなら、男は赤ちゃんの恰好で倒れてるんじゃない?」
マイ「でも、そんな話は全然聞かなかったし、そのお店に犯人がいるってことは無いと思うけど」
カレン「あ、そっか・・・」
マイ「しかも、ママは夢の中に現れるとか言われてるしさぁ・・・」
マイ「じゃあ、今の所は『ママ』っていう情報は意味が無いってこと?」
小野田(祝30連勤)「意味が無い訳じゃないが、情報としては乏しいな・・・」
小野田(祝30連勤)「もう少し情報を集める必要があると、俺は感じている」
マイ「そういうことね、わかった。それじゃあ、私はまたこの辺を調べてみよっかな」
小野田(祝30連勤)「俺も、襲われた人の情報をもう一度集めてみる。わかったことがあったら、共有させてくれ」
マイ「了解」
マイ「カレンちゃんも、また何かあったら手伝ってもらおっかな」
カレン「はい、わかりました!」
小野田(祝30連勤)「じゃあマイ、引き続き頼むぞ」
マイ「了解、じゃあ早速行ってくるね」
小野田(祝30連勤)「カレンちゃんは、今日はいつも通り仕事をしてくれ、いいな」
カレン「は、はい! わかりました!」
小野田(祝30連勤)「はい、こちらクラブ『密着ハート』!」
小野田(祝30連勤)「はい、カレンちゃんですね、お待ちしております」
小野田(祝30連勤)「噂をすれば、常連のお客様だ」
小野田(祝30連勤)「じゃあ、いつも通り頼むぞ」
カレン「はい!」
カレン「・・・・・・」

〇ホテルの部屋
実は清純な男「カレンちゃん、今日もありがとうね~!」
カレン「つ、つら吉さん。いつも、ありがと!」
実は清純な男「・・・・・・」
実は清純な男「カレンちゃん、なんか調子悪そうだね」
カレン「え、そうですか? そんなこと・・・」
実は清純な男「おりゃの目は騙せないぞ~。なんてったって、カレンちゃんの一番のファンだかりゃ」
実は清純な男「じゃあ、延長して、お悩み相談でもしてあげよっかな~。その代わり、もう一回プレイ追加で~!」
カレン「え~、もう、つら吉さんってば・・・」
カレン「・・・本当に、いいんですか?」
実は清純な男「あれ、結構本気で悩んでるっ!?」
実は清純な男「わかったぞぉ! ちゃんと、カレンちゃんの悩み、聞いちゃうからなぁっ!」
カレン「あ、ありがとう、ございます・・・」

〇黒
  私は、つら吉さんに事件のこと、プレイがうまくいっていないことを話した
  もちろん、サキュバスのことは伏せて。つら吉さんは真剣に聞いてくれて・・・

〇ホテルの部屋
実は清純な男「そっかぁ。じゃあ今日のプレイ、カレンちゃんは気持ち良く無かったんだなぁ・・・」
カレン「ごめんなさい・・・」
実は清純な男「なんで、カレンちゃんが謝るんだい? カレンちゃんを気持ちよく出来なかった、おりゃの問題じゃ?」
カレン「だって、私はお客様と一緒に気持ち良くなりたくて、お客様と一緒に喜びたくて・・・」
実は清純な男「カレンちゃんは、真面目だなぁ」
実は清純な男「大丈夫、今回の事件を通してカレンちゃんは前よりエッチが上手くなってるよ。自信を持って!」
実は清純な男「今日のプレイ、前よりも凄く良くなってたし! おりゃ、凄い気持ち良かった!」
カレン「本当? そう言ってくれると、嬉しい!!」
実は清純な男「カレンちゃんが気持ち良くなくても、お客さんは絶対に喜んでくれてると思う!!」
カレン「え~、私も気持ち良くなりたい~」
実は清純な男「あぁ、ごめんごめん」
実は清純な男「カレンちゃん、おりゃ思うんだけど、気持ち良くないっていうのは、今だけじゃないかな」
実は清純な男「カレンちゃんは成長途中。色んな刺激を受けて、ちょっと不感症気味になってるだけ」
実は清純な男「これから訓練すれば、感じ方もコントロールできるようになるんじゃないかな?」
カレン「そ、そうかも。私、勝手にずっとこのままって決めつけちゃっていた・・・」
カレン「つら吉さん、ありがとう。なんか、悩みがすっと溶けていっちゃった」
カレン「じゃあお礼に、今日はいっぱいサービスしちゃうね!」
実は清純な男「やった~! おりゃ、嬉しい~!」
実は清純な男「でも、その前に。おりゃカレンちゃんの事は心配してないけど、事件のことは心配」

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コメント

  • さらりと「祝30連勤」に吹きました🤣
    赤ちゃんプレイのお店って「そこそこある」のですね✨ 勉強になりました😳
    まさかの急展開ラスト、次回はイロイロな意味で楽しみになります😊

  • 「祝・三十連勤」
    祝うな🤣
    r18少なめでしたが面白かったです。実は純粋な男さんが良いお客さんでカレンちゃんも救われましたね。こういう人ばかりだといいけど、色んな人が来るんでしょうね。

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