エピソード3『何度でもキミノ側に』(脚本)
〇男の子の一人部屋
──えと、なんだかんだで──
コロ《稲宮ロコ》「わたしたち、一緒になれました!」
コロ《稲宮ロコ》「『キミノくん』が学校から帰ってきたら、きちんと説明して、」
コロ《稲宮ロコ》「大事に飼ってもらわなきゃ!」
「ただいまー!」
コロ《稲宮ロコ》「いやん。幼妻ポジだ、わたし!」
コロ《稲宮ロコ》「お夕飯の用意しなきゃ!!」
「いやー!! なんか、2階からキモいウサギがっ!!」
「わ、母さん、その子はうちの子で、えと、わあぁぁぁ!!」
・・・・・・・・・・・・
コロ《稲宮ロコ》「戻ってきました。 ────お母様のご理解はまだまだです」
公野唯《キミノ ユイ》「ごめんよ、コロちゃん! あとでちゃんと言っておくから!」
公野唯《キミノ ユイ》「傷、大丈夫じゃないよね・・・、 ちょっと待って!」
公野唯《キミノ ユイ》「これを、──こうかな?」
公野唯《キミノ ユイ》「いや・・・、こうだ!」
公野唯《キミノ ユイ》「どうかな?」
コロ《稲宮ロコ》「・・・、 ま、まぁ、仕方ないか、」
コロ《稲宮ロコ》「そうだ、そんな事より!」
公野唯《キミノ ユイ》「・・・そんな事、なんだ」
コロ《稲宮ロコ》「『唯くん』うっさい! とっても、とーっても大事な事なの!」
コロ《稲宮ロコ》「『唯くん』は、解ってる?」
コロ《稲宮ロコ》「わたし達のせいで、 地球が何度も壊れちゃってる事」
公野唯《キミノ ユイ》「え、なんで?」
コロ《稲宮ロコ》「わたしが、『唯くん』を尊く想い過ぎる。 もしくは、」
コロ《稲宮ロコ》「ゆ、『唯くん』がわたしを尊く想って、くださると、」
コロ《稲宮ロコ》「この星が、爆発しちゃうの」
コロ《稲宮ロコ》「・・・・・・ほんと、だよ?」
公野唯《キミノ ユイ》「そうか、 僕も、なんか違和感覚えてた」
公野唯《キミノ ユイ》「けど、 一目見て、」
公野唯《キミノ ユイ》「・・・キミなんだと思った」
コロ《稲宮ロコ》「ど、どういうこと、かな」
公野唯《キミノ ユイ》「キミが、大事な、ナニカなんだって」
公野唯《キミノ ユイ》「・・・・・・心が騒いでた」
コロ《稲宮ロコ》「もう、もうやめよ」
コロ《稲宮ロコ》「ここでセーブしとこ?」
コロ《稲宮ロコ》「じゃないと、 地球を・・・、」
コロ《稲宮ロコ》「ごめんね。遅かった。もう、隕石がここへ向かってる」
コロ《稲宮ロコ》「ごめんね、『唯くん』」
公野唯《キミノ ユイ》「ううん」
公野唯《キミノ ユイ》「僕の事を好いてくれて、」
〇白
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切ないです(`;ω;´)🍀
😱
こ、この2人どうなるんですか
地球‥いや、
それより、
コロちゃんは
元の姿に戻れるんですか⁉️
あと、 BGM使いが上手いと思いました💕
相手を尊く思うと地球が滅びる仕組みのせいでどうしても自分の気持ちを抑えなきゃいけないのが切ない(´;ω;`)
この難しい問題をどう解決するんだろ❓そこの展開がすっごく気になっちゃう❗( 'ω' ≡ 'ω' )ソワソワ