Dear📧Friends〜瑠璃色の未来

ゆきんこ

#6 ミッションは遊園地デート♥(脚本)

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ゆきんこ

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〇遊園地の全景

〇遊園地の広場
音夢(ネタム)「What's that」
音夢(ネタム)「YOUはナニしにテーマパークへ?」
緋色(ヒイロ)「音夢に誘われるのは気が進まなかったんだけど」
緋色(ヒイロ)「優海も一緒ならと思って!」
音夢(ネタム)(こんのエロガキがあァッ!)
音夢(ネタム)「へ〜そうなんだ〜(棒読み)」
音夢(ネタム)「それにしても」
音夢(ネタム)「誘ったくせに、音夢クンたら遅いね」
音夢(ネタム)「事故とかトラブルに巻き込まれてなきゃいいけど・・・」
緋色(ヒイロ)「刺されても死ななかったんだから、事故くらい平気でしょ!」
緋色(ヒイロ)「あんなお邪魔虫は無視して、 先に2人で回ろうか!」
緋色(ヒイロ)「ムシだけにw」
音夢(ネタム)「・・・アタマ沸いてる?」
緋色(ヒイロ)(優海冷たい!)
「ごめんなさ〜い! 色々用意してたら、遅れちゃったあ」
緋色(ヒイロ)「遅いぞ!」
優海(ゆうみ)「ゴメン!」
優海(ゆうみ)「2人とも、楽しむ準備は出来ている?」
優海(ゆうみ)「じゃーん!」
音夢(ネタム)「なんコレ?」
優海(ゆうみ)「ニャニャパークといえば、 『ニャニャ猫』ハットだよ〜!」
優海(ゆうみ)「お揃いでリンクコーデしたくて、事前購入したんだ〜!」
優海(ゆうみ)「LETS Enjoy☆ニャニャパーク!」
優海(ゆうみ)「リピート アフター ミー!」
「お、おう・・・」
優海(ゆうみ)「もー! ノリ悪いんだからあ☆」
音夢(ネタム)(俺のキャラ、どんどん崩壊してるし!)
緋色(ヒイロ)(アタマ沸いてるな、コイツ)

〇ジェットコースター
音夢(ネタム)「フギャアアア──!!」
音夢(ネタム)「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」
音夢(ネタム)「ずうぇったい、死んじゃうウウウー!!」
緋色(ヒイロ)「優美!落ち着いて」
緋色(ヒイロ)「俺が居るから大丈夫!」
音夢(ネタム)(コイツ・・・。 どさくさに紛れて優海の手を・・・!!)
優海(ゆうみ)「キャア〜! たっのしぃ〜♥」
優海(ゆうみ)「ねえ、皆でバンザイしよ〜よ!」
優海(ゆうみ)「せーのっ!!」
「無理!!」

〇メリーゴーランド
優海(ゆうみ)「わーい、わーい!」
緋色(ヒイロ)「オマエ、チビッコよりテンション高いな!」
緋色(ヒイロ)「恥ずかしくないの?」
優海(ゆうみ)「恥ずかしくない! たっのすぃー♥」
緋色(ヒイロ)(それに引き換え・・・)
音夢(ネタム)「チッ!」
音夢(ネタム)「コレのどこがチビッコ向けアトラクションなんだよ!」
音夢(ネタム)「意外にスピードあるし、謎にグルグル回る上に、コレに上下機能は要らんだろ!」
音夢(ネタム)「ブツブツブツブツブツブツ・・・」
優海(ゆうみ)「アハハハ〜。 乗ってる間、ずっと文句言ってるつもり?」
優海(ゆうみ)「怖いだけじゃん!」
音夢(ネタム)「ば、バカ! 怖いんじゃない」
音夢(ネタム)「幼児向けと謳いながら、三半規管と恐怖心を煽るような機能は如何なものかと・・・」
優海(ゆうみ)「じゃあ、ポールから手離せる?」
音夢(ネタム)「バカッ!! 手を払うな!!」
音夢(ネタム)「死ぬわ!」
優海(ゆうみ)「キャハハハ!!」
優海(ゆうみ)「たっのすぃ〜♪」
緋色(ヒイロ)(なんだろう。 この違和感は・・・)
緋色(ヒイロ)(でも、こんなの久しぶりだな)
緋色(ヒイロ)(昔はよくこうやって3人で遊んでたのに)
緋色(ヒイロ)(いつから音夢とケンカするようになったんだっけ)
  アアアアアアア!!

〇黒
???「2人とも、仲良いなあ!」
???「アイコンタクトしたり、お互いにしか分からない話をしたり」
???「やっぱり俺の知らないところで付きあっているのかなあ!」
緋色(ヒイロ)「クッ・・・!?」
緋色(ヒイロ)「・・・頭の中で、誰かが話しかけてくるようだ」
緋色(ヒイロ)「止めろ」
緋色(ヒイロ)「胸が・・・締めつけられる」
緋色(ヒイロ)「ムカつく・・・。 ムカつくんだよ・・・!」

〇お化け屋敷
音夢(ネタム)「うわ! 都合良く雨かよ・・・!!」
優海(ゆうみ)「お化け屋敷で雨宿りしよ♪」
音夢(ネタム)「そうなると思っていたよ!」
緋色(ヒイロ)「優美は昔からお化け屋敷得意だったから、嬉しいよな!」
優海(ゆうみ)「そうそう! 逆に俺は苦手で、優美の後ろに隠れて入っていたよね」
音夢(ネタム)「ああ〜そうね〜そうだったんですよね・・・」
緋色(ヒイロ)「何かテンション下がってない?」
優海(ゆうみ)「2人ずつしか入れないみたいだから、先に行っていいよ!」
音夢(ネタム)「ゆ・・・音夢クン・・・」
緋色(ヒイロ)「良いの!? じゃ、行こうよ優美!」
音夢(ネタム)「ったく、覚えてろよ〜」
優海(ゆうみ)「ごゆっくり〜♪」

〇暗い廊下
音夢(ネタム)(こっ、怖いよ怖いよ)
緋色(ヒイロ)「優美、震えているの?」
緋色(ヒイロ)「可愛いね♥」
音夢(ネタム)「へっへっ、へーきよへーき」
  トントン
音夢(ネタム)「音夢クン何よ」
  トントントン
音夢(ネタム)「だから、怖がらせないでってぇ・・・」
緋色(ヒイロ)「優美、それ・・・」
音夢(ネタム)「ギッ」

〇お化け屋敷
「ギャアアアアア嗚呼ッ!?」
優海(ゆうみ)「アッ、虹。 雨が止んで、良い感じ!」
優海(ゆうみ)「ワクワク♥ 2人の距離、縮まったかなあ?」

〇遊園地の広場
緋色(ヒイロ)「今日は意外に楽しかったよ!」
緋色(ヒイロ)「俺、今日までの締切あるから帰るね」
音夢(ネタム)(チッ。 ちゃっかり小説家様の自慢かよ)
優海(ゆうみ)「バイバ~イ、また明日ね!」
優海(ゆうみ)「音夢クン、お疲れ様♪」
音夢(ネタム)「マジで疲れたぜ・・・」
音夢(ネタム)「こんなんで、俺の好感度って本当にあがったのか?」
優海(ゆうみ)「さあね」
優海(ゆうみ)「でも、間違いなく楽しい思い出にはなったでしょ」
音夢(ネタム)「じゃ、俺たちも帰ろうぜ」
優海(ゆうみ)「あ、待って」
優海(ゆうみ)「最後に・・・優美のお願いも聞いてくれる?」
音夢(ネタム)「最後だぞ!」
緋色(ヒイロ)「・・・!」
緋色(ヒイロ)「やっぱりアイツら・・・」
  許せない
  2人とも、不幸になれば良いのに

〇観覧車の乗り場
優海(ゆうみ)「一度、観覧車からの夕陽が見たかったんだ!」
音夢(ネタム)「ホッ。 無茶振りが来るのかと思ったぜ」
優海(ゆうみ)「酷いな〜音夢クン! まるで私がワガママ女みたいじゃない」
音夢(ネタム)「まるでじゃなくて、そのまんまだろ」
優海(ゆうみ)「も〜! 相変わらず意地悪なんだから〜」
優海(ゆうみ)「今君は、可愛くてフレッシュなJKなんだからあ、」
優海(ゆうみ)「もっと明るく素直になりなさいよね!」
音夢(ネタム)「俺が女だったら、素直で物静かなJKになるけどな」
優海(ゆうみ)「も〜!! あー言えばこー言う!」
スタッフ「最終便で〜す」
音夢(ネタム)「ほら、順番だ。 乗ろうぜ」
優海(ゆうみ)「かわいくないっ!」
優海(ゆうみ)(私だって、もっと素直になりたいのに)

〇観覧車の上
「わあ、思っていたより高いね!」

〇観覧車のゴンドラ
優海(ゆうみ)「見て! 山が見える」
優海(ゆうみ)「アッチがTV塔だから、家はコッチかな?」
優海(ゆうみ)「ねえねえ。 隣に座って、コッチから見てよ〜!」
音夢(ネタム)「しょーがねえな」
音夢(ネタム)「ん〜。 TV塔がアッチなら、家はコッチだろ」
優海(ゆうみ)「そっか。 音夢クンは、何でもよく知ってるよね!」
音夢(ネタム)「優海よりはな!」
優海(ゆうみ)「可愛くないなあ! そーゆーとこが・・・」
優海(ゆうみ)「キャッ!」
音夢(ネタム)「何だ? めちゃくちゃ揺れたぞ!?」
優海(ゆうみ)「地震!?」

〇遊園地
スタッフ「フアァ。 徹マン連チャンはキッチーな」
スタッフ「早く帰りてー」
スタッフ「お待たせ! 相変わらず女子トイレ混んでたわ〜」
スタッフ「ウイーッス」
スタッフ「あれ? もう観覧車止めたんだね」
スタッフ「今日はあんまり利用客居なかったからな」
スタッフ「大丈夫? 目開いてないよ」
スタッフ「もうダメ。 帰ってメシ食ってクソして寝る」

〇観覧車のゴンドラ
音夢(ネタム)「オイオイ・・・まさかコレって」
音夢(ネタム)「ゴンドラ止まってないか?」
優海(ゆうみ)「まさか!?」
優海(ゆうみ)「オオーイ!」
優海(ゆうみ)「まだ乗客が居るよー!!」
音夢(ネタム)「聞こえるわけねーよ。 1番上だぞ」
優海(ゆうみ)「園の受付に電話・・・」
優海(ゆうみ)「エッ、圏外!?」
音夢(ネタム)「絶望的だな」
優海(ゆうみ)「そんな・・・」

次のエピソード:#7 観覧車でドキドキ度MAX!

コメント

  • 遊園地は楽しいですね‼
    音夢だけじゃなく、緋色の方もネタム呪いの心理が現れて…いよいよドラマチックになってきました‼
    やっぱり三角関係は闇堕ちですね~、違うか…
    先が楽しみですm(^^)m

  • 優海ちゃん(中身)のテンションや個性が魅力的で、この三角関係をずっと見ていたくなりますね😊
    そんな恋愛要素や、入れ替わりモノの楽しさ、そしてファンタジー要素と、盛りだくさんの要素をゴチソウサマです😋
    愉快な遊園地シーンですが、絶叫系が得意でない私は音夢クンに同情的な目線で見てしまいました😂

  • 遊園地デート! そこでさっそく緋色君は積極的に優美にアピールしてるけど今は中身が音夢だからなぁ、音夢の方は内心かなりきついんじゃないだろうか🤔。あとそんな空気に気づかない優美ちゃん、案の定緋色君を自覚なく勘違いさせて最後に期待通り修羅場フラグを立てた(笑)←このシーンの時思わずあちゃ~って声がでちゃいました。
    次回も楽しみにしてます

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