ミラクルマジカルガール

どんぐり

みんなで一緒に!ニッコリ笑顔のクリスマス!(脚本)

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ミラクルマジカルガール
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〇シックなリビング
  クリスマスイブ当日。
  その日は昼間に待ち合わせて練習し、商店街でお披露目というスケジュールだった。
春野桃子「おはよう、パパ、ママ、メリーさん」
「おはよう」
春野桃子「クリスマスイブの今日、晴れててよかったわ」
春野雫「そうね。お昼に待ち合わせてリハーサルしてから、夕方に発表でしょう?」
春野桃子「そうだよ!」
春野正幹「午前中はどうするんだい?」
春野桃子「年賀状書いたりするわ!部屋の掃除も終わったし!」
メリー「夕方、見に行くわね」
春野桃子「ありがとう!」

〇綺麗なリビング
大久保樹「おはよう!今日はいよいよ発表だけど、午後から打ち合わせさ」
大久保美来「うさぎは桃子ちゃんの家の人に任せるんでしょう?」
大久保樹「そうだよ」
大久保昭雄「そうかい。午後、行くからね」
大久保美来「いい発表会になるといいわね」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木藍衣「おはよう」
「おはよう」
夏木藍衣「今日は午後発表会だから、今のうちに大掃除とかしておこうかと思うの」
夏木智也「良いアイデアだ」
夏木さくら「翼はもう直ぐ夜勤から帰ってくるし、あの後非番だって言ってたわ」
夏木昭雄「じゃあ、見に行けるな」
夏木佳子「猫はケースに入れておけば安心ね」
夏木藍衣「午後はお昼ご飯の後公民館で落ち合ってリハーサルして、夜に発表会よ」
夏木佳子「ちゃんと見に行くわね」

〇おしゃれな居間
秋月萌黄「おはよう」
「おはよう」
秋月雄二「今日はいよいよ発表会だな」
秋月響「午前中はうさぎの面倒を見るんでしょう?」
秋月萌黄「正解!それと、部屋の掃除は既にやったわ」
秋月雄二「あ、そうだ。俺まだ年賀状書いてねぇや。今のうちに書くわ」
秋月響「私も早いとこ書かなくっちゃ。お世話になった先生にも出したいしね」
秋月輝子「私は既に書いてあるわよ」
秋月俊「僕は、会社の面々にも書いたよ。取引先にもだ」
秋月雄二「俺も、早いうちに書くわ」

〇綺麗なダイニング
冬元茜音「おはよう」
冬元莉子「いよいよ本番ね」
冬元紀彦「本番は、夜からだから、出かける時はあったかくして行きなよ」
冬元あこ「今日はクリスマスイブで、明日は終業式とクリスマス!ワクワクするわ!」
冬元茜音「そうね!」
冬元紀彦「クリスマスディナーは明日の楽しみにしておこうな」

〇クリスマスツリーのある広場
  すっかりクリスマスムード一色な商店街。その一角では、ハートフルが散歩をしていた。
ハートフル「今夜、桃子ちゃんたちがクリスマスツリーのある広場で歌うのよね。楽しみだわ」
春野桃子「こんにちは!これから公民館で練習なの!今夜のパフォーマンス、楽しみにしてね!」
ハートフル「もちろん、見に行くわ!」

〇稽古場
  そしてここは、公民館の多目的室。
細川久美子「それでは、リハーサルを始めましょう。本番では、サンタクロースの衣装を着て披露しますよ」
北山修哉「それでは始めましょう」
  面々は、練習に励んだ。

〇リサイクルショップの中
  その頃、いつものショップでは。
「ありがとうございましたー!」
ジョイフル「お疲れさん!さっき商店街での福引やってきた」
グレートフル「どうだった?」
ジョイフル「旅行券だ。桃子ちゃんやあいつらも誘えるな」
グレートフル「何に?」
ジョイフル「冬のチーム合宿だ。親睦を深めるのさ」
ハートフル「後で私、みんなに伝える予定よ」
グレートフル「ハートフル、桃子ちゃんたちのパフォーマンスが楽しみだね」
ハートフル「店番はどうするの?」
ドクター・クワイエット「私が何とかするから、いってきなさい」
ハートフル「分かったわ」

〇稽古場
  夕方になった。
細川久美子「それでは出発しましょう」
北山修哉「はぐれないようにしましょう」
森月正彦「忘れ物をしないようにしましょう」
榎木麻衣「それでは出発しましょう」
春野桃子「いよいよ出発ね」
大久保樹「頑張って練習したしな」
三村泰「そうだね」
秋月萌黄「いいイベントになりそうな気がするわ!!」
夏木藍衣「私もそう思うわ」
冬元茜音「そうね!!」
夏木藍衣「そういえば、欧米ではお正月までクリスマス休暇で、1月2日から仕事だって言ってたわ。両親はイギリスで働いてたもん」
秋月萌黄「日本と大違いね」
冬元茜音「それと、ロシアでは1月7日はクリスマスでお休みだってテレビで言ってたわ」
三村泰「それ知ってる。宗教の関係だって」
春野桃子「そうだったの!?」
  一同は会場へと向かう。

〇イルミネーションのある通り
  17時。ついに本番となった。
イベントの司会者「それでは、クリスマスショーを始めたいと思います」
イベントの司会者「最後までお楽しみください!」
イベントの司会者「まずはこちらからです」
ピン芸人「はい、どうもー!今回は、クリスマスにまつわるネタを披露いたします!」
  最初は人気ピン芸人によるお笑いライブだった。
  会場は大いに盛り上がった。
ピン芸人「ありがとうございましたー!!」
イベントの司会者「続いては、こちらです!」
アイドル歌手「メリークリスマス、みなさん!人気アイドルの二階堂彩子でーす! 私のミニライブ、楽しんでくださいねー!!」
  会場は大いに盛り上がった。
アイドル歌手「ありがとうございましたー!!」
イベントの司会者「続いては、こちら!」
イベントの司会者「中央小学校の6年生による合唱です」
榎木麻衣「みなさん、最後まで楽しんでくれたら幸いです。それでは、どうぞ」
  その時だった!
クルエル「こんな楽しいショーなんぞ、所詮はただのお遊び。ここからは恐怖の時間だ」
春野桃子「帰ってちょうだい!!」
クルエル「やかましい!出てこい、ディザスター!」
「ディザスター!」
クルエル「今回はあいつらだ!」
「わーっ!」
クルエル「思いっきり暴れてやれ!!」
  会場は大パニックに!!
「大丈夫!?」
春野桃子「ファイン、ジョイン!!今クルエルが現れたの!」
「早く変身して!!」
春野桃子「分かったわ!」
春野桃子「行くわよ、みんな!」
大久保樹「ああ!」
「うん!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、果敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守って見せる!」

〇イルミネーションのある通り
クルエル「やはりお出ましか。やっちまいな!」
「ディザスター!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!ミラクルマジカルウォッチをタップして!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」
チアフルスマイル「それっ!」
クルエル「しまった!」
チアフルナイト「喰らえ!」
「ディザスター!」
チアフルシック「受けてみなさい!」
チアフルポップ「今度は私が相手よ!」
チアフルエレガント「行くわよ!」
「ディザスター!」
クルエル「あいつらめ・・・・!!!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「ああ!」
  4人が描いたハートがクローバーとなり、その周りを円で囲むナイト!
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  ミラクルマジカルハートライトのパワーで、無数のハートがクローバーからあふれ出ている!
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
クルエル「クライ様ーっ!」
  クルエルは、ミラクルマジカルクローバーアタックを直に喰らい、死亡した。
「みんな明るく、」
「笑顔♬」

〇イルミネーションのある通り
イベントの司会者「いったい何が起きたんでしょうか?」
イベントの司会者「わかりません・・・・」
春野桃子(一件落着かな?)
「ではこれより、中央小学校の6年生による発表です!」
  やがて、発表は成功に終わった!
江口充「大成功に終わったね!」
三村泰「そうだね!いい思い出になったよ!」
大久保樹「明日は終業式だし、早めに家に帰ろうぜ!」
  メンバーは、公民館に戻ることになった。

〇稽古場
  公民館にて。
榎木麻衣「皆さん、お疲れさまでした。いい発表でしたよ」
森月正彦「私たちからクリスマスプレゼントもありますよ。 ちゃんと持って帰ってくださいね」
榎木麻衣「明日は終業式ですので、遅刻しないでくださいね」
  一行はプレゼントをもらい、家に帰った。

〇シックなリビング
「ただいま!」
春野正幹「おかえり!桃子、これは何だい?」
春野桃子「先生たちからのプレゼントよ!」
メリー「発表、すごくよかったわよ」
春野雫「これは、クッキーね。晩御飯の後に食べたらどうかしら?」
春野桃子「そうする!」

〇魔王城の部屋
クライ「クルエルを失った!あの忌々しい連中め!」
ダークネス「敵を取らせてください!」
クライ「いいだろう」

〇教室
  翌日。その日はクリスマスであり、終業式だった。
春野桃子「今年はサンタさんから新しいストールをもらったのよ!」
三村泰「僕は好きなミュージシャンのアルバム!」
山下俊樹「僕は新しい貯金箱!」
江口充「僕はスノードームをもらったよ!」
冬元茜音「私はペンダントね!」
秋月萌黄「私はキャンディーボックスよ!」
夏木藍衣「私は、好きなテーマパークのアトラクションガイドブックをもらったの!」
大久保樹「俺は、新しい文房具セット!来年は中学生だからな!」
  やがてチャイムが鳴った。
大久保樹「先生だ!」
秋月萌黄「座ろう!」
榎木麻衣「はい、それでは通知表を配ります」
  先生は通知表を配布していった。その結果に一喜一憂する面々だった。

〇リサイクルショップの中
  放課後。
デライト「昨日のパフォーマンス、よかったよ」
ジョイフル「ああ!ハートフルからも聞いたよ。大活躍だったな!」
グレートフル「クルエルをやっつけたのはいいけど、ダークランドはまだ攻め入る可能性は否めないね」
大久保樹「そうだよな。俺らももっとパワーアップしなきゃいけねぇな」
ジョイフル「そうだ!お前ら明日から冬休みだろう?俺らも年末年始はゆっくり過ごす予定だよ」
春野桃子「そうなんだ!私たちもゆっくり過ごす予定だよ!」
夏木藍衣「でも冬休みの宿題だってあるわ!年賀状も書かなくっちゃ!」
秋月萌黄「それに、夜更かしはダメって先生が言ってたわ・・・・」
冬元茜音「規則正しい生活をしないとね」
  冬休みを前に決意を固める、桃子たちだった。

次のエピソード:いよいよ新年!決意を新たに!

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