ミラクルマジカルガール

どんぐり

いよいよ新年!決意を新たに!(脚本)

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〇リサイクルショップの中
  いつものショップにて。
ハートフル「じゃあ私、行ってくるわね」
グレートフル「巫女さんのバイト、頑張ってね。テレビ番組、ちゃんと録画しておくから」
ハートフル「行ってきます!」
ジョイフル「年越しそば、出前して正解だったな」
ドクター・クワイエット「私がいい場所を見つけておきましたから」
デライト「大掃除も早めに終わらせて正解でしたね」
ファイン「お手伝いできてよかったわ!」
ジョイン「そうね!」

〇シックなリビング
春野桃子「お待たせ〜!」
春野雫「ちゃんとうまく持って来れたわね」
春野正幹「桃子も頑張って作ったから、きっとすごく美味しいよ!」
春野桃子「パパってば・・・」
メリー「そういえば、紅白歌合戦の後は、除夜の鐘を聴きに行くんでしょ?」
春野桃子「正解!樹くんも一緒だよ!」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木藍衣「そういえば、兄さんは夜勤だったわ」
夏木さくら「神社の警備でしょ?」
夏木智也「そういえば、正月はイギリスじゃあ1月1日までだったから、日本の正月は久々だよ」
双葉大輔「それ聞いたことあります」
双葉愛奈「そう言われると、日本でのお正月がいかに違うかがわかるわね」
夏木昭雄「除夜の鐘を聴きに行くのは、紅白の後だろう?」
夏木藍衣「そうよ!」
夏木佳子「逸れないようにしないとね」

〇綺麗なリビング
大久保樹「いよいよ紅白が始まるな」
大久保美来「天ぷらの盛り合わせと蕎麦の盛り合わせで、最高の年越しね」
大久保昭雄「そうだね。紅白が終わったら、神社へ出発だ」
大久保樹「そうだな」

〇ニューヨーク・タイムズスクエア
  一方、三村家は。
三村純一「泰、逸れるなよ。今夜はここでカウントダウンイベントがあるからな」
三村里香「スケートリンク、最初に行くんでしょ?」
三村泰「そうだね」
三村まこと「クリスマスシーズンが明日まで続いてるなんて、ちょっと得した気分かも」
橋本浩「そうだな。このわしに感謝しろ。年末ジャンボ1等を手にしたからな」
橋本聖子「それにしても、すごい強運ね」
  そう、三村一家は年越しをニューヨークで迎えることになっていたのだ。
三村泰(クラスメイトにウサギを預けておいて助かったよ)

〇おしゃれな居間
秋月萌黄「そろそろ紅白ね」
秋月雄二「ああ」
秋月響「毎年恒例ね」
秋月俊「響、今日は巫女さんのバイトじゃなかったか?」
秋月響「そうだったわ。この前研修に行き、やり方とかを教わってきたのよ。今日はその本番だし、頑張るわ」
秋月輝子「紅白歌合戦は録画しておくわ。紅白の後は除夜の鐘を聴きに行くわ」
秋月響「じゃあ、時間になったら行くわね」

〇綺麗なダイニング
冬元莉子「間も無く紅白ね」
冬元茜音「ウサギはお父さんに面倒見てもらうわ」
冬元あこ「そうだね」
冬元紀彦「わかった。あこ、茜音。ちゃんとお母さんの行くことを聞くんだよ」

〇コンサート会場
総合司会「みなさん、こんばんは! 紅白歌合戦の時間がやってまいりました! 僕は総合司会の天野淳一です!」
紅組総合司会「紅組総合司会の馬場久美と申します!」
白組総合司会「白組総合司会の三森孝宏です!」
総合司会「総合司会の氷川ハナです!」

〇シックなリビング
春野桃子「いよいよスタートしたわ」
メリー「桃子ちゃんは誰が好きなの?」
春野桃子「桃内薫さん!私の好きなアニメで主人公の声やってて、歌も歌ってるの!」
春野雫「出かけるときは、防寒着も気ないとね」

〇コンサート会場
総合司会「まずは紅組から行きましょうか」
総合司会「最初は人気DJダンスユニット、ブルーサファイアです!」
ブルーサファイアのメンバー「こんばんはー!私たち、」
「ブルーサファイアです!」
  やがてパフォーマンスがスタートした。

〇綺麗なリビング
大久保樹「すげぇ!」
大久保美来「樹ったら、今年の冬のライブが楽しかったようね」
大久保昭雄「すっごく喜んでたしな!」
大久保樹「そうかなぁ・・・」
大久保昭雄「サイリウム持って盛り上がってたしな!」

〇コンサート会場
総合司会「いやぁ、盛り上がりましたね!次はこの人です!」
栗本福「こんばんは!!栗本福です!」
総合司会「こちらはどのような衣装で?」
栗本福「PVの衣装です」

〇綺麗なダイニング
冬元茜音「私、栗本君のファンなんだから、出てくれてうれしいわ! お母さん、プレゼントのCD,ありがとね!」
冬元莉子「そういってくれると嬉しいわ!」

〇コンサート会場
総合司会「いやぁ、いいパフォーマンスでしたね! 続いてはこちらです!」
桃内薫「こんばんは、桃内薫です」

〇シックなリビング
春野桃子「あ!!出てきたわ!」
春野雫「よかったわね。切りのいいところでお風呂に入るのよ」
春野桃子「わかったわ」
春野雫「除夜の鐘を聞き終わって家に帰ったらすぐパジャマに着替えてね」
春野桃子「そうするわ」

〇コンサート会場
総合司会「どうもありがとうございました!続いてはこちらです!」
ブレイクスルーのメンバー「こんばんは!僕たちは、」
「台湾出身の人気バンド、」
「ブレイクスルーです!」

〇おしゃれな居間
秋月響「この曲が終わったら神社に行くわね。7時前にお風呂入って正解だったわ」
秋月雄二「巫女さんのバイト、頑張りなよ」
秋月響「じゃあ、行ってくるわ」
  響は神社のバイトへと出かけた。巫女のバイトをすることになっていた。正月の朝までの勤務だ。
秋月輝子「ウサギは及川君に預けたんでしょ?」
秋月雄二「ああ。終業式の時に頼んだら、引き受けてくれたさ」
秋月輝子「よかったわ。雄二、お風呂早く済ませなさい」
秋月雄二「わかった!」
秋月俊「紅白終わったら除夜の鐘を聞きに行こう。ただし、防寒対策を万全にしないとね」
秋月萌黄「そうね!」

〇コンサート会場
  こうして、紅白歌合戦は大いに盛り上がり、いよいよ結果発表となった。
総合司会「さて、これで全ての歌が終了しました!」
総合司会「それでは、投票を開始いたします!」
「サイリウムを掲げてください!」
総合司会「TVをご覧の皆様はリモコンの色ボタンを押して選んでください!」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木藍衣「私は白組にするわ!」
双葉愛奈「私は紅組ね」
双葉大輔「実は僕もだよ」

〇コンサート会場
総合司会「結果が出ました!なお集計に関しては、東西南北大学の野鳥研究会のご協力をいただきました」
総合司会「結果発表いたします!結果は・・・」
総合司会「紅組の優勝です!それではこれより優勝旗と花束の贈呈を行います!」
総合司会「それでは、来年が皆さんにとっていい1年間てあることを祈り、「蛍の光」を歌いましょう!」
  蛍の光が流れだした。
総合司会「それではこれをもちまして、紅白歌合戦を終了いたします!みなさん、よいお年を!」

〇シックなリビング
春野桃子「じゃあママ、パパ、行ってくるわね」
春野正幹「行ってらっしゃい。気を付けてね」
メリー「私がいるから大丈夫ですよ」
春野雫「気を付けてね。何かあったら巫女さんとかに言うのよ」
春野桃子「行ってきまーす!」

〇神社の石段
  神社前にて。多くの人だかりがいる。
大久保樹「いよいよだな、年越し」
春野桃子「そうだね!」
夏木藍衣「そういえば三村くんちは年越しはニューヨークで迎えるって言ってたわ。さっきLINE来てたの」
秋月萌黄「私のいとこが今オーストラリアにいるんだけど、もう年を越したとさっきインスタグラムで言ってたわ!」
冬元茜音「そういえばオーストラリアは3時間ほど早く、ニューヨークは14時間遅く時差があるわね」
山下俊樹「君たちも一緒か!」
春野桃子「山下君も来てたんだ!」

〇神社の出店
  神社の中。
山下俊樹「どれもおいしそうだね」
秋月萌黄「姉さんがいるわ!」
夏木藍衣「萌黄ちゃん!今巫女さん、すっごく忙しいわよ」
秋月萌黄「そうだったわ!」

〇神社の本殿
夏木翼「押さないで順番に進んでくださーい!」
女性警察官「できるだけ詰めずにお願いしまーす!」
夏木藍衣(頑張ってるわね、兄さん)
山下俊樹「そろそろ除夜の鐘が鳴るね」
大久保樹「人の煩悩の数と同じ108回鳴らすことで、年が越せるってことだな」
夏木佳子「いよいよ新年が来るわね」
夏木昭雄「そうだな」
お坊さん「ではこれより、除夜の鐘を鳴らしていきます」
  お坊さんは除夜の鐘を鳴らし始めた。
冬元莉子「いよいよ新年ね」
冬元茜音「来年は中学生だし、勉強も頑張るわ」
秋月雄二「来年は受験だし、進路のことも考えないとな。家族や先生と相談してみるか」
秋月萌黄「私も勉強頑張るわ」
  やがて、除夜の鐘が108回打ち終わると、町のどこからかで花火が聞こえた。新年がやってきたのだ。
お坊さん「以上になります」
  その時だった!
ダークネス「新年こそ、闇に染まってこそ素晴らしい!」
春野桃子「新年は明るく笑顔で迎えたいの!邪魔しないで!」
ダークネス「黙れ!出て来い、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
ダークネス「今日の獲物はこいつだ!」
お坊さん「そんなばかな!」
ダークネス「思いっきり暴れろ!」
  パニックに陥る神社!
「皆さん、危険ですので安全な場所へ避難してください!」
春野桃子「変身するわよ!」
大久保樹「ああ!」
「準備オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、果敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇神社の本殿
ダークネス「お出ましね!やっちゃいなさい!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルナイト「行くぜ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルナイト「ミラクルマジカルソードで決めてやる!」
チアフルナイト「喰らえ!」
チアフルエレガント「こっちだって! ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルエレガント「一気に決めるわ!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルポップ「私も!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルポップ「見てなさい!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルシック「こっちだって! ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルシック「行くわよ!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルスマイル「私も! ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルスマイル「行くわよ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
ディザスター「ディザスター!!」
ダークネス「こんなのあり!?」
チアフルスマイル「トドメを刺すわよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「了解!」
  チアフルナイトは、ミラクルマジカルソードを使って四葉のクローバーを円で囲んだ。
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  クローバーがパワーアップしていく。
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・・」
ダークネス「クライ様ー!」
  ダークネスは、ミラクルマジカルクローバーアタックを直撃し、死亡した。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇神社の本殿
お坊さん「私は何をしてたのだろうか?」
住職「それにしても、さっきのは一体?」
秋月響「萌黄!雄二!怪我は!?」
秋月雄二「ああ。なんとか怪我はないぜ。姉さん、巫女さんのバイトは?」
春野桃子(一件落着かな?)
秋月響「そうだ!早く戻らなきゃ!」
秋月雄二「ん?明るくなってきたぞ?」
大久保樹「初日の出だな!」

〇朝日

〇神社の本殿
  やがて、初日の出が境内を包み込んだ。
春野桃子「新年、始まったね」
大久保樹「今年は中学生だし、勉強も部活も頑張ろうな!」
夏木藍衣「そうね!」
秋月萌黄「その前に、残り少ない小学校生活を悔い無く過ごそうよ!」
冬元茜音「そうね!1日1日を大切にしましょう」
ハートフル「みんな!心配したのよ!怪我は無い?」
春野桃子「なんとかやっつけたわ」
デライト「心配したよ!」
ハートフル「無事で良かったわ」
デライト「それは何よりだよ」
  こうしてなんとか年を越せ、新年に向けて決意を固めた、桃子たちだった。

次のエピソード:いよいよ3学期!悔いなく過ごさなきゃ!

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