DESIRE・RIOT

無知の無知

エピソード7(脚本)

DESIRE・RIOT

無知の無知

今すぐ読む

DESIRE・RIOT
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇keep out
  ~注意~
  R18の過激シーンしかありません。
  苦手な方、年齢の満たない方はすぐさま閉じてください。

〇綺麗なダイニング
マイ「あれ? 電気点いてる?」
カレン「もう、3時過ぎてますけど・・・」
小野田(23連勤)「すぅ・・・」
カレン「小野田さん、わざわざ待っててくれたんですね・・・」
マイ「まったく、こいつは。すぐに帰ればいいのにさぁ・・・」
マイ「起きろー、帰ってきたぞー、犯すぞー」
小野田(23連勤)「んっ・・・」
小野田(23連勤)「あ、あぁ、マイにカレンちゃん。無事に帰って来てくれたか」
小野田(23連勤)「良かった・・・」
マイ「え~、私のこと心配してくれてたの~? 嬉しい~、エッチしよ~」
小野田(23連勤)「馬鹿言え、お前の心配じゃねぇよ。カレンちゃんの心配だよ」
小野田(23連勤)「あと、強いて言うならお前にヤられた相手」
小野田(23連勤)「カレンちゃんも無事だな。本当に良かった」
カレン「ありがとうございます、ほとんどマイさんに助けられっぱなしでしたけど・・・」
マイ「何言ってんの、サキュバス相手に白星取ったじゃん。ナイスだったよ」
小野田(23連勤)「カレンちゃん、サキュバスとヤったのか!?」
カレン「ま、まぁ・・・」
小野田(23連勤)「はぁ、危ないからそういうことは二度とやめてくれ・・・」
カレン「ご、ごめんなさい・・・」
小野田(23連勤)「次からは、気を付けてくれよ。今回の件は、マイの監督責任ということで・・・」
小野田(23連勤)「マイ、頼むぞ・・・」
マイ「カレンちゃんを巻き込んだことは、マジでごめん。想定外の事態だったのと・・・」
マイ「カレンちゃんの成長が、見たくなっちゃって・・・」
小野田(23連勤)「悪い癖だな。気を付けてくれよ、本当に」
小野田(23連勤)「まぁ、説教は後にして、お疲れ様。今日は疲れただろうから、報告は今度にしようか」
マイ「そうだね、もう夜も遅いし」
マイ「じゃ、私は帰るね。カレンちゃんも、今日は本当にありがと」
カレン「はい、ありがとうございました!」
小野田(23連勤)「ほら、カレンちゃんも」
カレン「あ、あの、少しいいですか?」
小野田(23連勤)「ん? どうした?」
カレン「こんな時間に申し訳ないんですけど・・・」
カレン「マイさんの話の中で、気になることがあって・・・」
カレン「少しだけ、お話いいですか・・・?」
小野田(23連勤)「カレンちゃんも、元気だな。今、サキュバス相手にヤってきたばかりだろ?」
小野田(23連勤)「よし、わかった! 少しだけだぞ?」
カレン「あ、ありがとうございます!」
小野田(23連勤)「店を閉めたいし、ファミレスでも行くか」
カレン「はい!」

〇ファミリーレストランの店内
小野田(23連勤)「ファミレスは、俺ら夜の人間の味方だよな」
小野田(23連勤)「ファミレスで働く人には足を向けて寝られないよ、本当に」
カレン「そうですね、いつも助かっています」
小野田(23連勤)「カレンちゃん、好きなの頼んでいいぞ。ステーキセットでも頼もうか!」
カレン「いや、深夜なので流石に・・・」
カレン「でも、お気持ちありがとうございます」
小野田(23連勤)「じゃあ、ドリンクバーでも頼むか」
カレン「そうですね!」

〇ファミリーレストランの店内
小野田(23連勤)「それで、話は?」
カレン「実は、ですね・・・」

〇清潔な浴室
マイ「・・・ごめん、言いそびれてた。サキュバスは逝ったら消滅しちゃうの。だから、この辺にしておいてあげて」
カレン「え? 逝ったら消える・・・?」
マイ「詳しい話は後でするよ」

〇ファミリーレストランの店内
カレン「って、マイさんが言っていたんですけど、これってどういう意味ですか?」
カレン「帰り道に何度か聞いてみたんですけど、はぐらかされちゃって・・・」
小野田(23連勤)「マイのやつ、その話をしていなかったのか・・・」
小野田(23連勤)「カレンちゃん、文字通りの意味だ」
カレン「え、文字通りって、じゃあ本当に、消え、る・・・?」
小野田(23連勤)「いきなりだとわからないと思うから、順を追って説明するぞ」
小野田(23連勤)「まず、サキュバスの体だが、実はこの体は男から集めた精の力で出来ている」
小野田(23連勤)「つまり、サキュバスが精を集めるのは、自身の体の構築が目的ということになる」
カレン「はぁ・・・」
小野田(23連勤)「しかし、サキュバスが逝ってしまうと、その精のエネルギーが放出されてしまう」
小野田(23連勤)「精を放出したサキュバスは、体を維持できなくなって、その体が崩壊してしまう」
小野田(23連勤)「そうして、消えてしまうというわけだ」
カレン「じゃあ、精の力で体を造って、その精の力が無くなるから消えちゃうってこと、ですか・・・?」
小野田(23連勤)「大体、そんな感じだろうな」
小野田(23連勤)「まぁ、俺もマイから聞いただけだから、実はあまり詳しくは無いんだ、ごめんな」
カレン「いえ、これだけ教えていただけるだけでも、ありがたいですが・・・」
カレン「マイさん、そんな危ないことを・・・」
小野田(23連勤)「あいつは、カレンちゃんを心配させたく無かったんだろうな・・・」
小野田(23連勤)「ただ、カレンちゃんだって、同じぐらい危険なことをしているからな」
カレン「えっ」
小野田(23連勤)「サキュバスとヤることは、精を奪われる危険性と、過剰な刺激が付きまとう」
小野田(23連勤)「下手をしたら、体を壊すことになりかねないぞ・・・」
カレン「そう、だったんですか。私も、そんな危険な目に・・・」
小野田(23連勤)「まぁ、普通に喋れているから、今は問題無いと思うけどな」
カレン「あと、マイさんは男の人の精を奪っているんですか? 生きるためとはいえ、嫌です・・・」
小野田(23連勤)「あぁ、あいつは大丈夫だ。あいつは、男がおかしくならないよう、少ししか精を取らないようにしてる」
小野田(23連勤)「その代わり、莫大な人数から超速で精を奪ってるけどな」
カレン「あ、それがあの一瞬で逝かせる凄テクなんですねっ!?」
小野田(23連勤)「あんな搾精するやつ、あいつぐらいらしいぞ。普通のサキュバスは、男から根こそぎ精を奪うみたいだからな」
小野田(23連勤)「・・・って、これも聞いた話だから、偉そうに説明できないけどな」
カレン「じゃあ、マイさんは優しいサキュバスなんですね。良かったぁ」

〇ファミリーレストランの店内
カレン「それにしても、小野田さんってマイさんと仲が良いんですね」
小野田(23連勤)「え、いや、そんなこと・・・」
カレン「だって、さっきのサキュバスの話、マイさんから聞いたんですよね?」
カレン「そこまで密な話をするなんて、仲が良い証拠じゃないですか・・・」
小野田(23連勤)「・・・・・・」
小野田(23連勤)「まぁ、俺は昔、マイに告白したことがあるからな」
カレン「えっ、告白っ!?」
小野田(23連勤)「昔のことだ。今は何も無いが・・・」
カレン「・・・聞きたいです」
小野田(23連勤)「カレンちゃん、やめてくれよ。店の娘と恋愛するのは、問題であって・・・」
カレン「でも、問題とわかって、気持ちが抑えられなかったんですよね? 聞きたいです!」
小野田(23連勤)「なんて、目の輝きだ・・・」
小野田(23連勤)「わかったわかった。話すから、皆には黙っておいてくれよ?」
カレン「もちろんですっ!」
小野田(23連勤)「まず、マイがこの店に来たのは3年前ぐらいなんだが・・・」

〇店の休憩室
  3年前、俺がこの店に勤めて2年ぐらい経った頃、マイはこの店に来た
  聞いた話だと、マイは他の店でも働いていたみたいだが、どの店でも厄介払いされていたとのことだった
  無理もないよな、あいつは1分で男を逝かせるような奴だから。店側も置いておきたくないんだろう
小野田(1連勤)「お疲れ様っ! 君がマイさんかな?」
マイ「・・・ども」
小野田(1連勤)「私は、この店でスタッフとして働く小野田って言います。よろしくお願いします」
小野田(1連勤)「・・・なんて、堅苦しい挨拶は無しにしようか! 今日から同じお店で働くんだ、仲良くやっていこうな!」
マイ「まぁ、私はどっちでも」
小野田(1連勤)「緊張してる? マイさんは経験者なんだから、そんな緊張することは無いぞ! うちのお店はお客様も優しいしさ!」
マイ「・・・・・・」
マイ「やめようよ、そういうの」
小野田(1連勤)「え?」
マイ「聞いてるんでしょ? 私の噂。最初は歓迎ムードでも、一週間もすれば、みんな私を邪険に扱う・・・」
マイ「だから、余計なことはやめようよ。私は、今まで通りに働く。このお店が私を受け入れてくれるんだったら、それでいい」
小野田(1連勤)「・・・色々、あったみたいだな」
小野田(1連勤)「話は聞いている。正直、耳を疑ったよ。 お客様を一瞬で逝かせるなんて・・・」
小野田(1連勤)「でも、マイさんの事情を知らずして、それを否定する権利は俺に無い。まず、一緒に働いて、マイさんを見たいと思う」
小野田(1連勤)「それで、受け入れることが出来るか決める。受け入れられない時は、それまでだ」
マイ「見てくれるだけ、嬉しい。最近はどこも門前払いだからさ・・・」
マイ「ありがとう、これからよろしく」
小野田(1連勤)「あぁ、こちらこそ」
小野田(1連勤)「まぁ、何かあったら俺に言ってくれ。嬢が働きやすい環境を作るのが、俺の務めだ」
小野田(1連勤)「さて、このお店のルール説明と、早速シフトも組んじゃおうか」
小野田(1連勤)「・・・あ、しまった、シフト表忘れた。悪い、今すぐ取ってくるから」
マイ「・・・小野田さん」
小野田(1連勤)「お、なんだ?」
マイ「はい、投げキッス」
小野田(1連勤)「っ!!」
マイ「働かせてくれるお礼と・・・」
マイ「これが、私の自己紹介ってことで」
小野田(1連勤)(な、何が起こった、逝った!? マイさんは、一瞬も俺に触れてないのに・・・!?)
小野田(1連勤)「・・・・・・」
小野田(1連勤)(事情は飲み込めないが、想像以上の女の子が来てしまったな・・・)

〇綺麗なダイニング
「あの人、やばくない?」
「客からクレームばっか。しかも、1分で客を逝かせるって、化物みたい・・・」
小野田(1連勤)「マイ、お疲れ様。仕事の調子はどうだ?」
マイ「・・・良いように、見える?」
小野田(1連勤)「あぁ、すまん・・・」
マイ「小野田さんが謝る必要は無いよ。私が悪いんだから」
小野田(1連勤)「いや、そんなこと・・・」
小野田(1連勤)「なぁ、普通にヤることは出来ないのか? マイの実力があれば、普通にヤるだけで人気が出そうだが・・・」
マイ「それは、絶対に無理。もしそれが出来るんだったら、すぐにでもそうしてる」
小野田(1連勤)「じゃあ、せめて事情を話してくれ。無理の一点張りだと俺らにどうすることも・・・」
マイ「それも、無理」
小野田(1連勤)「・・・そうか、じゃあ仕方無いな。もう好きにしていいって事だな?」
マイ「・・・仕方無いね」
小野田(1連勤)「・・・わかった、覚悟しておけよ」
マイ「・・・はぁ」

〇店の休憩室
マイ「なに、急に」
小野田(6連勤)「実は、話があってだな・・・」
マイ「あぁ、クビ? いつかは来ると思ってたよ」
マイ「・・・思ってたよりも、早かったけど」
小野田(6連勤)「あぁ、実はな・・・」
マイ「な、何これっ!?」
小野田(6連勤)「マイ専用のPRポスター、俺が作ったんだ。どうだ? 耐久系ホテヘル嬢」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:エピソード8

コメント

  • ポスター(笑)。こりゃあ「我こそは!」な人が来るぞぉ……(そして即死して帰る😂)

  • 小野田さん優しい〜!!これは好きになっちゃいますね😭結果的にどうにもできなくてもあんなに自分のこと考えてくれてるなんて惚れます…

    もしかしてこれマイさんとカレンちゃんと小野田さん(23日連続勤務)の3Pシーン見れる流れですか??

  • 回想シーンの、小野田さんの1連勤に驚いてしまいました! この頃はまだ休暇を取れていたのかと思ったところでの、何連勤にも耐えられるようになった真相が😂
    まさかのPRポスター✨ 熱量が迸っていますね😊

ページTOPへ