ミラクルマジカルガール

どんぐり

年の瀬の衝撃!ヘイト襲来!(脚本)

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〇魔王城の部屋
アンガー「お役に立てず、すみません」
クライ「まあいい」
ヘイト「でしたら私に行かせてくだされ」
クライ「行ってこい」

〇綺麗なリビング
大久保樹「じゃあ、俺はもう行くから」
大久保美来「そういえば樹、商店街でのイベントの話は進んでるの?」
大久保樹「クラスのみんなで合唱するんだよ!」
大久保昭雄「それは楽しみだね」

〇白い玄関
春野桃子「じゃあ、行ってくるね!」
メリー「私もそろそろ行きますかね」
春野雫「気を付けてね」
春野正幹「パパもそろそろ行くよ。今度の週末、正月の準備とかもしないとね」

〇川に架かる橋
春野桃子「樹君、クリスマスはどうするの?」
大久保樹「そりゃ家族でやるさ。お前も来る?」
春野桃子「もちろんよ!」
夏木藍衣「私は家族で祝うの!去年はお父さんもお母さんとオンラインだったけど、みんなで祝えるなんてハッピーね!」
山下俊樹「楽しみだね!」
冬元あこ「お姉ちゃんと一緒のクリスマス、楽しみ!」
冬元茜音「そうね!」
秋月萌黄「そういえば先日、妹のあこちゃんの誕生日だったでしょ?」
冬元茜音「そうよ。この前誕生日だったの!」
冬元あこ「プレゼント、うれしかったよ!」
冬元茜音「来月は私の誕生日があるわ!」
秋月萌黄「すっごく楽しみね!」

〇教室
榎木麻衣「はい、皆さんおはようございます」
  「おはようございます!」
榎木麻衣「今月の後半には商店街でのクリスマス会でのコーラス発表会があります。6年生のクラス全員で行います」
三村泰「わくわくします!」
脇田こころ「私もです!」
榎木麻衣「しおりとプリントを帰りの会で配布しますので、保護者にも見せてくださいね」

〇商店街
  その日の午後。
ジョイフル「年末ともなると、福引の準備とかもあるし、大掃除とかもやんなきゃいけないが、俺は早めに進めるぞ!」

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「ただいまー!」
グレートフル「お帰りなさーい!」
春野桃子「いまみんなで冬休みとかに関する話をしてたの!」
ハートフル「冬休みというと、年末年始はいろいろあるのよね!」
大久保樹「初日の出の後の初詣も楽しみだぜ!」
夏木藍衣「音楽番組のクリスマススペシャルや紅白歌合戦もあるし、正月の特番も楽しみね!」
秋月萌黄「でも、冬休みの宿題や大掃除、年賀状もあるわ・・・」
冬元茜音「早めにやらないといけないわね・・・」
デライト「こっちは少しずつ始めてるさ」
ドクター・クワイエット「ごもっともです」
「クリスマスイベント、私たちも商店街の一員として参加する予定なのよ!」
春野桃子「楽しみ!」

〇おしゃれなリビングダイニング
  その夜。
夏木藍衣「商店街でのクリスマスイベント、楽しみ!」
夏木翼「僕もその日、非番だったら行けるよ」
夏木さくら「クリスマスイベントって、確か6年生全員で歌を歌うんでしょ?」
夏木藍衣「そうだよ!」
夏木智也「クリスマスイベントもいいけど、大掃除も始めないとな」
夏木佳子「そういえば、商店街で福引イベントがあるって聞いたわ」
夏木昭雄「毎年恒例のイベントだもんな」

〇おしゃれな居間
秋月雄二「いよいよ年末年始だな。期末試験も悪くない結果だった」
秋月響「私も悪くない結果だったし、年末年始はいっぱい楽しいことができるわね」
秋月萌黄「クリスマスイベント、楽しみになってきたわ!」
秋月俊「僕は今度、忘年会で遅くなるよ」
秋月輝子「わかったわ。羽目を外さないでね」
秋月俊「輝子ちゃん、大丈夫だよ。ちゃんとタクシーとかで帰るから」
秋月響「そういえば、来月演劇部の冬公演だったわ!」
秋月俊「頑張っておいで」

〇綺麗なダイニング
冬元あこ「そういえば、お父さん、今夜忘年会だったわね・・」
冬元茜音「大丈夫かしら・・・」
冬元莉子「大丈夫よ」

〇居酒屋の座敷席
  その頃、茜音とあこの父親はというと、忘年会を楽しんでいた。
会社の上司「いやぁ、今日は満天の星空でよかったなぁ」
冬元紀彦「私、北海道出身なんですよ。家内と娘も星が好きでしてね」
会社の上司「おお、そうか。私の姪っ子が長野に住んでて、時々SNSで夜空の写真を送ってくるんだよ」
女性社員「そうなんですか。私は、父が科学館で働いてるんですよ」
冬元紀彦「なるほど!」

〇綺麗なダイニング
冬元莉子「じゃあ、私、お風呂沸かしてくるわね」
冬元茜音「沸いたらすぐに入るわ」
冬元あこ「一緒にお風呂入りたいな」
冬元茜音「いいわよ!」

〇リサイクルショップの中
  数日後。
春野桃子「今日はパパが忘年会なんだって」
大久保樹「それにしても、子供だって忘年会ぐらいはやりたいけどな・・・」
城之内珠璃「元気出して。クリスマス会やお正月があるじゃない!」
城之内花江「そうよ!プレゼントもいっぱいもらえるんだし!」
春野桃子「それもそうね!」
大久保樹「クリスマスイベントで歌も歌うしな!今日も練習してきたぜ!」
夏木藍衣「そういえば、私もう大掃除始めてるわ!」
冬元茜音「年賀状、私も書き始めたわ!」
秋月萌黄「そういえば、今日お兄様が総合的な学習の時間で畑作りやってて、今日収穫した野菜で料理作って食べてくるって言ってたわ!」
ハートフル「何を作ってるの?」
秋月萌黄「じゃがいも。種芋から植えて作ってるって言ってたわ!」
夏木藍衣「そういえば、ジョイフルさんたちは?」
ハートフル「裏で大掃除とかしてるって」
秋月萌黄「店長さんも大変ね」
ハートフル「それ言ったら、私だって結構頑張ってるわよ」

〇商店街
  商店街の外。
ヘイト「この賑わいを、恐怖の時間に染めてやろう」
  ヘイトは、指を鳴らすと、こう叫んだ。
ヘイト「出て来い、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
ヘイト「今回はあいつが獲物だ」
  ディザスターがとりついたのは、とかげだった。
ディザスター「ディザスター!!」
ヘイト「暴れるぞ!」

〇リサイクルショップの中
大久保樹「なんだ、今の!?」
城之内花江「ディザスターだわ!場所は商店街の中よ!」
城之内珠璃「店は私たちで何とかするから、早く行って!」
大久保樹「わかった!」
春野桃子「みんな、急ぎましょう!」
「オッケー!」

〇商店街
  悲鳴の上がる商店街!
ヘイト「誰も止められない」
ディザスター「ディザスター!」
  「そんなこと、させない!」
ヘイト「何者だ!?」
春野桃子「やっぱりダークランドの仕業ね!」
ヘイト「そうだ。俺はヘイト。今日こそお前らを始末する!」
春野桃子「そんなこと、させないわ!変身しましょう!」
大久保樹「ああ!」
夏木藍衣「準備オッケー!!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、果敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇商店街
ヘイト「お出ましか!やっちまえ!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「みんな、行くよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルナイト「行くぜ! ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルナイト「行くぜ!」
チアフルナイト「チアフルソードを喰らえ!」
ヘイト「何をもたついている!」
チアフルエレガント「覚悟なさい! ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルエレガント「それっ!」
ヘイト「しまった!」
チアフルポップ「私が相手よ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルポップ「行くわよ!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルシック「こっちも行くわよ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルシック「覚悟なさい!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「行くわよ!ミラクルマジカルウォッチ、タップ!」
チアフルスマイル「それっ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
ヘイト「うぐぐ・・・!」
チアフルスマイル「トドメを刺すわよ、みんな!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「わかった!」
  5人の描いたクローバーが大きくなっていく!
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!」
  クローバーから溢れ出る無数のハート。
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇商店街
ヘイト「今度はそうはいかんぞ」
春野桃子「なんとか上手くいったわね」
大久保樹「ああ!」
夏木藍衣「そろそろ、家に戻りましょう」
秋月萌黄「そうね!」
冬元茜音「早く帰って、宿題と年賀状、大掃除を進めたいわね!」
春野桃子(そういえば、書き初めの宿題、いつ始めたらいいかしら?)

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「大掃除のことだけど、私は何をやればいいかな?」
メリー「お手伝いや、自分の部屋の掃除を進めたらどうかしら?」
春野桃子「ありがとう!」
春野雫「冬休みの宿題も、早めにやらないとね」
春野正幹「大掃除と年賀状、今のうちから始めるのも悪くないね。 パパは年賀状を出す人、決めてるよ」
春野桃子「私は樹くんとかに書く予定だよ」
  冬休みに向けて準備を進める桃子であった。

〇魔王城の部屋
クライ「しくじりやがって!」
ヘイト「すみません・・・・」
クルエル「じゃあ、またわらわが行くとしよう」
クライ「健闘を祈るぞ」

次のエピソード:みんなで一緒に!ニッコリ笑顔のクリスマス!

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