魔力は常にアクションしないと回復しない

樹海の妖魔アウラウネ

プロローグ(脚本)

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〇西洋の街並み
  ここは何処にでもある普通の町、そこに常に魔力回復をしながら旅をする一般人がいた
ガラット「さてと、買い出しも終わったし次の町に移動しますか!」
ムルフ「その前に何か忘れてないか?」
ガラット「おお!いつも忘れるんだよな、アレなんだっけ?」
ムルフ「ペットショップでエサ買う予定だっただろ?」
ガラット「そうだった!すっかり忘れてた」
  森で野生にある岩塩を舐めようとしていたら”舐めたら死ぬよ”って忠告されて、とりあえず喋る犬だったので捕獲したのである
  そのまま岩塩で手懐けて仲間にする事にした、この時にしていたアクションは岩塩を舐めまわすと言う奇怪な行動であった
ポンカリ「僕の事も忘れないでね」
ガラット「忘れるはずがないだろ?君が必要なのはレギュラーだろ?」
ポンカリ「僕は機械じゃありません、全て天然のウォールナットで出来た人形です」
ガラット「わりぃ、また間違えちゃったよ」
  この人形は粗大ゴミとしてゴミの山に捨てらていたところにガラットが拾ったら勝手に動き出して後を付けて来た
  とりあえず喋る人形だったのでガラットはウレタン塗装してキレイに仕上げたら好意的になり仲間になるのである
ガラット「ポンカリは確か綿飴が欲しいんだっけ?」
ポンカリ「そうです、あの柔らかくてフワフワしたお菓子が大好きです」
ムルフ「ただの砂糖の塊なのに、それに以前だと?前にも食べたことあるのか?」
ポンカリ「生前は通常の人間だったけど誰かの魔法で人形化して、使えなくなった挙句には粗大ゴミに捨てられる始末、まったくこれだから」
ムルフ「人形化する魔法使いがいるのか?」
ガラット「えっ?マジかよww初見だよ」
ポンカリ「先週もその話したし、もう忘れたのかよ!それより早く綿飴買ってよ」
ムルフ「レギュラー満タンで3500チョリです」
ガラット「レギュラー満タン入りました!」
  レギュラー満タンのセリフアクションで魔力を20回復した
ポンカリ「また訳の分からんセリフで魔力回復とかマジ意味が分からん、てか魔力最大数どれくらいよ」
ガラット「それが自分のステータスを確認する事が出来なくてさ、俺が何の職業でどんな技を持ってるすら分かんなくてさ」
ムルフ「そんな事はいいからさ、早くプギーランのドックフード食べたいから、出ないと1人で行くぞ」
ガラット「1人で行けるなら早く行けよ」
ムルフ「じゃあお金頂戴、小銭はダメだよ手が器用じゃないから掴めないからよ」
ガラット「犬だから仕方ないよな?」
ムルフ「今すぐにてめぇのケツに噛み付いてやろうか?」
ガラット「冗談だ、2000チョリで間に合うだろ」
  ムルフは不機嫌ながらも1人でペットショップに向かって行った
ポンカリ「僕も1人で行くよ」
ガラット「まぁ、とりあえず2000チョリ出すから好きなだけ買ったら?」
ポンカリ「やったぜ!」
ガラット「とりあえず俺は2人が帰ってくるまで何してようかな~」
  ガラットがただぼーっと突っ立てるだけで魔力が2回復した
  しばらくするとババアがガラットの方にやってきた
セレブBBA「ちょっとアンタ!」
ガラット「えっ?僕です?」
セレブBBA「そうよ、アンタ以外に誰が居るの?」
ガラット「えっと僕に何か用ですか?セレブおばさん」
セレブBBA「”おばさん”じゃないわ、女王様とお呼びなさい」
ガラット「オーケーだ、太ったクソババアセレブさんよ、」
  煽りスキル発動で相手を『興奮状態』にさせて、魔力を30回復した
セレブBBA「もうなんなのよアンタは!さっきの犬といい、あんたも相当イカれてるわね!警備兵呼んで捕まえてやる」
ガラット「セレブババア髪の毛の色が変化してやがる、もしかして覚醒ってやつか?見た目によらずクソババアやばいな!」
  ガラットは逃げる事にした、急いでペットショップに向かうのである

〇ペットショップの店内
ガラット「とりあえず警備兵に呼ばれたら大変だから、早くあいつを見つけないと」
  するとそこへムルフが騒いでいた
ムルフ「コイツも可愛いな」
ガラット「まさかお前、未使用に手をだしたのか?」
ムルフ「未使用品ってなんだよ!そんな訳あるかよ、それよりさっきのババアがよ、ペット見てただけたのに叩いてきたんだよ」
ガラット「えっ?叩かれたの?なんで?まさかお前、誰に手を出したんだ?」
ムルフ「だから誰にも手を出してないし、怪我を負わす事なんかしてないぜ?まぁ危うく魅力されそうになったがな」
ガラット「なんだ発情してるのか、しょうがないな、見ててやるから一発やってこい!」
ムルフ「話きいてないよな?ならお望みの通りお前の柔らかいケツに噛み付いてやるよ」
ガラット「うわあああっ!」
  その頃、外では既に大騒ぎになっていた

〇西洋の街並み
一般警備兵「それで、貴方が見た不審者は今どちらに向かいましたか?」
セレブBBA「分からないわよ!早く見つけて捕獲しなさいよ」
一般警備兵「とりあえず出入口に警備兵が常にいますので、また何かありましたら声を掛けて下さい」
セレブBBA「とりあえず私もペットショップに戻るとしますか」
  ババアがペットショップに戻ろうとしたら地面に茶色い塊が落ちていた
セレブBBA「んふ~」
セレブBBA「あら?何かしらこれは?」
ポンカリ「当たれ!」
セレブBBA「ほわップ!」
  ババアに野生動物のフンをラジコン操作して滑らせた
ガラット「なんだ今の声は?」
ムルフ「今のババアの声じゃね?」
ガラット「声で分かるのか?」
ムルフ「当たり前じゃ」
  固定セリフ(当たり前じゃ)でガラットの賢さが1アップした
一般警備兵「なんだ今のババアの叫び・・・はっ!いやなんだ今の悲鳴は!?てか臭っ!」
セレブBBA「もう最悪、誰よこんなところに置いたのは!」
セレブBBA「もう許さん!」
ガラット「やべぇあのババア、かなり激おこ状態じゃね?」
セレブBBA「あっあんたは!警備兵!コイツが犯人よ!早く捕獲しなさい」
ガラット「あのババア、よりによって警備兵を呼び寄せやがった」
一般警備兵「貴方が町を荒らしている者ですね、抵抗すると重罪になりますよ」
ポンカリ「それは納得できませんね!」
一般警備兵「コイツ、何処から現れた?」
ポンカリ「もちろん地底からですよ?」
一般警備兵「意味が分からない」
ガラット「てか君、地底から来たの?」
ムルフ「地底から来たなら敵だな」
ポンカリ「僕は敵でも味方でもありません、どちらと言えば味方よりかと」
ムルフ「敵だな」
ガラット「しばらく黙ってようか、噛み合わなくなるから」
  その間にも騒ぎに駆けつけた警備兵が大量にやってきた、3人は慌てて逃げようとしたが警備兵に八方塞がりにされてしまう
セレブBBA「もう観念しなさい、後でたっぷりとお仕置してあげるから」
ムルフ「ババアうざいから先に倒してからこの町から脱出しよう」
ポンカリ「このババア、結構魔力高くね」
ムルフ「ヤバっ、今更だけどこのババア魔力が通常の人より2%高いことにびっくりしない」
ガラット「2%って、微妙な数値だな」
  ババアは汚い棒で魔法を唱えた
セレブBBA「あたし、こう見えて昔は18流の魔法使いだったのよ」
ガラット「魔法使い18流?ランク低くね、どうなってんだ?このクソババアは」
セレブBBA「クソババアって舐めるのも大概にしなさいよ!喰らえ火炎放射器」
ムルフ「このババア、やばいぞ」
ポンカリ「あれですよね”汚物は消毒だ”っていいますよね?」
  固定セリフ(汚物は消毒)で味方全員に火耐性をかなりアップさせた
セレブBBA「どうよ、火炎放射器の威力は」
ガラット「これ魔法じゃなくて重火器使ってないか?てかエフェクト派手だけどまったくダメージを受けてないのは何故だ?」
セレブBBA「なんだって!だったらもう一度火炎放射器で」
ガラット「警備兵さん、目の前に本当の危険人物がいるから捕獲しましょう」
一般警備兵「確か貴方の言う通りこれはババアが明らかに周囲に危険な行動を取っているので捕獲しましょう」
  警備兵がババアを複数で囲んで取り押さえようとしたら暴れだした
セレブBBA「触らないで私のどこが悪いって言うのかしら?」
ポンカリ「まだ自分の状況が理解出来ないとは残念です、せめて私の必殺技で鎮めるしかありませんね」
ガラット「必殺技、まさかド派手なエフェクト使ってやっつけちゃうのかい?」
ムルフ「ポンコツ人形に必殺技があったところで別に期待はしてない」
ポンカリ「待ってて下さいよ、遠い過去の住民を呼び寄せますからね」
  ポンカリは携帯電話を取り出して緊急連絡先に電話した
ポンカリ「貴方の出番が来たので出てきて下さい」
ハンター「久しぶりだね、ランポス狩り以来だね」
ガラット「やばいぞ!ランポス狩りだって!?」
ムルフ「とりあえずハンターとポンコツ人形とババア3人はまとめてキレイに片付けようか!」
おじさん「許可する!」
ガラット「えっと・・・だれですか?」
ムルフ「とりあえず関わると余計におかしくなるから全員まとめてやっつけるぞ」
ガラット「とりあえず頭が混乱して何をしていいのか分からなくなってきた」
ムルフ「ここはとりあえず爆弾を置いて逃げましょう」
ガラット「なんだって!爆弾!?」
  固定セリフ(なんだって!?爆弾!!)で爆発系の武器の威力が400倍にアップした
ムルフ「それじゃ、爆弾を設置してあとは逃げましょう」
ガラット「とりあえずみんな!ごめん」
  皆が揉めている間に爆弾をそっと置いて町から脱出したのである
  町でいきなり大爆発して木っ端微塵になったのである

〇草原の道
ガラット「とりあえず町が一瞬にして消えたな」
ムルフ「ツァーリ・ボンバー並の威力だったな」
ガラット「いやいやツァーリ・ボンバーだったなら俺達もう一緒に巻き添え受けて死んでるからね」
  ツァーリ・ボンバーの名前を相手に言うだけで防御力と攻撃力を下げる技を覚えた
ガラット「てか今気が付いたけど俺のステータスが確認できるようになった件について」
ムルフ「マジかよ、オメーのステータス表示してみろよ」
  ガラット、職業、家具屋
  攻撃力0
  防御力0
  知力5
  素早さ2
  体力100
  魔力56
  必殺技
  ツァーリ・ボンバー
  汚物は消毒
  当たり前じゃ
  1頭300ポンド
  魔力回復する為にはアクションもしくは食べ物でもごく僅かしか回復しないため食べ物での魔力回復は非推奨
ガラット「へぇ、ステータスが表示されるだけでもいいかって思ったけど俺のステータスやばくね」
ムルフ「てか1頭300ポンドってなんだよ」
ガラット「詳細が載ってないけど試しに使ってみるか!」
  ガラットは1頭300ポンドのスキルを発動して魔力50を消費した
ムルフ「魔力50消費ってたかくねーか?」
  すると突然、背景と人物が登場するのである

〇断崖絶壁
仕切りボス「それじゃみんな手分けして探そうか」
賞金稼ぎハンター「いつでも行けますよ、なんたって今回の捕獲対象は野生のゴリラですから余裕ですよ」
罠師ハンター「捕獲するなら俺の仕掛けた罠で生け捕りに出来ますよ」
  船で無人島にやってきた複数の密猟者がゴリラを捕獲しにやってきた
仕切りボス「それじゃみんな、ゴリラだからと油断しないように野生でも襲われたら無傷ではいられないからな」
  そして密猟者達は森の中に進む

〇密林の中
仕切りボス「この周辺にゴリラの群れがいそうだな」
仕切りボス「それじゃゴリラを生け捕りにするから殺さないようにね」
仕切りボス「みんな麻酔銃は装備したね?」
賞金稼ぎハンター「ああ、いつでも行けるぜ!」
罠師ハンター「私も問題ありませんよ」
仕切りボス「それじゃ狩りの始まりだ」
  野生のゴリラを捕獲する為に複数のハンター達がさらに突き進む

〇アマゾン川のほとり
  野生のゴリラはエサを食べていた
賞金稼ぎハンター「さっそく発見したぜ」
  遠距離から麻酔銃を構えて撃つ
  ゴリラはそのまま動けなくなって横に倒れた
賞金稼ぎハンター「やったぜ!」
  ゴリラを生け捕りにして複数のハンターは引っ張って船まで向かって行く
  そして数時間後には船に大量のゴリラが運ばれた

〇島
罠師ハンター「ボス!そろそろ船の容量がいっぱいににるから引き揚げましょうよ」
仕切りボス「そうだね、大量に捕獲したゴリラを裏ルートで”1匹300ポンド”で売れば大儲けだね」
罠師ハンター「さすがボスだぜ!」
  こうして密猟者達は生け捕りにしたゴリラを船で運搬して裏ルートで売却して大金を手に入れたのである

〇草原の道
ガラット「ん?なんだ今のは?」
ムルフ「俺に聞かれても分からん、だが今のは一体なんだった?」
  するとそこへ悪魔が現れた
ヴァレリア「初めまして私はヴァレリア、いきなりだけど心配しないでね?敵じゃないよ」
ヴァレリア「私は夢を再現し、それを現実にして貴方に力を与える者です、先程のは動物を1匹殺害する事でお金が貰えるスキルです」
ガラット「悪魔が急に現れたぞ?」
ムルフ「ガラット!不用意にそいつに近付くな!コイツ見た目によらず禍々しい魔力を放ってやがるぞ」
ヴァレリア「悲しいです、とても悲しいです、どうしたら仲良く出来ますか?」
ムルフ「仲良くならねーよ!ガラット、さっさと行くぞ!」
ガラット「まぁ誰だか知らないけど、そういう事だからじゃあな」
  するとヴァレリアはムルフに近寄って毛繕いしてきた
ムルフ「てめぇ!何する気だ!噛み付いてやる」
ヴァレリア「怖くない、怖くない、いい子!いい子!フワフワした毛皮の触り心地、堪らないわ、ブラシで綺麗に毛並みを整えるわよ」
ムルフ「まぁそこまで言うなら仕方ないな」

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