転生した妹と召還された兄

筑豊ナンバー

3、奪還(脚本)

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〇洞窟の深部
不知火 明花「クソ!!鎖が邪魔で届かねえ!!」
カーミラ・ミレー「人間が吸血鬼と正面から挑んで勝てるわけなかろう?」
不知火 明花「だったら!!」
カーミラ・ミレー「目くらましとは小癪な!!」
カーミラ・ミレー「・・・・・・」
不知火 明花(よし!完全に拘束した!!)
カーミラ・ミレー「こんな物!!!!」
カーミラ・ミレー「グッ!!」
不知火 明花「なっ!?」
カーミラ・ミレー「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
不知火 明花「関節外して無理やり拘束を解いた!?」
カーミラ・ミレー「・・・この程度の痛みで我を止められると思うな!!」
不知火 明花「クソが!!」
カーミラ・ミレー「逃さん!!」
不知火 明花「もう回り込まれた!?」
不知火 明花「早すぎだろあんた!!」
不知火 明花「ガハッ!!」
不知火 明花「ッ・・・」
「この洞窟に入った時点で貴様の負けは決まっていた」
カーミラ・ミレー「速やかに降伏せよ さすれば楽に殺してやる」
不知火 明花「いやだね!!」
カーミラ・ミレー「そうか!!ならば!!」
カーミラ・ミレー「見せしめとして痛めつけたのちに殺してやろう!!」

〇怪しい実験室
  大量の爪、大量の歯、大量の目玉、手足、そしてぐちゃぐちゃになった内蔵が部屋中に転がり異臭をはなっている。
  そしてその中央には──
アサ「アハッ!!あははははははははははははははははははははははははははははあははははあはははははははははははははははははは!!」
  狂ったようにように笑い続ける被験体のすがたがある。
???「全部再生したみたいだな!!」
アサ「あ?ああ!?」
アサ「うあっ!?」
???「今日は頭を切り落としても死なないか試すよ♪」
アサ「いや!!やめて!!!!」
???「そういわずに♪楽しもうよ!!」
アサ「い・・・や・・・来ないで!!」
アサ「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
???「なん・・・だ・・・とぉ!?」
「おいあんた!!」
杉本 継治「大丈夫か!?」
アサ「ヒッ!!!?やめて!!痛いことしないで!!何でも言うこと聞くから!!」
杉本 継治「まて!!おちつけ!!俺は君を助けに来たんだ!!」
アサ「もういや!!やめて!!」
「こっちだ!!」
杉本 継治「クソ!!すまん!!」
アサ「ヒッ!!いや!!離して!!」
アサ「むぐッ!!む──」
アサ「ぐあッ!?──・・・」
杉本 継治「これしかねぇか・・・」

〇黒
杉本 継治「・・・」

〇怪しい実験室
警備「・・・・・・」
「局長がやられた!!異常がないならこっちをてつっだてくれ!!」
警備「・・・了解」

〇ビルの地下通路
杉本 継治「何とかやり過ごせたか・・・」
アサ「アイ・・・カ・・・」
杉本 継治(この女・・・愛嘉を知っているのか?)

次のエピソード:4、決着

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