猫が決して死なない物語

資源三世

おまけ ~原案Ver~(脚本)

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〇空
  猫が絶対死なない話 原案Ver
  きっかけは猫
  ある国が開発した疫病を培養している試験管を、猫が落として割ってしまいました
  疫病は恐るべき速さで拡がり、パンデミックが起こりました
  けれど、その病気は人間にしか感染しなかったため、猫は無事でした。人類はじわじわと一割減りました
  疫病を垂れ流した国の責任を巡って論争になりました
  一触即発の緊張が走る中、Web会議の画面に猫が映り込み、一同はほっこりしました
  疫病の対応が遅れたため、人類は追加で一割減りました
  疫病で打撃を受けた国が、ついに実力行使に出てしまいました
  怒る国が戦略的に重要な施設を破壊すれば、疫病国が報復で破壊し返して、その戦火は拡大してゆきました
  猫が住むのは戦略的に影響ない地域だったので無事でした。
  人類は巻き添えで一割減りました
  食料工場が破壊されたため、世界は食料不足に陥りました
  しかし、戦略的にどうでもよかったキャットフード工場は無傷で残っていたため、猫達は食に困りませんでした
  人類はまた一割減りました
  食料不足の末に、キャットフードを狙う団体が猫を襲おうとしました
  けれど、猫を保護する団体がそれを阻止して、争いになりました
  猫達は自分達のために人間が戦っているなど知る由もありませんでした。
  人類はこの聖戦で一割減りました。
  小さな争いの火種は大きなひとつの争いに膨れ上がり、ついに世界戦争にまで膨れ上がりました
  しかし、猫は俊敏な動きでミサイルを避けて助かりました
  人類はさらに一割減りました
  人類が弱ったことを知った宇宙人が、攻めてきました
  宇宙人の力の前に人類は為す術なく、次々とキャトられ、残り一割になりました
  さすがの猫も、宇宙人の未知の科学力の前には歯が立たず、捕まってしまいました
  しかし、宇宙人は猫引っかき病に対する免疫がなく、しかも感染して全滅しました
  猫はみんな、無事に地球へ帰りました
  人類は衰退して、残り一割がゼロになりました
  猫達は平和に暮らしました
  おしまい

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